「90年代UKロックで漫遊記」感想と草野さんが考える歌詞のこと

 

ロック大陸漫遊記 第186回

   今週のテーマは「90年代UKロックで漫遊記」でした。


   番組冒頭で草野さんは「主に70年代の洋楽ロックをかけたい番組なのですが、90年代のUKロックも好き。今日はこれまでかけてないバンドをかけます」と話してました。

   ということで、いつもとちょっぴり色合いの違うロック大陸でした。


オンエアリスト

① 歩き出せ、クローバー / スピッツ

② Goldfinger / Ash

③ King Of The Kerb / Echobelly

④ Breather / Chapterhouse

⑤ Caught By The Fuzz / Supergrass

⑥ Animal Nitrate / Suede

⑦ If You Tolerate This Your Children Will Be Next / Manic Street Preachers

⑧ Yellow Shack / VENUS PETER


   オープニングナンバーは「今日かける曲と風合いが似てるかな」ということで「歩き出せ、クローバー」でした。


   以下、草野さんのコメントと僕の感想です。


② Goldfinger / Ash:

   草野さんが大絶賛していた曲です。

「この曲好きすぎて何回聴いたかわからない」

「90年代UKロックの中で一番好きかもしれない」

「間奏の高揚感がすごい」

「俺がこの曲を作りたかったなと思うくらい」

   などなど。

   草野さんにここまで言わしめる曲!うーん、これはすごいですね。

   僕はAshのベストアルバムを一枚持っているのですが全然聴いてなかったので、これを機に聴き込んでみようと思います。もちろんこの「Goledfinger」も収録されていました。


④ Breather / Chapterhouse:

   シューゲイザーに近い曲。

   草野さんが「猫ジャケが美しい」と絶賛していました。

   草野さんのなかには「猫ジャケ」というジャンルがあるんだ(^_^;)


⑦ If You Tolerate This Your Children Will Be Next / Manic Street Preachers:

   草野さんがタイトルが長いと言っていた曲。

「泣きメロが押し寄せる感じ」「薄暗い部屋で一人で聞くのにぴったり」と独特な表現で称賛していました。


* * *

   最後に「90年代はいいバンド、かっこいいバンドがたくさんある。またいずれ紹介したい」と言ってしめていました。

   うん、やっぱり年代が近いせいか90年代の楽曲は耳馴染みがいいですね。次回も楽しみにしてます。


歌詞のこと

   中盤のリスナーさんのお便りコーナーで、草野さんが歌詞について話していました。


   お便りの内容は「クロマニヨンズの甲本ヒロトさんが『最近の人は歌詞ばかり気にしすぎている』と話していた」というものでした。

   それを受けて草野さんは「歌詞はポエム(詩)ではなくてメロディやリズムとセットで成り立つものなので、詩だけを抜き取ってあーだこーだ言うのは、作り手としてはちょっと恥ずかしい」と話していました。

   また草野さん自身は「歌詞全体よりも断片を聴いている」そうです。

   そして「とはいえ聴き方は自由ということは強調したい」とも言っていました。


   僕もどちらかというと歌詞の断片を拾ってイメージを膨らまして聴いている感じかなー。

   というか、全体を見通してを理路整然とまとめるようにして聴くのが苦手なんですよね。

   耳に入ってくる単語や音の雰囲気から勝手にイメージして聴くほうが好きです。


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

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   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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