【ネタバレあり】ゴースカvol.8感想|愛聴家倶楽部らしい企画満載!最高でした

    スピッツのFC限定ライブ"Go!Go!スカンジナビア vol.8"に参加してきたので、ネタバレありで感想を書きます。

   参加したのは11月12日(土)のぴあアリーナMM会場です。

スピッツ ゴースカvol.8 ポスター

感想の前に

   ライブの感想の前に、4年後(!?)のゴースカのために備忘録がてら会場や公演時間などについて残しておきます。


会場について

   今回のゴースカはコロナの関係もあってライブハウスではなくアリーナでの開催でした。

   この日の会場は横浜にある「ぴあアリーナMM」です。

   僕はもちろん初めて行く会場です。

スピッツ ゴースカvol.8 旗

   会場までは横浜のYCAT(バスターミナル)から速歩きで15〜20分くらい。

   横浜駅からだと20〜25分くらいだと思います。


時間について

   17:30開場、18:30開演で、終了したのが21:03でした。

   約2時間半の公演です。

   終演後は、規制退場となり、僕は最後尾の退場でしたが、21:20には外に出られました。

   1万人ほどの会場ですが、スムーズな退場だったと思います。


持ち物について

   IC内蔵の会員証と身分証明証が必要です。

   僕はマイナンバーカードを持参しました。


物販について

   16時前に現地に着いたら、長蛇の列ができていて、人気のトレカやボアジャケットはすでに売り切れていました。

   朝から並んでいた人もかなりいたようです。


   2017年に開催された3050アリーナツアー(長野)に行ったときは物販で並んだ記憶が無かったので、売り切れのスピードの速さに驚きました。

   あの頃に比べてファンが増えたのかなー。嬉しいような、なんとも複雑な気分。


   とりあえず今回のライブでのみ使えるライトバングルのみ購入しました。

   ちなみにこれは場内でも販売していて、そこでは並ばずに買えました(^_^;)

スピッツ ゴースカvol.8 ライトバングル

ステージについて

   ステージの左右には巨大なスクリーンが設置されていて、ライブ中はリアルタイムでスピッツのメンバーが映されていました。

   ステージの上下左右にはかわいいネオンサインがいっぱい飾られていて賑やかでした。

   どれもスピッツのメンバーの手書きのイラストが素になっているそうです。

   ラジオは草野さん、犬は﨑山さん、花は田村さん、ミカンズは三輪さん、など。


   中央にはステージから延びる花道があり、アリーナ席は左と右に分断されていました。

   この花道の先には小さなステージがありドラムセットも置かれていました。


席について

   自分の席は当日わかります。抽選です。

   僕は運が良いことになんと1階の田村さん側の3列目でした!

   スピッツメンバーが近かったです。


   なお、退場は4階席からで、1階の前列は一番最後でした。



   いよいよ次からライブの内容になります。

   ネタバレ注意!



ライブの内容

   時系列で、僕が印象に残ったところ(=覚えているところ)を中心に紹介していきます。


君と暮らせたら

   1曲目は「君と暮らせたら」でした。

   アルバムラストの曲をライブの最初に持ってくるという演出が憎らしい!

   でも爽やかな曲なのでスタートにぴったりでしたね。

   じわじわと気持ちが上がっていきます。


俺のすべて

「三日月ロックその3」「恋する凡人」と汗をかく曲が続いて、まさかの4曲目が「俺のすべて」。はやっ!

   ここでスピッツ1,2を争う盛り上がり曲をやっちゃいますか。

   この先どうなってしまうんだ!?


   草野さんのタンバリンあり、﨑山さんのドラムソロあり、で鉄板の盛り上がり。

   個人的に熱かったのはステージの左隅を見たらスタッフさん十名くらいが縦ノリで手拍子していたことです。

   RADWIMPSの例の天気の子の合唱のシーンを思い出す、と言えばわかるでしょうか。なんかすごいパワーを感じました。


謎の曲!?

