3月第3週のNHK-FM「ディスカバー・クイーン」はクイーンズクロニクルの番外編です。
時間の都合で放送されなかった西脇さんの解説が流れました。
第48回 クイーンズ・クロニクル~番外編
【放送日】 3月20日
【DJ】サンプラザ中野くん, 西脇辰弥
Rain Must Fall(ザ・ミラクルより)
- 聴きどころ:随所で聴けるロジャーのティンバレス
- 基本は打ち込み。コンガやハイハット、カウベルの音は個別には隙間だらけだが全部集まるとリズムとして成立する
- ギターも大活躍。ジョンは作曲で大活躍 ⇛ 全員が大活躍している。クイーンが一致団結
- フレディの地声の最高音を出している(E♭?聞き漏らし) ⇛ 自分の限界を突き抜けてやろうという生き様を感じる
Too Much Love Will Kill You(メイド・イン・ヘブンより)
- 聴きどころ:ジョンのベース(歌心とみんなを支える安定感)
- 歌うように高いところを弾き、下に行ってみんなを支えている。お手本のようなベース
- この曲を追悼コンサートでブライアンが歌ったときは、フレディのことを歌ってたと思ったが実は違う。ミラクルのセッションのときに録られたもので、ブライアンの三角関係を歌っている。それくらい様々な解釈ができる歌
- ギターソロの前のロジャーのドラムはリバースリバーブがかかっていて、ダイナミックで更にインパクトがある。そういうテクを怠らない
- 安定せずに次に繋がっていくような余韻を残したコードで終わる
Let Me Live(メイド・イン・ヘブンより)
- 聴きどころ:3人のリードボーカルが聴ける
- 1983年のTHE WORKSのときに録った
- ジェフベック、ロッドスチュワードも参加したがお蔵入りになった
- ハンドクラップにエフェクトをかけている。ハンドクラップを逆再生してリバーブをかけてもう一度逆再生してさらにリバーブをかけている
- ゴスペルは女性3人+男性1人+メンバー3人で録っている
- 6人全員で4声歌って2回重ねて48回分
アルバムごと飛ばされた「フラッシュ・ゴードン」から1曲あるかと思ったのですが、ありませんでした。
んー、やっぱりフラッシュ・ゴードンはないまま終わりかぁ。
サントラという変わったアルバムなので西脇さんがクイーンのアルバムとしてどういう風にとらえているか聞いてみたかったんですけどねぇ。
3月最後は4時間の拡大スペシャルです!!
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