変わり続けるバンド「アークティック・モンキーズで漫遊記」感想

 MIKKEツアー延期

   公式HPの情報より、またもMIKKEツアーが延期になりました。

   新たに延期になったのは3,4月に予定していた9公演です。

   そのなかには僕が行く予定だった福井公演もふくまれています。(というか4月だったことも忘れていた)

   もう何度目の延期かもわかららないです。(と言っても2回目くらいか)

   仕方ないし、延期だからといってなんの不満もないですが、なんだか気が滅入りますね。


   個人的には、入れ替え制にして観客を半分にしてライブの時間も半分にしてもらってもいいと思っています。それでもライブを観れれば嬉しい。

   でもそれすらも今の状況だと難しそうですし。


   ほんとにライブに行ける日が来るのかな・・・

   憂鬱な未来しか見えない。


 

ロック大陸漫遊記 第160回 感想

今週のテーマ「アークティック・モンキーズで漫遊記」

   今週は久しぶりのワンアーティスト特集でした。

   いつものごとく僕にとっては初めて聞くバンド名です(^_^;)


   まずは草野さんによる「アークティック・モンキーズ」の解説です。

  • 2002年イングランドで結成
  • 地元で腕を磨いて2005年インディーズデビュー
  • デビューアルバム(シングル?)がいきなり大ヒット

   ということで、ヒットまで苦労したスピッツとは真逆ですね。


   番組では年代を追って「アークティック・モンキーズ」の楽曲が紹介されました。


青春せかせかビート時代

   ②「I Bet You Look Good On The Dancefloor 」は草野さんが最初に聞いた曲だそうです。

   奇麗な働く女性が写ったシングルをジャケ買いしたのだとか。(出た!ジャケ買い)

   そしてイントロのギターにやられたそうです。


   ②③は初期の持ち味である急かされるようなビートが特徴です。

   これを草野さんはずばり「青春せかせかビート」と称してました。

   たしかに聴いてみると急かされます。(^_^;)

   でもなんかこう若人!って感じがしますね。


ストロークスからの影響も

   ④「Fluorescent Adolescent 」をかける際に、草野さんが「アークティック・モンキーズはストロークスからの影響を公言している」と話してました。

   草野さん自身は「ガレージロックはドライすぎてハマれなかった」と言っていました。(そういえばストロークスはかかったことがないですね)

   でも「アークティック・モンキーズは適度な湿り気をもっているからハマれた」とも言っていました。そして彼らの曲はこのあと徐々に湿り気があがっていく、と。


重めのハードロックへ

   ⑥「R U Mine? 」が含まれる5作目の「AM」が最も興行的に成功したアルバムだそうです。

   ただあまり評判が良くなかったようです。

   なぜなら速めのロックから重めのハードロックに近づいたから。

   でも草野さんはクールな雰囲気が加わってかっこいいからこのアルバムが好きだそうです。


   そして最後の⑦「Tranquility Base Hotel & Casino」については「ダンディ」と称してました。


変わり続けるバンド

   こうして曲を順に追っていくと「青春せかせか」→「ストロークスオマージュ」→「ハード」→「ダンディ」とどんどん雰囲気が変わっていっています。

   番組の最後に草野さんは「アークティック・モンキーズ」について「同じことを続けるのは退屈に感じるバンドマンなのかもしれない」と言っていました。


   いろいろな音に挑戦するところはスピッツにも共通しているなと思いました。


オンエアリスト

① ガーベラ / スピッツ
② I Bet You Look Good On The Dancefloor / Arctic Monkeys
③ Brianstorm / Arctic Monkeys
④ Fluorescent Adolescent / Arctic Monkeys
⑤ She's Thunderstorms / Arctic Monkeys
⑥ R U Mine? / Arctic Monkeys
⑦ Tranquility Base Hotel & Casino / Arctic Monkeys
⑧ Cosmic Rays / Arctic Monkeys


コメント