スピッツベルゲン vol.112
スピッツFC会報が届きました。
コロナのおかげでG.W.なのにどこにも行けないので、まったり読める会報が届けられたのはほんと嬉しいです。ありがとうございます。
表紙が青色でさわやかです。
田村さんのページのベースの有線とワイヤレスの話が興味深かったです。プロのこだわりを感じました。メンバーのおすすめCDコーナーでは、﨑山さんがバンドメイドの「CONQUEROR」をあげていました。バンドメイドはロク漫の中で﨑山さんが紹介して以来、僕もすっかりハマって、アルバムはもちろん買いましたし、ライブにも行きました。かっこいいバンドを教えてくれてありがとうございます!
巻頭特集は、あるスポーツの体験でした。
まだ全部読めてませんが、のんびり読みます。休暇は続くので。
ロック大陸漫遊記 第122回 感想
今週のテーマは「最近沁みる邦楽ロックで漫遊記 」です。オンエアリスト
① みなと / スピッツ② I LOVE… / Official髭男dism
③ See you in my dream / Age Factory
④ ロマンチスト / BUGY CRAXONE
⑤ ミクロコスモス・マクロハピネス / Qps
⑥ HOPE/ 阿部真央
⑦ SUNNY SIDE WALK / KODAMA AND THE DUB STATION BAND
⑧ 情熱たましい / B-DASH
⑨ 醒めない / スピッツ
漫遊前の一曲
今週は「みなと」でした!
草野さんが言うには「自作の中では歌いながらどんどん盛り上がってくる歌」だそうです。
歌っていると気持ちが高まってくるってことですかね?
この歌は決して激しくはないのですが、聴いていてもじわじわと気持ちが上がっていきいます。大好きな曲です。
なお、「みなと」をオープニングに選んだ理由は、2曲目にかけた髭男のボーカルのサトシさんが「みなとが好きです」と言ったからだそうです。
草野さん、天の邪鬼だけどこういうところは素直ですよね。
草野さんの歌詞論!?
今回最も興味深い話は、2曲目の髭男の曲の後にありました。
草野さんがちょっと歌詞論を語っているのと、髭男を絶賛しています。
以下、草野さんのコメントを箇条書き。
髭男は歌詞がすごい。
RADWIMPSの野田くん以来のジェラシーを抱いた。
(草野さん流の言い方で)小物使いがうまい。
最近のJ-POPは観念的な詩が多い。
例えば「君への思いを届けたい」「夢を抱いて」「夢を追いかけて」など。
夢ならそれはどんな夢なのか。具体的な夢を示すと曲が印象的になる。
髭男はそのへんがすごく巧み。
例えば「まるで水槽の中に飛び込んで溶けた絵の具みたいなイレギュラー」
歌詞からイメージが広がるけど、あざとくない。
つっこみどころがない歌詞。絶賛。
とのことでした。
「小物使いがうまい」という表現が面白いですし、そのあとの歌詞論も興味深かったです。
草野さんが歌詞についてこんなに語ったのは初めてではないでしょうか。
草野さんが歌詞についてこんなに語ったのは初めてではないでしょうか。
なるほど、自分も作詞することがあったら、参考にします。(!?)
それにしても髭男、大絶賛だなー。
嫉妬して絶賛して。若い才能と正面から向き合ってるからこそ、スピッツはずっと第一線で活躍できているしのかもしれないですね。
嫉妬して絶賛して。若い才能と正面から向き合ってるからこそ、スピッツはずっと第一線で活躍できているしのかもしれないですね。
ラジオと草野さん
家でも車でもラジオを聴くことが多い草野さん。
髭男の先程の曲も「夕焼けがきれいな時間帯にカーステから流れてきて、むちゃくちゃ合っていた」と話してました。
今回流した曲もほとんどがラジオで聴いた歌だそうです。
さすがラジオっ子ですね。
例えば、3曲目の「See you in my dream」もラジオで聴いたそうです。曇った夕方にラジオから流れてきて、それがすごくマッチしていたのだとか。
そんなAge Factoryはロックの荒々しい魅力を再認識せてくれたバンド、と称してました。
この曲、めちゃかっこいいです。
今週のお気に入り
今回オンエアされた曲はどれも好きな歌でした。
ほぼノンテーマで草野さんが最近聴いてラジオでかけたい歌をかけまくったというのがよかったのかもしれません。
そのなかでも4曲目のロマンチストが個人的には一番気に入りました。
疾走感が気持ちいいし、アウトロの上昇気流に乗っているような感覚も好きです。