ほんわかクリームで漫遊記
今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記はワンアーティスト特集でした。
取り上げられたバンドは「クリーム」です。
ブルース?サイケ?
今回草野さんはクリームのサイケ・ポップな魅力に注目し、ブルースロックではなくほんわかロックにスポットを当てました。(と言っても僕はクリームがどういうバンドなのか知らないのですが)
草野さんがクリームを聴くきっかけになったのは中学のときに読んだ「ミュージックライフ」の「ロック20選」でした。
そこで紹介されていたレコード「カラフル・クリーム」を買って針を落とした瞬間、最初は「なにこれ古臭い」と感じたそうです。しかしアルバム全体ではほわほわした曲がよかったのでブルースな曲は飛ばして聴くようになりました。
このことについて「キャラメルコーンのピーナツだけ選んで食べてた感じ」と例えてました。
またジャケットマニア(?)の草野さんが「クリームはジャケットデザインも好き」と話してました。
特に「カラフル・クリーム」「クリームのすばらしき世界」はサイケでかわいくごちゃごちゃしていると熱く語ってました。
そして「エリッククラプトンはハンサムでかっこいい!」とイケメンっぷりも絶賛。
絵本的、おかしな世界
全曲聴いてみて、僕が感じたのは変てこな曲が多いな、でした。
草野さんが途中で何度か「絵本的」というワードを使ってましたが、ほんとそんな感じ。
油でゴテゴテのカラフルさだったり鉛筆だけのモノクロだったり。聴いているとなんだかおかしな感じの世界に踏み入ったような気分にさせられました。
なかなか楽しい音楽体験だったので、今はサブスクで普通のクリームのベスト盤をみつけて聴いています。
オンエアリスト
① シロクマ / スピッツ
② World Of Pain / Cream
③ N.S.U. / Cream
④ Pressed Rat & Warthog / Cream
⑤ Those Were The Days / Cream
⑥ Passing The Time / Cream
⑦ Badge / Cream
⑧ Dreaming / Cream
⑨ Bogys Boogieがきこえる / Double Bogys
メモ書き
以下、草野さんの各曲のコメントを箇条書き!
② World Of Pain / Cream:
- 草野さんがクリームを聴くきっかけになった2ndアルバム「カラフル・クリーム」に収録
③ N.S.U. / Cream:
- 山寺のおしょうさんの曲に似ている
- そのせいでリズムの裏表が混乱してしまうといういわくつきの歌
④ Pressed Rat & Warthog / Cream:
- ねずみといのしし
- 完全に絵本のような世界(実際に朗読もしている)
- 新宿ロフトでライブをしたとき、この曲をSEで使ったら会場がざわざわした
⑤ Those Were The Days / Cream:
- ギターはハードロックを先取りした感じ
- 今聞くとサイケな感覚が絵本っぽい
⑥ Passing The Time / Cream:
- これも絵本的
⑦ Badge / Cream:
- ラストアルバム
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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