ロック大陸漫遊記 第188回
今週のテーマは「ブリッジミュートのズンズンロックで漫遊記」でした。
演奏テクニック縛りという珍しいパターンですね。
ブリッジミュートとは
ギターの弦をミューとして弾く演奏法です。
草野さんは「もともとはブルースの5,6弦を使ったリフが原型なのではないか」と推測していました。
スピッツのブリッジミュートの例としてオープニングナンバーでは「りありてぃ」をかけていました。
ブリッジミュートはハードロックに多くパンクではあまり使わないようで、初期のころは頑なに拒んでいたそうです。
例えば初期の「トンビ飛べなかった」はミュートのほうがしまりがいいが、あえてジャカジャカ弾いている、と言ってました。
ZO-3で両方を実演したのを聴くと、たしかにミュートで弾いている方がかっこよかったです。
番組の最後には「ブリッジミュートのカッティングは弾いていて気持ちいいので、これからもずっと使い続けていく」と話してました。
同じコードでも弾き方によって曲の雰囲気が変わるのがわかり、面白かったです。
年代別に見るブリッジミュート
'70年代
ハードロックで使われることが多くなる
ex. ② Communication Breakdown / Led Zeppelin
'80年代
ミュートカッティングのずんずんロックが非常に多い
ex. ④ Breaking The Chains / Dokken
パンクとメタルの両方の影響を受けているとミュートカットも使っている
ex. ⑤ We Die Young / Alice In Chains
'00年代
ミュートも細かくなってきていて、16分音符でずんずん言っている
ex. ⑥ Fever / Bullet For My Valentine
ドッケンのPV
草野さんが番組の中で「時代を感じさせるダサさ。でもクセになる」と揶揄してるのか褒めてるのかわからない紹介をされたPVがこちらです。
んー、たしかに古いけどかっこいいような???
オンエアリスト
① りありてぃ / スピッツ
② Communication Breakdown / Led Zeppelin
③ Cherry Bomb / The Runaways
④ Breaking The Chains / Dokken
⑤ We Die Young / Alice In Chains
⑥ Fever / Bullet For My Valentine
⑦ The End Of The Game / Weezer
⑧ I'M ON FIRE / 44MAGNUM
YouTubeMusicプレイリスト
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