age factoryの最新アルバム「EVERYNIGHT」がすごく良くて、ここ最近ずっとヘビーローテーションで聴いています。
その勢いにのって、1つ前のアルバム「GOLD」も買ってしまいました。
GOLD
アルバムは全10曲で演奏時間は36分です。
クロマニヨンズやスピッツのアルバム「名前をつけてやる」ばりに短い!
これはつまり、熱量をぎゅっと圧縮して詰め込んでいて、無駄がない、ということです。
とにかく激しくて、メロディアスで、それでいてセンチメンタルで。
夕暮れや真夜中に聴いていると、ワッと熱くなったあとに、ちょっと泣けます。
おすすめは①②④⑨⑩!!
まず1曲目のタイトルチューンの「GOLD」がいい。
出だしの「輝き出した」というフレーズの1音目の「カ」の字のアタック感にガツンッとやられます。
冒頭から勢いがあると、アルバム全体の印象がグッとあがりますね。
2曲目の「See you in my dream」はスピッツの草野さんのラジオ番組「ロック大陸漫遊記」で紹介された曲です。
僕がage factoryを初めて知った曲でもあります。
草野さんが番組の中で「ロックの荒々しい魅力を再認識せてくれたバンド」とコメントを添えてました。
この曲もメロディアスかつ激しいです。
ラストの「星に願いを」を繰り返すところで胸が熱くなります。
⑥「Moony」、⑦「Million」も切なくて好きですが、中盤のハイライトは④「HUNGRY/猿」です。
「猿を学ぼう」と連呼するところが意味不明だけど気持ちいい。アホになって叫びたくなります。
ちなみに子供の前でこのフレーズだけ歌ってたら「猿」の部分をいろいろ変えて(犬とか象とか)歌って、意外と盛り上がってました。
でも他の歌詞がかなり下品(?)なのでなかなか全部は子供には聴かせられないです。ま、ロックってそんなもんですが。
ラスト⑨「kicks night」、⑩「TOMBO」の流れは風を切って走っていくようなスピード感と、胸をしめつけるような切なさとがあって、最高です。
age factoryのライブに行ったことはないですが、ライブで聴いたらすごい感情が高ぶっているに違いない。
特に「TOMBO」の「夕焼け燃やした君のあの横顔」とか「夕方5時のサイレン もう帰ろうよ」とか。
夕暮れどきの情景は、なんていうかノスタルジックな気持ちにさせられるので、弱いなーと思うのです。心の奥の柔らかい部分をざわざわさせる。
age factory の"GOLD"は 、爆音で聴いてデタラメに身体を動かしたくもなるし、夜のベッドでヘッドホンをつけて聴いて静かに泣いていたくもなる。
とにかく心と身体を刺激してくれるアルバムです。
スピッツの草野さんが「ロックの荒々しい魅力を再認識せてくれた」と言ったのがよくわかります。
おすすめです!!
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