【登山】9月の雨飾山|笹平の爽快感と山頂の眺望が魅力!

    9月17日、シルバーウイークの初日に長野の雨飾山を登ってきました。

   本当は長野の戸隠山、飯縄山を麓で一泊して登る予定だったのですが台風が来ているってことで急遽予定を変更しました。

   でも雨飾山は晴れていて眺望も最高だったので登れてよかったです。


   雨飾山は10月になると紅葉を見る登山客で激混みするそうですし、8月は標高が2000m弱しかないので暑そうですし、9月の今頃が混まず暑すぎず、わりとちょうど良い時期だったのではないかと思います。

雨飾山 笹平

金沢から小谷へ

   3時半に起床し金沢を3時50分出発。

   北陸道を走って、途中の越中堺PAで朝食休憩。

   国道148号線の道の駅「小谷」で小休憩。

   登山口に到着したのは7時頃でした。


駐車場の混み具合は?

   7時の時点ですでに登山口前の第1駐車場はいっぱいで、第2駐車場までの路肩にも車が停まっていました。

   ただ第2駐車場はまだまだ空いていました。(下写真参照)

雨飾山 第2駐車場

   下山後も第2駐車場は少し空きがあったので、9月の中旬ならそこまで混まないのかもしません。

   なお、途中に立てられていた看板によると、9月23日から10月の某日まで紅葉シーズンの交通規制がかかるようです。


雨飾山登山

   それでは行ってみましょう!

   7時5分スタート。


登山口

   第2駐車場から登山口までは5分ほどです。

雨飾山 登山口

雨飾山 登山口

   登山口にはトイレ、休憩所、自販機(飲み物と携帯トイレ)があります。

   水場もありますが「煮沸してください」と書かれていました。


   登山届を出していざ出発!!

雨飾山 登山口

木道

   最初は木道です。


   途中で木道が分岐していました。

雨飾山 木道

   右は新しくできた道だそうです。

   しばらく歩くと本線に合流します。


X/11?

   とっても親切なことに道の途中に標識があり、あとどれだけ歩けばいいのかがわかるようになっています。

   登山口から山頂までを11分割していて、分子が1進むと400m進みます。

   ということは山頂までは4400mですね。往復で8.8km。

雨飾山 標識 1/11

   途中の登りの一コマ。

雨飾山 ブナ

   ブナの木の白色と葉っぱの緑のコントラストが眩しい。


ブナ平

   ちょっとだけ開けた場所。

   まだ歩き始めたばかりだったので飛ばしましたが、休憩に良さそう。

雨飾山 ブナ平

水場

   標高1500mぐらいまで上がると6番目の標識があり、このあたりから水の音が聞こえてきます。

雨飾山 標識 6/11

   このあと下りになり、下った先が水場です。

雨飾山 水場

   たくさんの人がここで休憩してました。

   川の水が冷たくて気持ちよかったです。

雨飾山 水場

   奥に見える三角のお山が雨飾山だと思うのですがどうでしょう。


   なおここの川を上るのではなくて横切ります。

   道を間違えないように注意です。


急登が続く

   ここからどんどん急登になります。

雨飾山 急登


   はしごが登場したりします。

雨飾山 急登

   振り返ると焼山が見えます。(登山中は「戸隠山」かと思っていましたが調べたら違ってました)

雨飾山 焼山

   思ったよりもハードな登山です。

   とはいえ、いつも担いでいる重いテント道具がなくて今日は日帰りリュックで軽いのでスイスイ上がっていっちゃいました。


   またこの付近に9/11の標識があり、行きも帰りもここで休憩している方がいました。

   登りがきついのでこの標識が目に入ると休憩したくなる気持ちもわかります。


笹平

   手を使うような急な登りを終えると広い平らな場所が現れます。

   笹平です。

   わっと目の前が開けた瞬間の開放感と爽快感がたまりません!

雨飾山 笹平

   笹平を歩きます。

   右手には日本海。

   空も海も青い!!

雨飾山 笹平 日本海

雨飾山の女神

   笹平から少し登って振り返ると、登山道がまるで女性の横顔のような軌跡を描いているのが見えます。

   これを「雨飾山の女神」と呼ぶそうです。(年配の方に教えてもらいました)

雨飾山の女神

   鼻から顎のラインがビューティフォーです。


   なお、このあたりは山頂までの最後の急登になります。

雨飾山 最後の登り

   頑張ってよじ登りましょう。


山頂!!

   そして、山頂に到着!


   峰が2つあり、奥が本当の山頂になります。

   2時間10分で着きました。思ったよりも早かったです。


   ここで昼食を取ることにします。


   手前の頂上。

雨飾山 山頂

   奥の頂上。

雨飾山 山頂

   晴れているので眺望がすごいことになってます。

   近くは北アルプス。

雨飾山 山頂からの北アルプス

   遠くは南アルプス。(一番奥の霞んでいる山々)

雨飾山 山頂からの南アルプス

   快晴の山頂は最高ですね。


   いつまでも風に吹かれて眺めを楽しんでいたかったですが、どんどん登山客が登ってきて渋滞しそうだったので、30分ほどしたら下山することにしました。


   山頂の賑わい↓

雨飾山 山頂の賑わい

下山

   下山は同じ道を引き返します。


   登山口には11:40ごろ到着。

   コースタイムは昼食休憩込みで約4時間30分でした。


雨飾高原キャンプ場

   おまけで登山口にあるキャンプ場の様子も載せておきます。


   まずは手前にある登山者用キャンプ場。

雨飾高原キャンプ場 登山者用

   公称30張りだそうですが、30も張るとかなりカツカツかも。

   この日は数張りのテントがありました。


   登山者用キャンプ場から階段を上がると、ファミリーキャンプのできるキャンプ場があります。

雨飾高原キャンプ場 管理棟


   謎のドア。

雨飾高原キャンプ場 謎のドア


   このドアを開くと……?


   オートキャンプ場と思われる区画も少し見ることができました。

雨飾高原キャンプ場


   会社の先輩がファミリーキャンプで使ったことがあり、なかなか好評でした。

   そのうち家族で来てみたいなぁ。


鎌池

   下山後、少し寄り道して鎌池というところに寄りました。

鎌池

   池を一周すると40分かかるそうです。

   僕は池の全体が見えるところまで歩いて引き返しました。

   登山した後に回りたいと思うほどテンションが上がらなかったので。


   家族でキャンプ場に泊まりに来て観光するにはちょうどいいかと思います。


雨飾荘の横の露天風呂

   最後は下山後のお楽しみの温泉です。

雨飾荘の横の露天風呂


   雨飾荘から少し歩いたところにある露天風呂に入ってきました。

   無人です。協力金を払います。

   なかなか野性味あふれる露天風呂です。洗い場とかはありません。

   あ、男女は分かれています。

雨飾荘の横の露天風呂

   疲れた足が回復。気持ちいい~。



   帰りは道の駅「小谷」に寄って、家族へのお土産に信州そばを買いました。

   自分へのお土産は日本酒です。その名も「雨飾山」!!

日本酒 雨飾山


   溶けるように甘いのに、度数が高くて後味は辛め。おいしいです。


む す び

   今回初めて雨飾山を登りましたが、コースの絶妙なハードさ、山頂からの眺望、そして笹平の爽快感。どれも素晴らしかったです。

   金沢からはちょっと遠いので日帰りはもったいなかったなぁ。

   できれば1泊して近くの山をもう1つくらい登りたかったですね。

   あるいはテント泊の装備で南北に縦走して往復するのもアリかも。(途中でテントを担いで登っている人に会いました)


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