ああ青春!「1995年・勝手にライバルバンドで漫遊記」感想

ロック大陸漫遊記 第120回 感想

   今週のロック大陸漫遊記は「1995年・勝手にライバルバンドで漫遊記」でした。
   僕は90年代後半が青春時代だったので、今回のテーマは懐かしい曲だらけで楽しかったでです。

   なお、草野さんの判断で「ミスチル、ユニコーン、エレカシは先輩なので今回は除外。CHARAも意識してたけど、バンドじゃないので除外」ということでした。
   基本的に顔見知りから選んだそうです。


オンエアリスト

① ロビンソン / スピッツ
② KNOCKIN' ON YOUR DOOR / L⇔R
③ ズルい女 / シャ乱Q
④ ガッツだぜ!! / ウルフルズ
⑤ Over Drive / JUDY AND MARY
⑥ 太陽が燃えている / THE YELLOW MONKEY
⑦ DESIRE / LUNA SEA
⑧ ピーターパン / Baku

漫遊前の1曲

   テーマが95年ということで「トンガリ’95」……ではなく、素直に「ロビンソン」でした!
   ラジオから流れる「ロビンソン」には独特の雰囲気がありますね。
   いつも以上に切なく感じました。
   また、久しぶりに聴いたら、2題目のBメロの「驚いた君の瞳」という歌詞が妙によかったです。
   ハッとした君の顔とその瞳がなぜか脳裏にはっきりと浮かびました。(嫁ではない誰か架空の人)

   以下、各曲の草野さんのコメントと僕の感想です。

② KNOCKIN' ON YOUR DOOR / L⇔R

   草野さん「羨望の存在。(悔しいから)曲が素晴らしいと口に出さずに思ってた」

   個人的に、L⇔Rは都会的でおしゃれすぎる印象で、それほどハマれませんでした。
   でもこの曲はよく聴きましたねー。誰かしらカラオケで歌っていました。

③ ズルい女 / シャ乱Q

   草野さん「つんくさんとは電話番号交換して何度も話してた。ケイタイなかったから家電(いえでん)で」
   家電という単語が懐かしい。

「ズルい女」はほんと大ヒットしましたね。
   キーも高くなかったので、当時はみんなカラオケで歌っていたような気がします。歌うと大盛り上がりしました。

④ ガッツだぜ!! / ウルフルズ

   MVに出てくるバカ殿みたいな衣装は本物の志村けんさんから借りたものだそうです。
   へええーー!!びっくり!

⑤ Over Drive / JUDY AND MARY

   草野さん「解散して20年。YUKIちゃんはいつまでも若い。なに食べてるんだろう」

   20年!ジュディマリが解散してもうそんなに経つんですねー。信じられない。

   Over Driveは疾走感がたまらないです。夏の空に溶ける感覚が最高!
   僕は基本的に女性ボーカルの歌は自分じゃ歌わないので、歌詞を覚えないのですが、この曲は歌詞も覚えてました。よほど聴いてたんだと思います。

⑥ 太陽が燃えている / THE YELLOW MONKEY

   草野さん「グラムなハードロックでちゃんと売れたのがすごい」「田村と、90年代当時、自分たちが十代だったらスピッツじゃなくてイエモンを聴いていたよね、とよく話してた」「吉井くんがやってたバンドを地元静岡で田村とテツヤが観に行ってた」

   他にも、スピッツのグッズを吉井さんが身につけてTVにでてくれたなど、すごい逸話をいっぱい話してくれました。

⑦ DESIRE / LUNA SEA

   草野さん「今日はなんかルナシーを聴きたい気分だったのでねじ込みました」「河村隆一のエグい歌声に、耳が虜になる」「SUGIZOのギターもすごい気持ちいい。サスティーンの長いフレーズを勝手にSUGIZO(技の名前のように)と呼んでいる」

   この曲もよく聴きました。ルナシーかっこいいですよね。
  カラオケでも人気あったなぁ。

* * *
   自分の青春時代ドンピシャの選曲だったので、今回はいつも以上に楽しかったです。
   草野さんが同世代のバンドをどう見ているか、どんな接点を持っているかもわかって興味深かったですし。満足満足♬
   そういえば、テーマはライバルバンドとなってますが、どちらかというとリスペクト要素が9割でしたね。そんなところが草野さんらしいです。

   あと、どの曲もカラオケの記憶があるのが意外というか、ちょっと面白かったです。当時はカラオケ全盛期だったんですねー。

草野さんのメッセージ

   ラジオの最後に草野さんが話した言葉を載せます。
「1995年は阪神淡路大震災があり地下鉄サリン事件があり、世の中決して明るい雰囲気ではなかった。
暗い時間のあとにはま明るい時間が来ると信じて過ごしていきましょう。
せっかく同じ世界に生まれてきたもの同士、普段以上に思いやりの気持ちを持って過ごしていきたいと思います」

   重く暗い日々が続きますが、うん、がんばろう!!