ロク漫 第196回|ソロアルバムを出したいとは思わない幸せ

 

キッスのソロアルバムで漫遊記

      今週のSPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記は「キッスのソロアルバムで漫遊記」でした。

   KISSそのものではなく、オリジナルメンバーのソロアルバムからのセレクトです。


KISSのソロアルバムについて

   KISSは70年代後半に黄金期を向かえ、曲をリリースすればヒットするという状況でした。

   しかしメンバー内は喧嘩が絶えずフラストレーションたまっていました。

   そこでそれぞれにソロアルバムを出そうとなり、メンバー全員が同時にソロアルバムを出したのだそうです。

   草野さんが言うには、そういうバンドは他にないのではないか、ということです。


KISSのメンバーの特徴

   ソロアルバムから見えてくるメンバーの音楽性について草野さんがコメントしていたので紹介します。


   まずボーカルのポール・スタンレーさん。

   ラジオのなかでは2,3曲目にあたります。

「ソロアルバムは全体的に繊細な印象」というのが草野さんの感想でした。


   次にギターのエース・フレーリーさん。

   ラジオのなかでは4,5曲目にあたります。

   若い頃はストリートギャングの一員だったとかなんとか。

   草野さん曰く「4人の中ではロックンロール志向が最も強い」


   ちなみにエースさんのメイクが一番クールでかっこいい」とも言ってました。

   こちらの方↓


   次にドラムのペーター・クリスさん。

   ラジオのなかでは6曲目にあたります。

   草野さん曰く「KISSとかけ離れたシティポップな曲」


   また「ドラマーがボーカルを取ると意外な音楽性だったりする」とも言っていました。

   ペーターさんはソロアルバムからしばらくして脱退したそうです。


   最後にベースのジーン・シモンズさん。

   ラジオのなかでは7曲目にあたります。

「ソロアルバム4枚を聴いてみて、KISS色が最も強い」「ワイルドでカラフルな印象」と草野さんは話していました。


スピッツのソロアルバムは?

   番組の最後に草野さんは「スピッツはメンバーからソロアルバムを出したいというのが聴いたことがない」「自分も思ったことがない」「それは幸せなことなのかもしれない」と話してました。

   さすが仲良しバンド〜、とほっこりさせてもらってたら、

「とか言ってたら田村あたりがソロを出したいと言い出すかもしれない」と言ってしめてました。

   最後の最後に「田村さん」をネタに持ってくるところに草野さんの愛を感じますね。


   いつまでも仲良しでいてくださーい。


オンエアリスト

① 不思議 / スピッツ

② Hold Me, Touch Me (Think Of Me When We're Apart) / Paul Stanley

③ Wouldn't You Like To Know Me? / Paul Stanley

④ Rip It Out / Ace Frehley

⑤ New York Groove / Ace Frehley

⑥ You Matter To Me / Peter Criss

⑦ See You In Your Dreams / Gene Simmons

⑧ 危険な女神 / KATSUMI


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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