T-SUQAREは活動歴も長くアルバムも桁違いにたくさん出ています。
そのため、どんなアルバムがあってどのアルバムから聴いたらいいか、がわかりづらいです。
そこで僕が持っているT-SQUAREのアルバムの感想を年代順に紹介していきます。
今回紹介するのは36, 37, 38枚目のアルバムです。
そしてこの記事の最後に3枚の中で僕が一番好きなアルバムを発表します。
なお、僕はT-SQUAREのアルバムを全て持っておらず、デビューから2006年ごろまではベスト盤的な「Wordless Anthology I ~ V」でカバーし、2006年以降の”BLOOD MUSIC”からはオリジナルアルバムをほぼ全て持っているという現状です。
36th AL "時間旅行"
2010年に発売されました。
ジャケットにはプロペラの付いた謎の球体の飛行船が描かれています。
これはタイムマシーンで、これに乗って時間旅行に出かけるイメージなのでしょうか。
あくまで旅行であって冒険ではないのがポイントです。
どの楽曲もわりとゆったりとしていて、タイムトラベルを扱った映画「のび太の恐竜」のような悪者に追われて命からがらの大冒険といったスリリングさはありません。
そこがやや物足りなく感じました。
とはいえ①「Fantastic Atory」④「Ocean Express」⑨「AiAiSa」はアップテンポで、旅先で知らない景色を見たときのような高揚感があります。
またミディアムテンポの⑤「Behind Lavender」も賑やかな夜のパーティに似合っていて聴くと楽しいです。
37th AL ”Nine Stories”
2011年に発売されました。
サリンジャーに同名の短編集がありましたね。
Nineということで曲数も9です。
前作と違って軽快な曲が多いです。
ノリのいい曲の間にゆったり目の曲が箸休めで入ってる感じかな。
ライブで盛り上がりそうな②「はやぶさ」⑥「Night Games」⑨「A」がおすすめです。
全体的に明るく爽やかで及第点以上ではあるのですが、Storiesというタイトルのわりには個別に物語性を感じるような作りではなく、いつもどおりのT-SQUAREなのがちょっと惜しい。
もっと極端にアレンジをして、なんじゃこりゃ?といった個性豊かな曲を9つ集めてほしかったかなと思います。
38th AL "Wings"
2012年に発売されました。
オープニングナンバーのパワフルなギターの音ですでにやられました。ご機嫌で楽しい!
このアルバムは心が弾んで空に跳ねるような曲ばかりで聴いていて非常に気持ちがいいです。
僕はライブハウスでぴょこぴょこ飛び跳ねたいタイプなので、本作は僕好みな曲ばかりでした。
そうかといって、静かな曲に良いものがないのかというとそんなことはありません。
例えば⑤「夏の足音」。これはアコギとフルートの音が心地よいナンバーで、そよ風と小鳥のさえずりを聴きながら南国で目を閉じているような気持ちになります。
おすすめは①「Heroes」②「The Bird Of Wonder」⑤「夏の足音」⑦「Tell Your Story」⑨「Flashpacker」です。
⑦は途中のベースのソロが痺れます。チョッパーがかっこいい!
⑨は後半のキーボードでぐいぐい上がっていくところがたまりません。
このアルバムはランニングのBGMとしてもよく使わせてもらってます。
ちょっぴり風になったような気持ちで走れます。
一番好きなアルバムは?
2010年代に入ってからのT-SQUAREのアルバム3枚を紹介しました。
このなかで一番好きなのはやっぱり「Wings」です。
聴いていて気持ちがいいというのがなんといっても最高です。
次回は「Wordless Anthology IV, V」の感想を予定しています。
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