【感想】CSオイルランタン(小)で簡単ランタンデビュー!

   キャンプの夜をLEDではなく本物の燃える火をみつめて過ごしたい!

   そんな衝動にかられてキャプテンスタッグから出ている「CSオイルランタン(小)」を買ってみました。


CSオイルランタン外観

   外箱も本体もアンティークな雰囲気が醸し出されています。

CSオイルランタン(小) 外箱&本体


   トリセツはなく、外箱の背面がそのまま説明書になっています。

CSオイルランタン(小) 外箱背面トリセツ


   僕が買った(小)はほぼ500mlのペットボトルと同じサイズです。

   コンパクトでかわいらしい。

CSオイルランタン(小) 500mlペットボトルとのサイズ比較


動作確認

   初めてのオイルランタンなのでわからないところだらけです。

   とりあえずいろいろ触ってみることにします。


①給油口

   まずは給油口の蓋を開けてみます。

CSオイルランタン(小) 給油口 蓋 パッキン


   給油口の蓋を開けると、ゴムパッキンがくっついてきました。

   暗闇で作業したらうっかり落としてなくしてしまいそうですね。注意です。


②レバー

   次はレバーを上げ下げしてみました。

   レバーを下げるとホヤ(ガラス容器)が上がります。

CSオイルランタン(小) レバーを下げる ホヤが上がる


   レバーを上げるとホヤが下がります。

CSオイルランタン(小) レバーを上げる ホヤが下がる

   レバーの上げ下げは芯線に火をつけるときに行うことになります。


③つまみと芯線

   おや?肝心の芯線が箱の中に見当たりません。

   もしかして別途購入??と焦ったら最初からすでに一つセットされていました。

  右のつまみを回すと芯線を出したり引っ込めたりできます。

CSオイルランタン(小) つまみを回す 芯線が出る


④フードとリング

   頭部のリングを引っ張るとフードを上に持ち上げることができます。

(下の写真では右手でカメラを持っているためリングではなくフードを持って引き上げています)

CSオイルランタン(小) リングを上げる ホヤが外れる


   フードを持ち上げたまま、ホヤを倒すとホヤを外せます。

   ホヤに付いた煤を掃除するときなどはこのようにします。


   これでだいたいの動きはつかめました。


事前準備

   ネットで調べた知識によると、芯線は先っぽを三角にカットしたほうが火がきれいな形になるそうです。


   ということで上に書いた要領でホヤを外して、芯線の先っぽを伸ばして、ハサミでカットしてみました。

   うまく三角形に切れたかな?

CSオイルランタン(小) 芯線を三角カット


   火を付ける際は、オイルを入れて芯線に染み込むまで30分ほど待つそうです。

   今回は試し火なのでちょっとだけオイルを入れます。


   オイルはホームセンターで買ったこちらを使いました。

カナヤマ パラフィンオイル 250ml


   250mlで770円でした。

   ネットでは約1500円/1000mlで売っているのものもあるので単価はやや高めです。

   その代わり、サイズが小さくて持ち運びしやすく、先端が細くなっているので漏斗を使わなくても給油できます。


初めての点火

   さあオイルが染み込んだらいよいよ初点火です!

   ホヤを上に上げてチャッカマンで火を付けます。

   おお、簡単に火が付きました。あっさりです。

CSオイルランタン(小) 初点火

CSオイルランタン(小) 初点火

   火を消すときは芯線を下に下げて芯線を隠す(空気に触れなくする)だけです。

   すぐに火は消えます。

   火が消えてもしばらくはフードが熱いのでうっかり触らないこと。火傷に注意です。


   次は暗くなるのを待って外で火を付けてみることにします。


初めての夜ランタン

   夜です。

   ウッドデッキにローテーブルを出してランタンに火を付けてみました。

CSオイルランタン(小) 夜 点灯


   おお、いい感じ。

   写真だと分かりづらいですが揺らめく炎が野生の心(?)をくすぐります。


   ランタンのまわりにおもちゃを置いてみました。

CSオイルランタン(小) 夜 点灯


   LEDランタンの光とも比較。

LEDランタン


   んー、LEDの方がオイルランタンよりも明るいです。


   試しに読書してみました。

   本をランタンに近づけると文字は読めますが、かなり暗い・・・さすがに読書は無理かな。

CSオイルランタン(小) 読書


   オイルランタンの光は決して明るいとはいえないですね。

   キャンプではLEDランタンも併用するのが良さそうです。


   外に出ている芯線の長さによって、火の大きさつまり光の量は調整できます。

   下の写真はつまみを回して芯線を短くしたところです。

   火が小さくなり光が暗くなりました。

CSオイルランタン(小) 光量小


   終わったらつまみを回して芯線を隠して火を消します。


オイルランタンの燃料について

パラフィンオイルがおすすめ

   オイルランタンの燃料は灯油かパラフィンオイルを用います。

   パラフィンオイルは灯油よりも値段が高いですが臭いが少なく煤が出ないというメリットがあります。

   またネット通販やホームセンターで1リットル程度を気軽に購入できます。

   ネットを調べてもパラフィンオイルをおすすめする意見が多かったです。

   僕もまずはパラフィンオイルを試しました。


パラフィンオイルの消費量は?どこで買えばいいか

   電池で動くLEDランタンと違って、オイルランタンは1回あたりどれくらい燃料を消費するのかが気になります。


   CSオイルランタン(小)の場合、120mlで約10時間燃焼します。(外箱の背面に書いてあります)

   1回のキャンプで4〜5時間使うとしたら50〜60ml消費することになります。

   我が家は1シーズンにキャンプとBBQ合わせて5回程度しかしませんので、1シーズンに必要なオイルの量は250〜300mlです。

   しかしネットでは主に1リットル以上でしか売ってなく、少量だと送料がかかってしまいます。


   なので、今回使用したパラフィンオイルはホームセンターで購入しました。

   参考までに商品名は「カナヤマ パラフィンオイル」(250ml)です。

カナヤマ パラフィンオイル 250ml


   初めての人はオイルランタン本体は安くネットで買うにしても、パラフィンオイルはホームセンターを探してみてまずは少量から購入するのも良いかと思います。


まとめ

   今回オイルランタンを初めて使いました。

   オイルを入れて火を付けて、色々大変かなーと買うのを躊躇していましたが、使ってみると思ったよりも簡単でした。

   

   オイルランタンの火はLEDほど明るくはありませんが、LEDにはないあたたかい炎の揺らめきがあり、心がときめきます。

   ランタンの火を見ながらぼんやり過ごすキャンプの夜が楽しみです。



(追記 '21/07/25)キャンプで使ってきました!

   実際にキャンプにCSオイルランタンを持っていって使用してみました。

   下の写真はテーブルにオイルランタンを置いて光を灯しているところです。

オイルランタン CSオイルランタン小

   さすがにこれだけだとタープ全体が明るくならないので、タープのポールに小さめのLEDランタンを吊るして上から光も当ててます。

   全体をLEDランタン、テーブルの上をオイルランタンが照らすことで、暗すぎず明るすぎず、いい感じの雰囲気で夜を過ごすことができました。

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