スピッツのデビュー30周年の今日(03/25)、新曲「紫の夜を越えて」が配信されました。
0時にサブスク解禁、4時にMV公開という流れだったようです。
タイトル通り紫の夜を越える頃に、MVが公開されたというのが素敵ですね。僕は爆睡してましたが(^_^;)
また、本日20時から「配信リリース記念番組」と称して「紫の夜ラジオ」がYouTubeで生配信されました。
スピッツメンバー4人が約30分ゆる〜くトークしてました。
番組の終わりかけにリーダーの田村さんが「今日のラジオは告知なの?」と言い出すくらいゆるかったです。でも楽しかったです。
ちなみに放送終了直前には視聴者数が2万3千人を超えてました。おー、見てる見てる。
ラジオの中で出てきたお話をいくつか書き出します。
まずはジャケットについて。
ジャケットには狼と少年と月がモノトーンで描かれています。かっこいいですよね。
どなたかがTwitterでタイトルが紫なのに紫を使ってないのがいいとつぶやいていましたが、僕もそう思います。モノトーンになることでかえって「紫色」を探したくなります。
このジャケットを手掛けたのはインドネシアのアーティストだそうです。
草野さんがこの方の描かれた外国のバンドのジャケットを見ていいなぁと思って、それでお願いしたそうです。
さすがジャケ好きの草野さん。アンテナの張り方が半端ないです。
次に、MVに出てくる綺麗な女性の方について。
わたなべりかこさんというそうです。
「か」は「花」らしいですが、ググってもちょっとわかりませんでした。
最後にMVの撮影について。
久しぶりのMVの撮影ということで、田村さんがかなりハッチャケたようで、蛍光灯を倒した(外れただけで割れてはない)という話をしてました。
蛍光灯?何のことだろう?と思ってMVをあらためて見たら、演奏シーンで縦横無尽に斜めに走ってる光は全部蛍光灯(LED?)だったんですね。
たしかにこれは危ない。田村さん、ライブと同じように飛び跳ねてますし。
これ、田村さんの周りだけ本数減らしとかないと(^_^;)
また、カウントダウンTVでロビンソンを歌ったときに田村さんがハッチャケてたら、あとで「これは動く歌じゃない」と怒られた、というエピソードも披露してました。
以上「紫の夜ラジオ」の話でした。
で、ここから新曲「紫の夜を越えて」の感想です。
「NEWS23」のエンディングテーマになっていたので、サビとその周辺は聴いていましたが、イントロ、Aメロは初めて聴きました。
サビは疾走感もあって音量大きめのイメージでしたが、イントロはアルペジオから静かに入っていて、サビへの展開がドラマチックでした。
サビだけならただ「かっこいい曲」という評価でしたが、歌全部を聴いた今は「めっちゃ痺れるかっこいい曲!」です。
歌全体を聴いて化けました。
いいですよね、紫の夜を越えて。うん、いいよいよ!
まだ聴き込めてませんが、ざっと聴いて良かったとろこをあげていくと……、
冒頭で「君が話してた美しい惑星はこの頃僕もイメージできるのさ」と歌ったうえで、2回目のサビの後に「袖をはばたかせ あの惑星に届け」と高らかに強く歌って間奏に入る展開が痺れます。
サビの「なぐさめで崩れるほどのギリギリをくぐり抜けて 一緒にいてほしいありがちで特別な夜」も、いい。「なぐさめで崩れるほどのギリギリ」というのが、飾らないぎこちない表現だけど、すごくわかる。
自分が弱って限界のときはこんな感じだったなと思って共感できるし、そんな限界のときにも慰めてくれる人はいるわけで、何より「くぐり抜けて」と言っているので、これを聴いて乗り切れる気がします。
あと、ラストのテンションMAXで草野さんが「目を開いてー」と歌っているときに、ぴょんっと跳ねるベースの田村さんがかわいいです。
きっとライブでも盛り上がる名曲になるに違いありません。
早くライブで聴きたいなぁ。
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