4月からNHK-FMで「ディスカバー・クイーン」というラジオ番組が始まりました。
僕は最近ファンになったばかりのクイーン初心者なので、クイーンのことをより深く知り、より楽しめられるようにと、毎週この番組を聴いています。
そんな僕が番組内で新たに知ったこと、興味を持ったことを備忘録がてらここに残していきます。
6月前半はアルバム「クイーンII」特集でした。
僕も好きなアルバムなので、聞いていて勉強にもなったし、とても楽しかったです。
第10回 クイーンズ・クロニクル「QUEENⅡ」サイド・ホワイト
【放送日】 6月6日
【DJ】サンプラザ中野くん,西脇辰弥
1週目はサイド・ホワイトの1〜5曲が取り上げられました。
オンエアリスト
- Sheer Heart Attack
- Procession
- Father To Son(父より子へ)
- White Queen (As It Began)(ホワイト・クイーン)
- Some Day One Day
- Complicated Times
- The Loser In The End
- I Want To Break Free(自由への旅立ち)
メモ
Father To Son(父より子へ):
- ブライアンのギターオーケストレーションは唯一無二。現代のシンセサイザーでもできない
- ブライアンのギターは空洞があり、フィードバックがしやすい。持続音が出しやすくなっている
- 歪んだギターの和音は濁るが、一音一音、多重録音することにより歪んでいても美しい和音が出せる
White Queen (As It Began):
- 三人のブライアンが自由に弾いている。周到じゃないように見せて実は周到に作られている
The Loser In The End:
- ロジャーのドラムは基礎がしっかりできていることがわかる
- 「ルーディメンツ奏法」「スティーヴ・ガッド」などのキーワード
第11回 クイーンズ・クロニクル「QUEENⅡ」サイド・ブラック
【放送日】 6月13日
【DJ】サンプラザ中野くん,西脇辰弥
2週目はサイド・ブラックの6〜11曲が取り上げられました。
特に今回は細かい楽器音にまで触れられていたので解説を聞いた上で耳を澄ませて各楽曲を聴いてみると新しい発見があるかもしれません。
オンエアリスト
- Need Your Loving Tonight(夜の天使)
- Ogre Battle
- The Fairy Feller's Master-Stroke(フェアリー・フェラーの神技)
- Nevermore
- The March Of The Black Queen
- Be My Baby
- Seven Seas Of Rhye(輝ける7つの海)
- My Melancholy Blues
メモ
Ogre Battle:
- 西脇さん「ジョンのベースが動き回っているのが好き」、中野くん「鬼になって暴れているようだ」
- イントロはテープを逆回転してくっつけている
The March Of The Black Queen:
- 断片をつなぎ集めたようなつくり
- やれと言われてもできない
Nevermore:
- ピアノサウンドが加工されているという説があり、調べてみると、バンドがインしてくるまでのピアノとコーラスのみのパートで電子ピアノの音がミックスされている
- またブライアンのギターのがテープを倍で回転してオクターブ高い音を出している
- 意味深な音づくりである
Be My Baby:
- 他の曲と違って緊張感がなくリラックスしている
- ウオールオブサウンド(音が分厚く聞こえる)を取りいれていると思われる
Seven Seas Of Rhye(輝ける7つの海):
- 1stアルバムVer.はイントロが単音だが、2ndアルバムVer.はオクターブで弾いている
- スタイロフォン(知育玩具)が曲の最後に使われている(酒場の雰囲気のあたり)
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