   最初のMCの前か後に、知らない曲が流れました。

「新曲」とも言われないし、インディーズ時代の曲にしては雰囲気が新しいし何だろうと思っていたら後半になって「あかりちゃん」か「あかさたな」であろうと推測できることがあり、さらに家に帰ってからセトリを調べたら「あかりちゃん」だとわかりました。

   CD音源になっていない(たぶん)ので初めて聴いた気がします。


僕はきっと旅に出る

   大好きな曲なのにあまりライブで聴けないので今回聴けて嬉しかったです。

   僕は旅が好きなので歌詞の内容ももちろん好きです。全編、琴線に触れます。

   なによりも「青い翼広げながら」という本来ベタなはずの歌詞が開放的で心地よく響いてくれるのが素敵です。


紫の夜を越えて

   生で聴いたら想像を超えてめちゃくちゃかっこよかったです!

   特に﨑山さんのドラムが力強くてすごかった。

   左のシンバル(かハイハット)を叩いた後に一瞬で右のシンバルを叩く動作が、まるで光が反射しているように直線的で高速で機械のようで、見ていてほれぼれしました。

   かっこいいいいいいいい!

   DVDが発売されたら絶対にこのシーンは見逃せません。


   ここから後半戦!

   ゴースカならではのファンクラブ限定ライブらしい企画が続きます。


花道を歩く

   まずスピッツのメンバー4人がクージーを残して花道を歩いて後方にあるドラムセットの前に集まります。

   ここでゆるーいトークを交えながら次の4曲を披露しました。


ライトバングルと光の演出

   曲ごとにライトバングルの色を統一してみようということで、花道に点いているLEDランプの色にしたがってライトバングルの色を切り替えました。

スピッツ ゴースカvol.8 ライトバングル 点灯

   記憶がおぼろげですが、

「仲良し」はピンク、

「ナンプラー日和」はオレンジ、

「謝々!」はブルー、

「エンドロールには早すぎる」はイエロー

   だったと思います。


   全部の曲で「え?その曲のイメージカラーはそれなんだ」と意外に思っちゃいました。

   自分だったら上からオレンジ、レッド、ピンク、ブルーかなぁ。


   会場中が同じ色の光できらきら光っているのはとてもきれでした。

   事前にSNSでライトバングルは買っておいた方がいいよーというお話を聞いて買っておいて正解でしたね。

   手元のスイッチで光の色を変えるのも楽しかったし、会場の一体感が得られて嬉しかったし。


駆け抜けた田村さんが戻ってきたら!?

   もとの正面のステージに戻ってきて「愛のことば」「運命の人」「8823」と演奏して、「8823」は想像通りの盛り上がり!!

   めっちゃ飛び跳ねました!

   そしていつも以上に田村さんがすごいことに。


「誰よりも速く駆け抜け」の歌詞で田村さんがベースを持って花道を駆け抜けていったかと思ったら、戻ってきたときにはベースを持っていませんでした。

   ベースどうした!?


投票曲ベスト3発表

   アンコール前にゴースカ恒例の当会場の人気投票ベスト3の発表(と歌の披露)がありました。

   3位 夜を駆ける

   2位 スピカ

   ときて、良くも悪くも手堅い、と思いました。

   果たして1位は……!?


まさかの1位!

   1位はまさかの「大好物」でした!

   投票しなくても歌ってくれそうなのにーー。

   3位票が集まった感じなのかな。

   一番サプライズ感がないものが選ばれたというサプライズ感がありました。

   意外すぎて、良くも悪くも驚きの1位でしたね。


   そしてライブで聴く「大好物」はやっぱり名曲でした。

   このサビはキャッチーでいいですよね。すぅっと耳に入ります。

   それでいて歌詞もいい。


アンコールの手拍子の代わりがまさかの!?

「大好物」のあとメンバーは退場します。

   ここでアンコールの手拍子になるかと思いきや……


   なんと、スクリーンに人気投票の1位から15位が順に映し出されるという企画が!


