医王山登山|ビジターセンター〜三色泉〜白兀山〜箱屋谷山

   7月に入りようやく今年始めての登山に行ってきました。


   場所は毎度おなじみの地元 医王山です。

   ただ今回は登山口をいつもと変えてみました。


   いつもは湯涌温泉や医王山スポーツセンター側から登るのですが、今回は北側の医王山ビジターセンターから登ることにしました。

   実はこれまで何回も医王山を登ってきて、こちら側から登るのは初めてです。

   せっかくビジターセンター側から登るならということで、これまで行ったことのない三色泉、箱屋谷山を回ってみることにしました。


   ということで、今回の医王山登山のハイライトは三色泉、箱屋谷山の2箇所です。

医王山 三色泉

登山コース

   ガーミン245で測定したコースマップです。

医王山 コースマップ

ビジターセンター

大沼

三色泉(往復)

三蛇ヶ滝(往復)

小兀(昼食)

白兀山

地蔵峠

箱屋谷山

ビジターセンター


   昼食含めて、時間は3時間40分。

   歩行距離はガーミンの計測で11.6km。※実際は0.8倍ほどのことが多い

   登山としては短いですが、その代わり今回は登山口まで自転車で行ったのと、気温も高く大雨に降られたのもあり、なかなかハードでした。


   なお、鳶岩へは鎖が切れているため通行止めでした。


金沢方面からビジターセンターへの行き方

   登山口までは自転車で行きました。家から20〜25kmくらい。

   金沢大学の前を通って行ったのですが、これがめちゃめちゃわかりづらかったです。


   なぜなら看板がない。

   ビジターセンターの「ビ」の字も見当たりません。

   僕は最初曲がるところがわからず「医王ダム」まで行き過ぎてしまいました。


   とりあえず「岩魚茶屋」の看板をみつけて、そこを目指してください。


   県道27号線の右手にある看板↓

医王山 ビジターセンターまで 岩名茶屋看板

   看板のとおり進むと、ぐるっと360度回って県道の下をくぐります。


   そのまま細い道を進むと「岩魚茶屋」に突き当たります。

   その手前で左の道に入ります。(下の写真の看板をみつけたら左へ!)

医王山 ビジターセンターまで 岩名茶屋看板

   道は舗装されていますが枯れ葉や枯れ枝がたくさん落ちています。

   少し落石の跡もありました。

医王山 ビジターセンターまで

   自転車にとってはきつい登り坂が数km続きます。

   右手に「ビジターセンター」の看板が現れたら、そこを右に曲がって1.4km進んだらゴール(いえスタート地点)です。

医王山 ビジターセンターまで

ビジターセンター

   山の中の広い平地に立派な近代的な建物!!

医王山 ビジターセンター

   しかしこの日は平日ということもあり、車一台なし。

   え?職員さんも来てないの?と思ったら、平日は休館日のようで開いてませんでした。


   トイレは使えました。(きれいです)


   また外には洗い場もあり靴が洗えます。(飲用不可)


   愛車のジャイアント・クロスターを屋根の下に停めて登山開始! 

医王山 ビジターセンター ジャイアントクロスター

大沼

   まずは大沼を目指します。

   最初は歩きやすい林道です。

医王山 ビジターセンター~大沼

   出発してすぐに展望テラスのような場所がありました。

医王山 ビジターセンター~大沼

   蛙みたいな岩。

医王山 ビジターセンター~大沼

   それにしても標高が低いので暑い。。。

   緩い上りなのに汗だくです。


   しばらく歩いたら大沼に到着。

医王山 大沼

   何回来ても鳶岩をバックにした大沼は神秘的ですばらしい。


三色泉

   大沼から鳶岩方面に少し歩くと三色泉への分岐があります。

   初めて訪れるのでワクワクします。

医王山 三色泉

   泉まで、行きは下りです。

   行きが下りだと、どうしても帰りが登りになるので嫌だなーと思っちゃいますよね。


   しばらく歩くと目的地に到着。


   三色泉という名前は、時間や季節によって泉の水の色が変化することに由来するそうです。

医王山 三色泉

   緑色の藻と木漏れ日のコントラストが素敵。水が湧き出ていて水が濁っていないこともあり、水面もきれいです。

   山の中の池とは全然違う、こじんまりとした日本庭園のような美しさがあります。

医王山 三色泉


医王山 三色泉


三蛇ヶ滝

   大沼に戻って、泉の次は滝を見に行きます。

   大沼→三蛇ヶ滝→鳶岩は医王山の定番コースですね。


   清涼感、最高!!

医王山 三蛇ヶ滝

   どんな暑い日でもここに来ると、すーっと涼しくなります。


鳶岩(通行止め)

   涼しくなったところで次は鳶岩!!

   とはりきって行ってみたらこの看板。

医王山 鳶岩 通行止め看板

   がーーん。

   鎖が切れて通行止めだそうです。


   この日は南に台風が来ていて雨予報だったこともあり、大人しく鳶岩はあきらめました。


小兀(昼食)

   大沼に戻り、迂回ルートで白兀山を目指します。


   ここで局地的大雨に見舞われました。

   進行方向右側に川か滝が出来たような大音が鳴り始めたと思ったら雨がどばーっと降ってきました。

   幸いなことに頭上にそびえ立つたくさんの大木が雨よけになってくれたおかげでカッパに着がえなくてすみました。それでも濡れましたし、濡れると蒸れます。雨は嫌ですね。


   小兀に着く頃には雨も止んでいました。ほんとに局地的だったようです。

   ここで眺望を楽しみながらコンビニおにぎりを食べました。

医王山 小兀

白兀山

   昼食の後はちょっと歩いて白兀山へ。

医王山 白兀山

   雨が心配だったので夕霧峠と奥医王山には行かずにここで折り返します。


地蔵峠

   帰りはルートを変えて地蔵峠へ下ります。

   こちらも初めてのコースです。


「覗」の北側にある細い道に入っていきます。

医王山 地蔵峠

   覗〜地蔵峠〜箱屋谷山〜ビジターセンターまでの道はしっかり整備されていて危ないところはないです。

   ただ登山客が少ないのか蜘蛛の巣が多かったです。


   わりとあっさり地蔵峠に到着。

医王山 地蔵峠

   看板にしたがって、お地蔵さんの横を通り箱屋谷山へ。

医王山 地蔵峠

箱屋谷山

   特に登りらしい登りもないので山という感じはないですが、山頂は伐採してくれているおかげで眺望があります。

医王山 箱屋谷山

   この先の下りは急でしたが木の階段があったり道はしっかりしていたため、雨の後でしたが滑ることはありませんでした。

医王山 箱屋谷山 下り

ゴール!!

   さらに下っていくと小川と合流し、朝来たビジターセンター前の林道が見えます。

   ゴールです!

医王山 ビジターセンター

感想

   今回初めてビジターセンター側から登りました。

   ビジターセンターからは大沼付近へのアクセスが良いのがgoodです。

   スポーツセンター側から登ると、大沼・鳶岩方面へ行こうとすると100mほど急降下しないといけません。これがけっこう嫌なんですよね。

   一方ビジターセンター側からなら無駄な下りを味わうことなくすんなり大沼に行けます。

   大沼、三色泉、三蛇ヶ滝を散策するならビジターセンターを起点にするのがおすすめです。


   ただビジターセンターまでの道がわかりづらいのだけが残念です。

   看板くらい付けてくださいよ。。。


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