ハードロックの仙人? 〜「イアン・ギランで漫遊記」感想


ロック大陸漫遊記 第136回 感想

今週のテーマ「イアン・ギランで漫遊記」

   先週までのリクエスト回から一転して、今週はワンアーティスト特集でした。
   ピックアップされたのは「イアン・ギラン」です。

イアン・ギランとは?

   草野さんがいつものように詳しく説明してくれました。
  • まもなく75歳
  • エルビス・プレスリーに憧れて音楽に目覚めた
  • エピソードシックスというバンドを経て、ディープ・パープルの第2期に加入しブレイク
  • スクリーミングボイスが特徴
  • 地声とハイトーンとのギャップが魅力
  • 第2期ディープ・パープル脱退後、しばらくはバイク店やホテルの経営をしたりしてた
  • その後、イアン・ギランバンドを立ち上げて活動を再開
  • ブラック・サバスにも在籍していた(但し短期間)
  • 再びディープ・パープルに加入
   イアンさんはディープ・パープルのボーカルなんですね。洋楽に疎いのと人名を覚えられないのとで、知りませんでした(あるいは忘れてた)。

② Highway Star / Deep Purple

   この曲、以前にもかけていた気がします。
   有名な曲なのに、マイナー好きの草野さんが何度もかけるなんて、ほんと大好きなんですね。

   草野さんがギターを始めた中学時代のころに課題曲にしてたそうです。
   16分音符のソロをを毎日100本ノックをするように繰り返し練習してたのだとか。
   そしてMCの最中にギターパートをZO-3で速弾きしてくれました。おお、かっこいい!!

⑥ Digital Bitch / Black Sabbath

   イアンさんがブラック・サバスに在籍していたころの曲です。
   草野さんは当時は違和感があったそうですが、いま聴くと悪くないと話してました。
   ちなみに、このブラック・サバス時代のイアンさんについて「ミスチルにB'zの稲葉さんが入ったけど結局B’zだね、みたいな」とか「鰻とサーロイン」とか比喩してました。
   イアンさんはどこに行ってもイアンさんだし、ブラック・サバスも凄いから、2度おいしい、とかそんな意味ですかね。

⑦ Throw My Bones / Deep Purple

   漫遊最後は最近発売されたディープ・パープルの新曲です。
   草野さん曰く「ディープ・パープルは高齢になられてからの方が活動が活発。渋いハードロック。若い頃のようなスクリーミングボイスは出ないのかもしれないが、それがなくても半端ない
   そして「ハードロックの仙人」と称してました。
   大絶賛ですね。

草野さんの3大ロックボーカリスト

   番組の最後に草野さんがファンとしての熱い思いを語ってたいのが印象的でした。
「イアン・ギランさんは、デビッドボウイ、甲本ヒロトさんと並ぶロックボーカリスト。次に生まれ変わったら、イアンさんのような身長の高いロン毛のロックボーカリストになりたい。ファンとしては一生ハイウェイスターを聴きながら、エアギターならぬエアーボーカルをしていきたいです」

   誰のなかにもロックスターがいて、その輝きはいくつになっても消えないんだなと思いました。
   それにしても草野さんのなりたいロッカーのイメージって。そんなに身長がほしかったのかー。笑

オンエアリスト

① ナンプラー日和 / スピッツ
② Highway Star / Deep Purple
③ Mr.Universe / Episode Six
④ Gethsemane (I Only Want To Say) / Ian Gillan
⑤ New Orleans / Gillan
⑥ Digital Bitch / Black Sabbath
⑦ Throw My Bones / Deep Purple
⑧ スコーレ / 山崎あおい

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