【レビュー】モンベル ドライワッフル フットベッド|効果は弱いがコスパ良し。インソールを気軽に替えたい人に

   今年に入ってから登山靴は軽量なモンベルの「マウンテンクルーザー200」を履いています。

   片足で400gを切っているので、持ち上げた足が軽く、山をサクサク登ることができます。


   ただ、軽い分だけクッション性も弱く感じられ、長い距離を歩くと足の裏が痛くならないかが心配でした。

   そこで、インソールを同じモンベルの「ドライワッフル フットベッド」に入れ替えてみることにしました。

   結果的に、少しだけ足への負担が和らぎ、少しだけ歩きやすくなりました。

   この劇的でない弱めの効果が、このインソールの利点だと思います。

   以下、詳しく紹介していきます。


特徴は?

   このインソールの特徴は、次の3点です。

  • 約1500円と安い
  • つま先側はメッシュ素材で通気性が良い
  • かかと側は硬めの素材で安定感がある

外観をチェック

   左が裏面、右が表面です。

モンベル ドライワッフル フットベッド

   つま先側がメッシュになっているのがわかります。

   また衝撃の吸収するための特殊なジェル素材は使われておらず至ってシンプルです。


   斜めから見てみます。

モンベル ドライワッフル フットベッド つま先側


モンベル ドライワッフル フットベッド かかと側

「マウンテンクルーザー200」にもとから付属しているインソールと比較してみます。

※"mont-bell"と書かれているのが「ライワッフル フットベッド」。裏地が青色が付属のインソール

モンベル ドライワッフル フットベッド と付属のインソールの比較

モンベル ドライワッフル フットベッド と付属のインソールの比較

モンベル ドライワッフル フットベッド と付属のインソールの比較


   ドライワッフル フットベッドの方が少し厚みがあり、形状もしっかりしています。

   ただ写真だとうまく伝わらないですね(^_^;)


   登山靴に「ライワッフル フットベッド」を入れてみました。

モンベル ドライワッフル フットベッド in 登山靴

履き比べた感想

「マウンテンクルーザー200」に初めから付属していたノーマルなインソールと「ドライワッフル フットベッド」とを交互に入れ替えて、町中を数百mほど歩いてみました。

   どちらが歩きやすかったか?


   1巡目はどちらがいいとも言えませんでした。

   まだ馴染んでないせいか「ドライワッフル フットベッド」の方がちょっといまいち?


   2巡目になると、足や靴に「ドライワッフル フットベッド」が馴染んできてノーマル品よりも快適に歩けるようになりました。

   アスファルトから受ける足へのダメージが少し減って、歩きやすく感じます。

   かかと側の材質が硬めで少し厚みがあるため地面からのダメージを軽減しているものと思われます。


   良さそうな感触だったので、このまま「ドライワッフル フットベッド」に入れ替えて夏の北アルプスを縦走してきました。


実際に登った山

「マウンテンクルーザー200」と「ドライワッフル フットベッド」の組み合わせで3つの山を登ってきました。

   夏の槍穂縦走(テント3泊4日)

   雨飾山日帰り

   富士写ヶ岳(石川)日帰り


   どの山も足裏が痛くなることなく登れました。

「ドライワッフル フットベッド」の効果も多少はあったのではないかと思います。


   なお、つま先側のメッシュの効果(通気性の良さ)はよくわかりませんでした。蒸れはしませんでしたが、インソールを入れ替えて通気性がどれくらいアップしたのかは???です。


終わりに

   モンベルのインソール「ドライワッフル フットベッド」についてレビューしました。

   入れ替えることで歩行時の足への負担が少し改善できます。

   劇的な改善はありませんが、それは裏を返せば、インソールの形状が極端に変化していないということであり、クッション性を求めるあまり厚く大きくなりすぎて靴や足に合わない可能性が低いということでもあります。

   同じモンベルの登山靴ならば今のインソールの形状から大きく変わることもないですし、値段も安いので気軽に入れ替えて試せます。

   インソールを変えるのってうまく合わないと逆に足が痛くなってお金の無駄になったりしますからね。

   モンベル「ドライワッフル フットベッド」ならそういう失敗も少ないのではないかと思います。

   なにせ安いですし、そもそも形状も大きく異なっていませんから。

   その代わり効果も弱めですが。


コメント