T-SUQAREは活動歴も長くアルバムも桁違いにたくさん出ています。
そのため、どんなアルバムがあってどのアルバムから聴いたらいいか、がわかりづらいです。
そこで僕が持っているT-SQUAREのアルバムの感想を年代順に紹介していきます。
今回紹介するのは40, 41, 42枚目のアルバムです。
そしてこの記事の最後に3枚の中で僕が一番おすすめのアルバムを発表します。
なお、僕はT-SQUAREのアルバムを全て持っておらず、デビューから2006年ごろまではベスト盤的な「Wordless Anthology I ~ V」でカバーし、2006年以降の”BLOOD MUSIC”からはオリジナルアルバムをほぼ全て持っているという現状です。
40th AL "NEXT"
2014年に発売されました。
今回紹介する3枚の中では、僕が聴きたいと思っているT-SQUAREを最も聴かせてもらえるのがこの「NEXT」です。
軽快で楽しくてご機嫌な楽曲が多いです。
全体の印象は、近未来の都市をポップに描いたアルバムジャケットのとおりです。都会的でポップでおしゃれ。さらさらと聴けて、耳障りがいいです。
おすすめは①「You're The One」、②「Thank You」、③「Shine」、④「Snow Walker」、⑦「Kiss and Cry」。
①は力強く扉を開いたようなパワフルさがたまりません。
②③⑦は都市高速をビューンって走っているような爽快感がいい。
特に⑦は後半のギターソロも疾走感があって好きです。
ギターと言えば、④もギュインギュイン鳴っていて痛快です。
全体的にすごく良いしお気に入りのアルバムなのですが、「NEXT」というわりには次世代感がないのがちょっぴり惜しい。これまでにない何かもプラスしてほしかったです。
41th AL ”Paradise”
2015年に発売されました。
大きなウミガメのジャケットが印象的です。
タイトルは「パラダイス」ですが、僕の感想では「ヴァカンス」に近いです。
3週間ほどの長い休暇を取って海辺の町でまったり過ごす感じ。
激しめの曲も少なめですし。
おすすめ曲もゆったりめの曲から選んでみます。(いつもは激しい曲が好き)
⑤「彼女と麦わら帽子」、⑥「Eternal Glory」、⑨「夏の終り」です。
⑤は風に吹かれて飛んでいきそうな麦わら帽子を抑えて浜辺を歩く彼女の姿が浮かぶようです。
⑥はきれいなバラードです。なんとなく異国の星空が浮かびます。
⑨は「夏が終わっちゃうから寂しいーー」って感じではなくて「たくさん遊んだし明日からもがんばりますか!」って感じでカラッとしているのが良いです。
42th AL "TREASURE HUNTER"
2016年に発売されました。
ジャケットはモトクロスバイクがガリガリと岩場を蹴散らして進んでいくイラストですが、アルバムの楽曲からはそこまでの迫力は感じられません。
どちらかというとランタンを片手に未知の洞窟やジャングルを探検するようなイメージのほうが合っているように思います。
なのでF1のテーマソングで往年の名曲である「Truth」のようなものを期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
と、最初から否定的に書き出してしまいましたが、もちろん良い曲もあります。「宝を探す人」というアルバムタイトルの通りワクワクする楽曲もちゃんとありますし。
おすすめは①「Treasure Hunter」、③「Metro7」、⑧「Scissors Paper Rock」です。
①は冒険の幕開け!という風な壮大な始まり方がかっこいいです。
③はゴリゴリしているのが好き。⑧は中盤のベースに注目です。
全体的には悪くないのですが、ジャケットのインパクトと楽曲の内容が一致してなくて、それがマイナスになっている印象。惜しい。
一番おすすめのアルバムは?
2014年代からのT-SQUAREのアルバム3枚を紹介しました。
このなかからおすすめするのは「Paradaise」です。
いや、一番好きなのはアップテンポな曲も多くて最もよく聴く「NEXT」なのですが、まったりした雰囲気で秀作の「Paradaise」をここはあえて推してみました。
なんだかんだで「Paradaise」は「激しくはないけどつまらなくはない」という構成で他のT-SQUAREのアルバムにない特徴があって貴重だなと。
次回は「REBIRTH」以降の感想を予定しています。
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