ロック大陸漫遊記 第169回
今週のテーマは「夜とかナイトがタイトルのロックナンバーで漫遊記」でした。
まず初めに草野さんは「最近はコロナのせいで夜はワルモノという感じがあるけれど、本来は夜は楽しくてワクワクするものです。ロックも夜を歌ったものが多い」と話していました。
僕は初めにこのタイトルを聞いたときは静かな眠くなる曲が中心なのかと思ったのですが、実際には真逆で、草野さんが話したように熱くぶっ飛んだ曲が多かったです。
聴き終わってみると、ライブハウスに行って夜通しで踊りたくなる、そんな放送回でした。
オンエアリスト
① 紫の夜を越えて / スピッツ
② 夜の背骨 / FIVE NO RISK
③ Tonight / FIVE NO RISK
④ Let's Spend the Night Together / David Bowie
⑤ 夜をぶっとばせ / ORIGINAL LOVE
⑥ Hot Summer Nights / Night
⑦ Night Runner / Bronz
⑧ 雨あがりの夜空に / RCサクセション
⑨ 真夏の夜の事 / 初恋の嵐
④は邦題が「夜をぶっとばせ」だそうで、④⑤とぶっ飛んだタイトルが連続しています。
⑧はRCの超有名な曲ですね。「5円玉のむこう」的な隠喩めいたエロスがあふれてます。
FIVE NO RISKがかっこいい
2,3曲目は”FIVE NO RISK”というバンドの曲が続けてかかりました。(こういう流れは初めて?)
草野さんがディスクユニオンのフリーペーパーか何かで知ったバンドだそうです。
その音楽性について「熱くてクサクない(草野さんの好み)」「そのへんの匙加減が絶妙」と絶賛していました。
またオンエアした楽曲について「夜の国道を郊外から都会に向かって歩いている情景が浮かぶ」と言っていました。
これらの楽曲の収録されたアルバムは京都のインディーズレーベルから500枚限定で発売されて、人気が出て再発されたそうです。
僕も聴いてみてめっちゃかっこいい!と感激し、サブスクでヘビーローテーションしようと思ったのですが、残念ながらYoutubeMusicでは配信されていませんでした。
他のアルバムはあったので、まずはそれを聴いてみようと思います。
明けない夜はない
番組の最後に草野さんは次のように言っていました。
「みんなでわいわい夜を楽しむようになるにはもう少しかかるのかな。今はそれどころではない人もいると思います。明けない夜はないという言葉を信じて生きていきましょう」
「明けない夜はない」とか「やまない雨はない」って、今となってはちょっとギャグっぽく使われている台詞ですが、草野さんが真っ直ぐにそう話すと、不思議とそうなのかなと思えました。
言葉の響きってその人の人柄によるんだなとちょっと思いました。
僕が「明けない夜はない」とか言っても絶対にギャグっぽいもんな。
YouTubeMusicプレイリスト
ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。
YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。
https://music.youtube.com/playlist?list=PLH2zHO0j6VPuBVK9jgmy9C_zg_3s1KS36
なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)
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