   覚えている限りで言うと、

   1位の「大好物」は440票くらいでした。

   会場の1万人が3票投票できると考えると、意外と少ない気がしますね。

   かなり票は割れたのかな。

   6位が「猫になりたい」、15位が「魔法のコトバ」でした。

   この15曲はほぼセットリストに入っていたように思います。

「あかりちゃん」や「あかさたな」も入っていました。


会報にあったオーダーメイドスーツも

   さらにさらにビデオは続いて、次は会報で連載されていた「オーダーメイドスーツ」が完成してそれを試着するメンバーの様子が映し出されます。

   これはプライベート感もあって、見ていて微笑ましい!

   当然、この後、このスーツを着てメンバーが登場するであろうことに期待が高まります。


   このビデオの演出はゴースカならでは。垂涎モノです。たまらねー。(怪しい)


   で、ビデオの後には期待通りスーツに着替えたメンバーが登場!!

   否が応でも会場は沸き立ちます。


   みなさんかっこよかったですが、三輪さんが一番自然に着こなしていたように見えました。


そこでチェリーとな

   草野さんの掛け声のもと、再びメンバー4人が花道を歩きます。

  本当にただただ歩いて行って帰ってくるだけなのですが、その様子を見ているだけでなんか楽しい。

   そして草野さんがチェリーをBGM代わりに口ずさんでくれているではないですか!

   今回ロビンソンもチェリーも空も飛べるはずも楓もなかったのですが、まさかここでこんな形でチェリーを聴けるとは!

   これはなんかレア音源(!?)で嬉しい。

   少しかすれた優しい感じの声にうっとりしました。


ラスト3曲

   ラストは「あかさたな」「サンディ(新曲)」「1987→」でした。

「あかりちゃん」に続いて「あかさたな」も僕は知らなくて、「新曲?え、何?」って感じで戸惑いながら聴いてました。

   同じライブ中に2曲も知らない曲があるとは……まさかの勉強不足ですね。スピッツは深い。


   最後は「1987→」でボルテージがんがんに上がりまくって、体に貯まった悪い気を全部吹き飛ばしてくれるようでした。


   ええ、もう最高に楽しかったです!

   スピッツありがとう!!


む す び

   ライトバングルの光の演出、花道をただ往復するだけのスピッツメンバー、人気投票のスクリーンでの結果発表、スーツを試着する様子のVTRなど、ゴースカらしい企画が盛り沢山でとても楽しかったです。

   なにより僕にとっては4年ぶりのスピッツライブなので、本当に嬉しかったです。来れてよかった。


   とても満足して帰路に着いたのですが、夜行バスに乗って冷静になってみたら、自分が聞きたかった曲が1つも演奏されなかったなーと。(前回のゴースカでいうところの「船乗り」や「サ「サンシャイン」のようなレア曲もなかったですし)

    ちなみに僕が投票したのは「花と虫」「流れ星」「さらさら」でした。どれもライブで聴いたことがなかったので。

   あと、たぶん無いだろうなぁと思いつつ期待したのはアルバム「見っけ」の曲でした。MIKKEツアーもNEW MIKKEツアーも行けなかったので「見っけ」の曲をどれか一つでも生で聴きたかったです。


   まあ、そんな話は細かいことと思えるくらいライブ全体が想像を超えて楽しかったからいいんですけどもね。


   次はオリジナルアルバムのツアーに参加したいな!

   そして4年後にあるであろうゴースカにももちろん参加したい。

   できれば次はライブハウスで、もう少し近場だったら嬉しいなー。


フォトスポット

   会場の外、物販の列の近くにフォトスポットがありました。

   歴代の会報がずらり。

   ただ、ここも長蛇の列だったため並ぶのはあきらめて、柵の外からちょこっと失礼して撮りました。

スピッツ ゴースカvol.8 フォトスポット

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