ふるえてゆらぐ「アーミングで漫遊記」感想

 

ロック大陸漫遊記 第178回

   今週のテーマは「アーミングで漫遊記」です。

   全編にわたってトレモロアームを活用した楽曲が紹介されました。

  

「トレモロ」はイタリア語で「ふるえ」とか「ゆらぎ」という意味だそうです。

   アーミングというとギターがぎゅいんぎゅいん激しく鳴っているイメージですが、もともとは緩いゆらぎを与える程度だったそうです。ところが60年代にこのアームを大胆に使うギターリストが現れて、奏法が大きく変わったのだとか。


   ちなみにAmazonから引っ張ってきたトレモロアームの画像がこちら↓


オンエアリスト 

① 待ち合わせ / スピッツ

② Lullaby Of The Leaves / The Ventures

③ I Don't Live Today / the Jimi Hendrix Experience

④ Speedy's Coming / Scorpions

⑤ ERUPTION / Van Halen

⑥ Mansion on the Hill / Neil Young

⑦ Nadia / Jeff Beck

⑧ 失恋はつかれる / 川崎真理子


   以下、草野さんの各曲のコメントと僕の感想などです。


各曲メモ

③ I Don't Live Today / the Jimi Hendrix Experience:

「ジミ・ヘンドリックスがギターの奏法に革命を与えた」

「この曲ではアーミングとフィードバックのあわせ技が聴ける。2分13秒位から」


⑥ Mansion on the Hill / Neil Young:

「このヨレヨレ感はなかなか出せない」


⑦ Nadia / Jeff Beck:

「この曲はすごい。どうやったらこんなの弾けるのか。100回弾いて1,2回弾けるかどうか」

「アーミングの究極。アーミングで歌のこぶしを出している」

「ジャンルがよくわからない不思議な世界観がある」


   草野さん大絶賛の⑦「Nadia」はこれが同じギターなのかと思えるような不思議で複雑な音を出していました。必聴です。


* * *

   番組の最後に草野さんは「スピッツはメタルではないけどメタルをルーツにしているので、これからもときどきアーミングをした曲が出てくるかもしれません。そのときは注目してください」と話してました。


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

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   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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