子供と白兀山・奥医王山を登ってきた (西尾平休憩所から)

    この夏、小学1年生の三男と二人で医王山を登ってきました。


   一週間ほど前に三男が「山に行きたい」と言いだしたのが事の始まりです。

   上の子二人は全然登山に興味を持ってくれなかったので、三男が自分から山に行きたいと言ってくれたことはすごく嬉しかったですね〜。

   彼の人生初登山をどこの山にするかあれこれ悩んだのですが、結局地元の医王山を選びました。


   医王山が初めて山を登る子供に向いていると感じたところは次の点です。

  • 登り口が複数あるので子供の体力にあった高さから登られる
  • 夕霧峠まで伸びている車道をエスケープルートとして利用できる
  • 金沢平野や砺波平野の眺望が良い
  • ルートによっては大池や滝を見ることもできて変化に富んでいる

   山頂から眺める素晴らしい眺望は登山の醍醐味ですし、山頂付近の夕霧峠にはトイレがありエスケープルートがあるのは初心者にも安心な材料です。

   逆に初めての登山に不向きと感じるところは次の点です。

  • 山頂近くまで車で行けるので、下から登ってきたときの感動が薄い
  • 標高が低いので夏は暑い

   山頂付近まで来るまで行けるというのはメリットデメリットあります。苦労してやっとこさ登ってみたら車が停まっているという光景を見るとちょっと凹んでしまいます。


   また夏は暑いです。暑いと辛さも増します。

   今回は暑くなる前に登ろうということで、4時起床、5時出発、5時50分登山開始、という流れで早め早めに動きました。


登山コース

   登山口をどこにするか悩んだのですが、結局西尾平にしました。


   夕霧峠まで車で登ってしまうとさすがに達成感がないし、新しく整備された栃尾コースは子供にはやや不安ですし、富山の福光側から登るルートは登山口までが遠いし、金沢側でももっと標高の低いスポーツセンターや医王の里から登ることもできるのですが、さすがに初めての小学生には辛いかなと。

   そうなると、頂上までの標高差が300mくらいの西尾平からスタートするのがちょうどいいと考えました。


   鳶岩や大池平、三蛇ヶ滝を回るのは今回はパス。

   シンプルに白兀山と奥医王山の2つのピークを回るコースにしました。

   もしも三男が疲れたなら奥医王山は登らず夕霧峠で終わるというのもありですし。


   で、実際に歩いたルートがこちら↓


西尾平休憩所

白兀山

夕霧峠(昼休憩)

奥医王山

夕霧峠

(車道)

西尾平休憩所


登山データ

出発点: 西尾平休憩所(標高約630m)

出発時間: 5時50分

タイム: 4時間37分(小休止、昼食ふくむ)

天候: 曇り時々雨

同行者:三男(小学一年生)


三男との初めての登山の感想

   いやー、楽しかったですねー。

   子供と山に登るのは夢だったので嬉しかったです。

   また、いつも一人で登っているのでおしゃべりしながらというのが新鮮でした。


   短いコースとはいえ、三男がほぼ最後まで音を上げずに歩いてくれたのも嬉しかったです。

   雨も降ってきたので夕霧峠で「もう下りる?」と聞いたときに、元気に「一番高いところまで行く!」と答えて奥医王山を目指した姿はちょっとかっこよかったよ。


   無事に初めての登山を楽しく終えることができてよかったですが、下りのときに何度も滑って転んでいるのが気になりました。

   もっと膝のクッションを使って上手に下りられるようにならないと・・・これからの課題ですね。


   そして「次は泊まりで行きたい」と次回もやる気満々だったのが嬉しかったです。


   次は泊まりなら白山かなー。

   日帰りで近場なら口三方岳、富士写ヶ岳、鞍掛山、荒島岳とかかな。

   計画(妄想?)が膨らみます♪


   ということで、以下、三男の初登山の様子をどうぞ。(親バカ)


登山写真

   覗までの林道を歩く三男の後ろ姿。

   このころは軽快。


   白兀山にて。

   はしごを見たら登りたくなったのか、展望台に登ってピース。(ガスで何も見えなかったですが)


   夕霧峠にて。

   小雨でしたが、一瞬の晴れ間に眺望が。


   奥医王山の登り口。

   三男が数えたら288段ではなく292段でした。4段違い。惜しい。


   奥医王山はこの階段を登った後がちょっと長いんですよね。

   体力のある三男も途中で「まだ~?」とぼやいてました。


   ゴールの西尾平休憩所にて。

   疲れてベンチで休憩。

   おつかれさまでした。


   帰りは医王山登山の定番、湯涌温泉の総湯に寄りました。

   疲れが取れます。


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