自転車で持ち運べる軽量でコンパクトなタープがほしい!
と思いいろいろ探してみたのですが、重さ、値段、サイズ、デザインが全てそろったタープはなかなかみつかりません。
そんな難しい条件のなかでもそこそこ良さそうだったのがNaturehikeのウィングタープです。
Naiturehike VS モンベル
Natuehikeのタープを購入した理由は
- ガイライン、ペグ込みで700gとまあまあ軽量
- ウィングタープなのでペグダウンが4箇所(数は6個)と少ない
- 良くも悪くもサイズが対角線で402cm x 268cmと大きい
- 良くも悪くもすっきりしたスタイルがかっこいい
- 価格が5000円前後と安い
対抗馬はモンベルのミニタープ(HXではないスクエアの方)でした。
モンベルの方が良さそうに思えた点は、
- Naturehikeよりも軽量でコンパクト
- スクエアタイプなのでウイングタープよりも有効な面積が大きそう
です。
ただ価格がNaturehikeの方がちょっと安かったのと「ウイングタープかっこいい!」と思ってしまったのとで、今回はNatuehikeのタープを購入しました。
収納状態と中身をチェック
収納した状態でツーリングのお供「ツーリングまっぷる」と比較してみます。
ウィングタープの方が2周りほど大きいですが、タープとして考えるとかなりコンパクト。これなら自転車に乗せても苦にならなさそうです。
中身を出してみます。
タープ本体とガイラインとペグ。
ポール以外はそろっています。
収納袋はスペースに余裕があるので、125cm長のポール2本をまとめて収納しました。(左側の茶色の袋)
試し張り
キャンプに持ちだす前に近くの公園で試し張りしてみました。
前後に125cmのポールを立ててタープを張ってみたのですが……、
低っ、低すぎる!!
端っこよりも中央が30cmほど下がるため、中央は更に狭い。
全く居住空間が取れません。
キャンプ本番ではもっと高いポールを使う必要がありそうです。
キャンプ本番
石川県の三国山キャンプ場に自転車で行って実際にタープを張ってキャンプをしてきました。
試し張りの反省を活かして、新たにFieldoorの伸縮式カーボンポールを購入して持参しました。
このポールは長さが最大180cmあり、釣り竿のようにポールを短く収納できます。
またカーボンでできているため重量が200gしかありません。持ってみるとわかりますが、めっちゃ軽いです。重さを気にする自転車キャンプにはぴったりのアイテムです。
ただ価格は1本で5500円とちょびっとお高いです。
タープの前方はこのカーボンポールで高く張り、後方は125cmのポールで低くしました。
左右はそのままガイラインを延ばして地面に止めます。
タープの先端が船の舷首のように突き出していてかっこいい。スタイリッシュです。
次にタープの後ろ側にテントを設営しました。
1人用テントと比べるとタープの大きさがわかりやすいと思います。
雨や日を避けられるスペースは1人がよいところです。
ぎりぎり2人いけるかな?
タープの下(テントの前)に座って撮った写真がこちら。
ポール高を180cmにしたので、頭がつっかえることはありません。
またタープの左右が風を遮ってくれるので多少は防風効果があります。
ソロ用と思えばこれで十分かな。
夜、一瞬雨がパラついたときに自転車をタープの下に移動しました。
車体全部を隠すことは無理ですが、少しは雨避けになってくれそう。
ポールの高さについて
自転車での持ち運びを考えると、荷物は軽くしたい=ポールも軽くしたい=ポールは最低限の長さにしたい、と考えてしまいます。
しかし、ウィングタープは4隅のポールの高さよりも中心部が30cmほど低くなります。
125cmのポールで立てた下の写真だと中央部は90cmほどの高さになっているはず。これだと座ることもできません。
ポールは身長よりも高い180cmはあったほうがいいです。最低でも150cmはほしい。
感想
Naturehikeのウィングタープを自転車キャンプで使ってみました。
ヘキサタープよりもペグやガイラインの数が2つ少なくて設営が楽なのがよいです。
また自転車で運べるサイズ感もいい。
ただタープ下の居住スペースは決して広いとは言えません。
あくまでソロ用ってことで、そこは妥協の範疇。おおむね満足してます!
あとは購入時に迷ったモンベルのミニタープ(スクエア)とどっちがよかったかかなぁ。
こればかりは実際に使って比較してみないとわからないですね。
でもお金が尽きたので、比較レビューはたぶん数年後です……。
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