全編通して荒々しくて激しかったです。
漫遊前の天の邪鬼な一撃
先週、次回のテーマが紹介されてから、Twitterのタイムラインでは漫遊前の一曲は「ハチの針」か「メモリーズ・カスタム」かでバチバチの議論がなされていました。(ちょっと誇張)
しかし蓋を開けてみると、そのどちらでもなく「シロクマ」でした。
今回はラップばかりなので漫遊前の一曲はメロディアスな曲を、ということで選んだそうです。
ラップ系じゃないんかい!!
さすが天の邪鬼な草野さん。予想の斜め上を行ってくれました。
ラップかっこいい
③”Bring the
Noise"を歌う”Anthrax”はラップメタルの先駆けだそうです。田村さんが大ファンで来日公演を一緒に見に行ったこともあるんですって。
④”Bulls On Parade”を歌う”Rage Against The
Machine”は草野さんの中では90年代重要なロックバンドのベスト3に入るそうです。
⑤”Break
Stuff”は放送禁止用語を散りばめた歌であり「まさに親に隠れて聴くような曲。これぞロック」と称してました。
⑥”The Seed
(2.0)”は聴いていると「自分はバンドものが好きなんだなと再認識できる」と話してました。
今回はどの曲も激しくてかっこよかったです。ラップなロックはかなり好きかも、と思いました。
ただ、アルバム全部がこれだときついなーとも思いました。
放送の中で名前だけ出てきたインキュバスも、ラップ調で激しいですが、メロディアスな曲も多いですしね。バランスが大事かなと。
新しいラップロックを模索していた!?
「DA・YO・NE」が流行ってた頃、草野さんはスピッツでもラップを取り入れたいと思っていたそうです。
イメージは情けない感じの哀愁漂うやつで、これまでのイケイケなラップとは違う新しいやつ。
しかしラップをやろうとしてもクセでメロディが付いてしまうので断念したのだそうです。
今思えば本職のラップの人に参加してもらえばよかった、と最後につぶやいてました。
ヒップホップ以前・以後
最後に草野さんはヒップ・ホップについてこう話していました。
「世代的にヒップホップを通ってるかどうかで楽曲がぜんぜん違う。例えばRADやワンオク。
ヒップホップを知っているとリズムが違う。リズムが攻撃的。
またリズムだけでなくメロディも違う。 譜割りとか自分の辞書にないものが出てくる」
なるほど。
だから、スピッツでも少しラップ調なものは他にない新鮮な感覚があるのかもしれないですね。
もっとラップなスピッツも聴いてみたい気がしました。
オンエアリスト
① シロクマ / スピッツ
② (You Gotta) Fight for Your Right (To Party) / Beastie Boys
③ Bring the Noise / Anthrax
④ Bulls On Parade / Rage Against The Machine
⑤ Break Stuff / Limp Bizkit
⑥ The Seed (2.0) / The Roots Feat. Cody ChesnuTT
⑦ Trust Issue / Phunk Junkeez
⑧ NEXTREME UNKNOWN / YKZ
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