半年ぶりくらいに大阪出張になったので、ホテル滞在用のポータブルWi-Fiを新たに購入しました。
BUFFALO製の”WMR-433W2”という製品です。
ポータブルWi-Fiって何?
どういう呼び名が正しいのかはわかりませんが、ホテルの部屋にある有線LANとつないでWi-Fi化するアイテムです。
ホテルのインターネット回線を利用するので月額などの固定費はかかりません。持ち運び可能な小型のWi-Fiルータと思ってもらえればよいかと。
しかし、ホテルの無料Wi-Fiは部屋の位置によっては電波状況が悪かったり、通信速度が遅かったり、セキュリティ面で不安があったりして、使い心地がよくない点が多いです。
また、スマホをそのまま使ってもいいのですが、通信容量(ギガ)がもったいないですし、有線ポートの無いノートPCやクロームブックの場合、Wi-Fiがないとそもそもインターネットに接続できません。
そこで登場するのが、ポータブルWi-Fiです。
ホテルの部屋に有線LANがきていれば、有線に接続してプライベートで利用できるWi-Fiを簡単に構築できます。
BUFFALO製”WMR-433W2”のおすすめポイント
ポータブルWi-Fiは各社から出ています。
今回、僕が買った”WMR-433W2”のポイントは3つです。
- 5GHz帯対応
- 小型軽量
- ポーチと短いLANケーブルが付いている
1つずつ順に見ていきます。
5GHz帯対応
Wi-Fiによく使われている電波は2.4GHz帯です。
そたのめホテルにいると、あちこちから2.4GHz帯の電波が飛びこんできます。
同じ周波数帯の電波が多いと、お互いに干渉して、通信速度が遅くなります。
一方、5GHz帯は遠くまで飛ばないので他の場所で送信していたとしても、電波が弱くなるため干渉による影響は小さくなります。
また、5GHz帯は2.4GHz帯よりも帯域幅が広いです。
これらの理由からホテルでは5GHz帯の方が高い通信速度を安定して得られるというメリットがあります。
小型軽量
出張の際はなるべく荷物は減らしたいし、小さくしたいです。
”WMR-433W2”は外形が45×45×15mmで重さが19gであり、手のひらサイズです。
かばんにちょっと忍ばせておけるので邪魔になりません。
但し、USB給電する必要があるため、USBタイプのコンセントが要ります。
僕はスマホ用の2口コンセントで兼用しています。
ポーチと有線LANケーブル
これは有ってもなくてもいいのですが、有ると意外と便利です。
付属のポーチはポータブルWi-Fi本体とUSBケーブルと有線LANケーブルを収納できます。
かばんのなかでバラバラにならなくてすむので助かります。
またホテルによっては部屋に有線LANケーブルが常設してなくてフロントに借りに行かなければならない場合があります。そんなとき短いLANケーブルがあるとその手間が省けて便利です。
借りればいいだけなのでわざわざ買うのも馬鹿らしいし、あったら助かる、という感じです。
以上の3点が、僕が ”WMR-433W2”を買った理由です。
特に5GHz帯対応は重要です。
安かったり旧型だったりすると2.4GHz帯オンリーだったりするので要注意です。
実際に使ってみた感想
まずこの機種は5GHz帯と2.4GHz帯の切り替えスイッチがあるので5GHz帯にします。
接続の仕方は普通のWi-Fiルータと同じです。Wi-Fiアイコンをクリックして、見えているSSIDを選択して、本体裏面に記載されているパスワードを入力するだけです。
一度接続してしまえば、次からはSSIDとパスワードの入力は不要です。
僕は出張先のホテルでバタバタしたくなかったので、出張前に予め自宅で設定しておきました。
初めて行ったホテルでしたが、ポータブルWi-Fiを部屋の有線LANに接続すれば、無線経由ですぐにインターネットにつながりました。
いまこの記事は、ホテルの部屋で”WMR-433W2”を使ってインターネットに接続して書いていますが、通信が不安定になることはないです。安定しています。
ちなみに「熱」については、本体を触ると熱いです。
ただ、以前に使用していたIOデータ製品(2.4GHzオンリー)も使っていると熱くなったので、特に良くも悪くもない印象です。
まとめ
”WMR-433W2”はコンパクトでデザインもかわいいですし、5GHz帯にも対応しているので、出張先のホテルに持っていくのにおすすめです。
使って間もないですが、今のところ、不具合もありません。
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