70年代UKジャンル分けしにくいバンドで漫遊記
今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は70年代イギリスのジャンル分けしにくいバンド特集でした。
そしてまさかの新年早々、2日から放送がありました。びっくり!
てっきりお休みだとばかり思っていて、というかその日が日曜日だとすら気づいてもなくて、20分ほど出遅れて聴きました。
たまたま開いたTwitterで気づきました。リアルタイムの実況Tweetに感謝感謝です。
聞き逃した冒頭20分は後日Radikoのタイムフリーで聴きました。
自分のドジ話はさておき、今回のテーマについて、草野さんは次のように話してました。
「ロックのジャンルはいろいろあるが微妙にジャンル分けしづらいバンドがある。今回は70年代イギリスのバンドからジャンル分けしづらいものを選んでみた」
「今回選ばれたのは70年代半ばのバンドが多い。このころはハードロックやプログレッシブロックと、パンクロックの狭間の時代で、ポップに回帰していたのではないか」
ということで、基本的にはポップなものが多い回となりました。
スピッツも同じ?
番組の前半に、草野さんは「ジャンル分けできない問題はスピッツもそう」と話してました。
アルバム「Crispy!」発売当時、広い会議室にレコード屋さんをたくさん集めてアルバムを聴いてもらいました。
そのとき「ジャンルがわからないからどう売り出せばいいかわからない」と言われました。
つけやすいコピーがあれば売り出しやすかっただろうけど、と草野さんは思ったそうです。
そして当時ミスチルがブレイクしたばかりだったので「ミスチルみたいなバンドがまだいる」という売り出し方でもいいだろうか?と聞かれて、草野さんはとにかく売れたかったから「それでお願いします」と答えたそうです。
そんなわけで「ジャンル分けしにくいバンドにはシンパシーを覚える」と話していました。
それにしてもミスチルとスピッツの対比というのは「Crispy!」のころからあったんですねぇ。
今はどちらも日本を代表するバンドですし、ついつい比較したくなりますけど、今となっては似ているようで似てないですよね。それぞれの特長があると思います。
ポップなバンドは再評価されない?
草野さんは番組の最後に次のように話してました。
「ジャンル分け出来ないバンドはこうして並べてみるとポップなロックで括ることができる」
「しかしポップなロックはなかなか再評価されない。消費されて忘れられる感じ」
「ポップなロックをやってるバンドとしてはこれからも(ポップなロックバンドを)取り上げていきたい」
ポップと言うとなんとなく大衆的であまり良くないようなイメージもありますが(失礼?)、そうかー、草野さんご自身がそう言うならOKIですよね。
スピッツはポップなロックバンド!ポップ上等!
ということで、今年もよろしくおねがいします!
オンエアリスト
①けもの道 / スピッツ
② Sky High / Jigsaw
③ Maid In Heaven / Be-Bap Deluxe
④ Psychomodo / Cockney Rebel
⑤ Magic / Pilot
⑥ Dear Jean (I’m Nervous) / City Boy
⑦ Without You / Badfinger
⑧ 青空 / 織田哲郎
メモ書き
②「Sky High / Jigsaw」は草野さんが小学校6年のころに友達のN君の家でよく聴いていた思い出の曲だそうです。
ミル・マスカラスというプロレスラーのテーマソングでもあったようです。
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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