ウェールズ語のナンバーで漫遊記
今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記はドイツ語に続く言語縛りで、ウェールズ語のロックナンバーの特集でした。
ウェールズ語はヨーロッパ最古の言語であり、英国で今も日常的に使われています。
現在ウェールズ語を話す人口は50万人。過去には少数派の言語に対する弾圧もあったそうです。
草野さんはウェールズ語のナンバーについて
「UKロックなのに英語とは違う響き」
「巻き舌だったり空気の出し方が違う」
「調べていくうちに、もっと聴かれてもいいのではないかと思った」
と話してました。
僕はもちろんウェールズ語の曲を聴いたのはこの日が初めてです。
たしかに英語とは全然響きが違うと感じました。ただどのみち英語もちんぷんかんぷんでわからないのはいっしょです。今回流れたウェールズ語の曲はどれも意外と馴染みやすいというか、好みな曲が多かったです。
特に、草野さんが今年一番ヒットしたというラストの「Geni Yn Y Nos / Yws Gwynedd」はイントロからしてかっこよくて、僕もハマりそうな予感がありました。
このラジオを聴いてなかったらきっと一生ウェールズ語のロックなんて聴くことがなかっただろうな。
そう思うと、まさにロック大陸を漫遊している感じになれた放送回でした。
オンエアリスト
① 幻のドラゴン / スピッツ
② Dyma Ni / Fleur De Lys
③ Hogia Ynys Môn / Endaf Emlyn
④ Doli Glwt / Sidan
⑤ Y Ffordd / Yr Alarm
⑥ Gyda Gwen / CATATONIA
⑦ Dal i ddysgu / Y Bandanar
⑧ Geni Yn Y Nos / Yws Gwynedd
⑨ i don't know me, / みつき
メモ書き
以下、草野さんのコメントを箇条書き。
② Dyma Ni / Fleur De Lys:
草野さんがウェールズ語のロックに興味を持つきっかけになった曲
サブスクで60年代のロックバンド「フルードリス」を聞こうと思ったら、同名のこのバンドが出てきた
④ Doli Glwt / Sidan:
- ウェールズではかなり知られた70年代のフォーク寄りのコーラスグループ
- 今回草野さんがウェールズの音源をいろいろ調べてて一番ハマった
- チープなシンセの音がかわいい
⑤ Y Ffordd / Yr Alarm:
- 一番知名度の高いバンド
- 基本は英語だがウェールズ語もある
⑥ Gyda Gwen / CATATONIA:
- 90年代に世界的に人気があった
- 基本は英語だがウェールズ語もある
⑦ Dal i ddysgu / Y Bandanar:
- カーナーボーン出身のバンド
- 特にディープなウェールズ語を話す人が多い地域
⑧ Geni Yn Y Nos / Yws Gwynedd:
- 曲がすごくよくて、いいの当てちゃったと嬉しくなった
- 今年一番の当たりのアーティスト
ということで、⑧が草野さん大絶賛でした。
秘密の森で宝物をみつけた少年のようなほころんだ口調で話してましたね。
「他の曲もおすすめ」と言っていたので、僕もサブスクで聴いてみようと思います。
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
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なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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