2020春アニメ主題歌 感想 ~イエスタデイをかくして

   2020年の春アニメは何を観ていましたか?
   コロナ影響で休止になったり延期になったりしたアニメもあり、バタバタしたクールでしたが、僕は「かくしごと」「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」を観てました。
   他にはかなり遅れて「イエスタディをうたって」を観始めています。

   もう春クールも終わりですが、お気に入りの主題歌を紹介します。

かくしごとOP -flumpool「小さな日々」

   めっちゃ爽やかなオープニング!!
   騙されそうになりますが、内容は下ネタギャグ満載です。

   ギャグパートも面白いですが、なんといっても娘の姫ちゃんがかわいいです。
   こんな娘がいたら、きっと毎日がんばれるなぁ。
   声優さんはリゼロのエミリアの人なんですね。高すぎずちょっと抑えめの声が、愛らしいです。

   また、毎回挿入される18歳の姫ちゃんのエピソードがミステリアスで、10歳(現代)と18歳(未来)の間にいったい何があったのかと、1話完結のギャグ漫画なのに続きが気になる作りをしています。見せ方がうまい。

   先日最終回を迎えたのですが、とても良い終わり方でした。
   ベタですが、王道なラストにきれいに持っていけていて、ちょっとウルっときてしまいました。下ネタギャグ漫画なのに。

   下ネタギャグ×娘萌え×ミステリーという組み合わせがバッチリ決まった一作です。
   漫画版は途中で買うのが止まっているので、最新巻まで買わないとな。

イエスタディをうたって ED -ユアネス「籠の中に鳥」

   アニメ化発表当初から気になってはいたのですが、何故か観ていませんでした。
   昨日から観始めています。いま4話目。

   ハマるだろうなーとは思っていたのですが、1話観たら、あっという間に引き込まれました。
   面白い!この雰囲気好きだな。

   主要キャラはリクオ、ハル、しな子、ロウの4人ですかね。
   全員片思いで、しかも思っている期間が長いっていうのがまたすごい。
   リクオのもっさりとした感じは今のラノベの鈍感系主人公とはまた違うものがありますね。90年代のドラマってこんな感じだったかな。(テレビ観てないからわからないけど)
   雰囲気も好きだし、ストーリーもキャラも気になるし、最終回までいっき見したいような、もったいないから1話ずつゆっくり観たいような。
   春クールも終わりになって好きなアニメに出会えました。

   そして、主題歌はユアネスの「籠の中に鳥」です。
   ユアネスはmol-74との対バンで金沢に来たときにライブに参加したことがあります。
   そのときの僕の目的はmol-74だったので、ユアネスは全然知らなかったのですが、ピンッと張った弦のような力強いサウンドとボーカルのあたたかな声の組み合わせが良くて、素晴らしいライブでした。

「籠の中に鳥」は、雨がしとしとと降っているなかを歩いているような、ちょっと切ない、でも人恋しくなる歌です。曲の雰囲気と歌声とアニメの内容とがうまくマッチしています。
   サビの「どうすればこの身体からあなたを隠すことができるのか」という歌詞がいい。心ではなく「身体」と言っているのがリアルです。

   余談ですが、しな子の出身が金沢のため、劇中でときどき「金沢」という単語が出てきます。そのたびに、ドキッとさせられます。
   縁側に雪が降っている回想シーンとかあると「現実の金沢の雪はもうちょっとべちゃべちゃしていて、なんかすみません」ってわけもなく謝ってしまいます。
   自分の町が映画やアニメで出てくると嬉しいような緊張するようなこの感じって、地方の人間特有のものですよね。(違う?)

コメント