コロナ対策には時短よりも時間拡大がいいのでは


   コロナ対策で飲食店に時短を強いるようになった1年前から疑問に思っていることがあります。

   それは営業時間を短くするとかえって単位時間あたりのお客が増えて、店内は密になるのではないか、ということです。

   いっそ営業時間は拡大すればいいと思います。

   夜の居酒屋や深夜のバーは昼も営業し、昼の定食屋は朝も夜も営業する。

   そうすれば外食するお店が分散されて密になりにくくなると思います。


   但し、時間を拡大する代わりに、お店のはしごや2次会はやめます。拡散防止のためです。

   具体的には酒気帯びでの来店を禁止する。


   あと、お酒を飲むと気が強くなって声が大きくなるので、酒類は全部価格を2倍にする。

   生中は1杯1000円です。

   価格が上がればアルコールを飲む量も減り、大声も減り、長居する人も減るので、感染リスクも減ります。

   上げた価格はそのまま支援金としてお店がもらえば、減った売り上げを少しは賄えるかもしれません。


   それからマスク会食についてですが、食べてるときにマスクをつけたり外したりするのは実際には無理だと思います。

   そこで、飲食店が提供するメニューは定食のみにする。

   1品料理だと順々に料理が運ばれてくるので、料理と料理のあいだについつい会話をしたくなり、マスクをつけ外ししないといけません。

   しかし定食なら、料理が運ばれてくるまではマスクをつけて会話して、運ばれてきたらあとは黙々と食べるだけです。


   他には「Go to イート」も疑問でした。

   消費者を通して間接的にお店の売上につなげるよりは、困っているお店を直接支援すればいいのにと思いました。

   飲食店の消毒費や換気改善だったり、テーブル席をやめて横一列席のみに改造するための費用だったり。


   どうしても消費者を通して間接的に、というのであれば、例えば、4人席を3人限定にする代わりに+1名分のお食事相当をお土産としてお店が提供するようにして、そのお土産代を「Go to イート」で負担するというのはどうでしょうか。

   お店としては売上が4/3倍になるし、お店の密度は3/4で済むし、消費者もがっついて行くほどの割安感は無いので、長期的に持続できるサービスになるような気がします。


   まあいろいろ書きましたが、どれももう出尽くしているアイデアですよね、きっと。

   一部の人だけに極端に負担をかけたりせずにみんなが少しずつ負担するような方法があればいいのですが、なかなか革新的なアイデアも思いつかないです。

   とりあえず僕は感染予防のため、在宅勤務をしたり、旅行を我慢したり、自分にできることを続けていきます。

 

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