ロク漫 第241回|「優しさ」で出来ている「ムーディ・ブルースで漫遊記」

 

 

ムーディ・ブルースで漫遊記

   今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記はワンアーティスト特集で「ムーディ・ブルース」にスポットが当てられました。


「ムーディ・ブルース」は1964年にイギリスバーミンガムで結成された60年代バーミンガムを代表するバンドです。

   初期はR&Bを演奏していて、70年代はプログレ、80年代以降はよりポップになり、現在は活動を休止しています。


   草野さんはムーディ・ブルースの音楽性について「優しいメロディと哀愁を感じるメロトロンの音が特徴」と言っていました。


   特に「優しさ」については、何度も言及していて

「⑤はディスコビートになっている。でも基本的に優しい

「ラストアルバムの『ディセンバー』は究極的に優し

優しさに飢えているときはオレもムーディ・ブルースを聴き続けたい」

   と「優しさ」のオンパレードでした。


   最後に草野さんは次のように話してました。

「今回あらためて聴いて、おこがましいですけどもスピッツと近いと思いました。基本的に優しいけどそこかしこにロック魂が散りばめられている。……自分で優しいと言っちゃうのはロクな奴じゃないですが」


   いえいえ、激しいロックと優しさ(弱さやさみしさ?)が同居しているのは、まさにスピッツの長所ですから!


オンエアリスト

① 水色の街 / スピッツ

② Go Now / The Moody Blues

③ Nights In White Satin / The Moody Blues

④ Ride My See-Saw / The Moody Blues

⑤ The Story In Your Eyes / The Moody Blues

⑥ Country Girl / Justin Hayward

⑦ Gemini Dream / The Moody Blues

⑧ 悩み多き者よ / 斉藤哲夫


メモ書き

   以下、草野さんのコメントを箇条書き。

  • ②「Go Now」は全英一位の初期のヒットナンバー
  • ③「Nights In White Satin」は彼らの代表曲。草野さんが彼らを知った曲。オーロラを見ながら聴いたら素敵だろうな。
  • 3rd, 4thアルバムはアルバム1枚で1つのストーリーを感じさせるような構成をしている
  • ⑤「The Story In Your Eyes」はジャケ買いした。「とげまる」で参考にした


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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