スピッツ新曲「猫ちぐら」!そして草野さん的日本のロック最盛期とは?

新曲はなんとリモート制作!

   うわわわわわわああああああ!!!
   今週のラジオ開始早々、草野さんの口からさらっと新曲の発表がありました。
   しかも「リモートでどこまでレコーディングできるか」に挑戦して、「メンバーとは一度も顔を合わせずに時間差で音を重ねてデータのやり取りだけで作った」のだそうです。「けっこうできるもんだ」と言ってました。
   そしてなんでもない感じでふわっと新曲が始まりました。

   おおおおお、ほんとに新曲だーーーー!!
   興奮気味に聴いていましたが、歌そのものは優しい感じの曲調です(^_^;)

   メモできた歌詞の一部↓
「明日はちょこっと違う景色書き加えていこう」
「願わくば優しい景色書き加えていこう」

   寂しいような優しいようなそれでいてちょっぴり前向きになれるそんな雰囲気の曲でした。

「猫ちぐら」ってなんだろう?って調べたら、かまくらみたいな感じの猫のお家なんですね。
   なんとまあかわいらしいタイトル。いいですね。


ロック大陸漫遊記 第128回 感想

草野さんが考える日本のロック最盛期

   新曲に全部持っていかれた感じですが、今週のテーマは「日本のロック最盛期1999年で漫遊記」です。 
    自分は99年が青春時代だったので、かなり面白いテーマです。
 
    草野さんは「98年からガチのロックがメジャーな音楽シーンに出てくるようになった。99年が最もロックが盛り上がった年だと個人的に思っている」と話してました。
   99年のロックは後にロキノン系と称されるようになったそうです。

時代の変化を感じたミシェルの一曲

   漫遊一曲目にかかったのは②「スモーキン・ビリー / Thee Michelle Gun Elephant」です。
   草野さんは「99年はこの曲で幕を開けた。リフがイカしてる。オリコンチャートがどんどん上がってくのを見て、ずるくない?と思った。自分たちが売れたくてCrispy!でPOPに寄せたのがバカみたい」と話してました。
   そして「これが売れたことで時代が変わったと感じた」と語っていました。

すごい女性ロックシンガーの登場

   次にかかったのは③「正しい街 / 椎名林檎」です。
   草野さんは「女性のロックですごいのが出てきた」と絶賛してました。
   それから「『正しい街』の歌詞に地名が出てきたのを聴いて『さわって・変わって』で地名を出した」と話してました。このエピソードは何かで聞いたことがありますね。
   また「歌詞の小物使いがうまい」とも言ってました。小物使い!髭男のときにも話していたやつですね。

   他にはくるりのバンド名がずるいとも言ってました。
   草野さん、だいたいやられた〜と思ったり褒めるとき、「ずるい」っていいますね。
   負けず嫌いな小学生の男の子みたい。笑

オンエアリスト

① 猫ちぐら(新曲) / スピッツ
② スモーキン・ビリー / Thee Michelle Gun Elephant
③ 正しい街 / 椎名林檎
④ STAY GOLD / Hi-STANDARD
⑤ 透明少女 / NUMBER GIRL
⑥ 街 / くるり
⑦ PULSE / THE MAD CAPSULE MARKETS
⑧ deep / BRAHMAN
⑨ Sweet Strawberry Toast / esrevnoc

   まあ、なんというか、ふりかえってみても新曲に全部持っていかれた回でしたね。
   99年は自分の青春時代でもありいろいろ思い出もあり興味深いテーマでもあったのに、「猫ちぐら」という単語が頭の中に居座ってしまいました。

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