「remind」は2000年5月に発売された徳永英明の12thアルバムです。
発売年代を調べてみると、なんと前作「honesto」から1年を待たずに発売しているではありませんか。発売ペースはやっ!!デビュー直後を除けば、異例の速さです。
この時期、徳永さんの情報を雑誌などで読んでいなかったので、詳しいことはわかりませんが、もしかしたら前作の「青い契り」などで手応えを得て、創作のエネルギがあふれていた時期だったのかもしれませんね。
そのせいかどうかはわかりませんがアルバム「remind」は完成度が高く、良曲も多いです。
買った当時は普通に良いアルバム程度の評価でしたが、あれから随分年月が経ち、評価はじわじわと上がっていきました。
集中してヘビーローテションで聴いた期間がない代わりに、ちょこちょこと取り出しては小出しで聴くことが多く、結果的に、僕のなかでは最もよく聴いたアルバムの一つとなりました。

単語で表すなら「honesto」が陽・軽・優なら「remind」は陰・重・厳といったところでしょうか。
特に重めの印象を与えているのは、 ①「remind」、②「オリオンの炎」、⑥「恋心」、⑨「罪と夕立」です。
ただ、⑤「live on」、⑦「MEMO」、⑧「追憶」などがからは、軽さや優しさも感じられます。
そして、最後を締めくくる⑩「Positions of life」では、重圧から解き放たれるように曲が大きく広がります。
第一印象こそ、重めですが、よく聴けばバランス良く全方位をカバーしたアルバムだとわかります。
3.愛を止めないで
買った当時は普通に良いアルバム程度の評価でしたが、あれから随分年月が経ち、評価はじわじわと上がっていきました。
集中してヘビーローテションで聴いた期間がない代わりに、ちょこちょこと取り出しては小出しで聴くことが多く、結果的に、僕のなかでは最もよく聴いたアルバムの一つとなりました。
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アルバム「remind」全体の感想
発売時期が近いことから前作「honesto」と対になっている印象があります。単語で表すなら「honesto」が陽・軽・優なら「remind」は陰・重・厳といったところでしょうか。
特に重めの印象を与えているのは、 ①「remind」、②「オリオンの炎」、⑥「恋心」、⑨「罪と夕立」です。
ただ、⑤「live on」、⑦「MEMO」、⑧「追憶」などがからは、軽さや優しさも感じられます。
そして、最後を締めくくる⑩「Positions of life」では、重圧から解き放たれるように曲が大きく広がります。
第一印象こそ、重めですが、よく聴けばバランス良く全方位をカバーしたアルバムだとわかります。
アルバム「remind」各曲の感想
簡単に曲ごとの感想を書きます。
おすすめは①⑧⑨⑩です。
1. remind
初っ端から「この胸を切り裂いて 仮面を外せば」と、歌詞がなかなかハードでダークです。サウンドも重厚なので、この曲の雰囲気がアルバム全体の印象を決定しているように思います。つまり重い。
でもこの曲はかっこよくて好きです。特に最後の低く語るように歌うパートは今までの徳永さんの歌にはないものがあり、必聴です。
でもこの曲はかっこよくて好きです。特に最後の低く語るように歌うパートは今までの徳永さんの歌にはないものがあり、必聴です。
2.オリオンの炎
シングル曲です。イントロが夜空に星が瞬くような神秘的な音色をしていて美しいです。
雰囲気は好きなのですが、歌詞が若干わかりづらいと思うのは自分だけでしょうか?
「君と僕は……別れたのだろう」と言いながら「君……勇気にして 僕は会いに帰るよ」と歌っているのが、前後がちょっとつながらないように感じられてしまいます。どうにもそこが気になって歌に没頭できないのでした。
3.愛を止めないで
4.泣きたい
5.live on
ライトな感じ、タイトな感じ、ソフトな感じ、徳永さんのいろんな側面を見せてくれます。ただ、他の曲たちに比べてやや弱い印象。
6.恋心
シングル「追憶」のカップリング曲です。個人的には「追憶」のほうが好きですが、徳永さんらしさが出ているのは「恋心」だと思います。どちらがA面でもおかしくない出来です。
全体的に大人な雰囲気のラブソングなのですが、サビの最後に歌っている「ひとりぼっちのこの恋心 少し勇気をください」という歌詞からは少年のような幼さや脆さが感じられます。そのアンバランスさが魅力だと思います。
全体的に大人な雰囲気のラブソングなのですが、サビの最後に歌っている「ひとりぼっちのこの恋心 少し勇気をください」という歌詞からは少年のような幼さや脆さが感じられます。そのアンバランスさが魅力だと思います。
7.MEMO
最初聴いたときはカチャカチャした曲だなという感想であまり良い印象ではありませんでした。
この曲が好きになったのはremindのライブDVDを観てからです。曲の途中で客席から紙ヒコーキを投げる演出があり、明るい光のなか、白色の紙ヒコーキがステージに向かってたくさん飛んでいきます。それがとてもファンタジックなのです。
ライブで化ける、ライブでこそ輝く一曲だと感じました。
「自分の弱さを言葉にできたら 何かがふっきれていくだろう」という歌詞も秀逸。当時、自分に足りないものはこれだなと考えさせられました。(今もかな)
この曲が好きになったのはremindのライブDVDを観てからです。曲の途中で客席から紙ヒコーキを投げる演出があり、明るい光のなか、白色の紙ヒコーキがステージに向かってたくさん飛んでいきます。それがとてもファンタジックなのです。
ライブで化ける、ライブでこそ輝く一曲だと感じました。
「自分の弱さを言葉にできたら 何かがふっきれていくだろう」という歌詞も秀逸。当時、自分に足りないものはこれだなと考えさせられました。(今もかな)
8.追憶
シングル曲です。Aメロしかないように聞こえてしまうくらい、すごく地味な曲なのですが、何故かすごく好きです。今でもよく自転車に乗りながら歌ってます。
「久しぶりに君と手をつないで」「まっ赤な空をいつも追いかけて」「ずっとこの胸にあるよ」など、歌詞がどれもやさしかったり、ノスタルジックだったりして、冬の朝の紅茶のようにあたたかい気持ちにさせてくれます。
9.罪と夕立
最初からキレキレにかっこいいです。アダルトなかっこよさです。なにより「惑わされ……」というサビの入り方がスリリングで、ここを聴くたびにゾクゾクします。必聴!!
あと、「白魚のような指が……」というフレーズがエロくて素敵です。
10.Positions of life
アルバムラストを飾るにふさわしい力強いメッセージソングです。この歌のために「remind」はある!と言いたくなるくらい好きな曲です。
とにかくサビまでが長い!Aメロ3回とBメロ2回繰り返したあとにようやく最初のサビに辿り着きます。でもこのタメにタメたあとでのサビの解放感がたまらないんですよね。徳永さんのシャウト気味の歌い方もかっこいい。魂が震えます。
2つあるサビはどちらの歌詞も素晴らしいです。特に「どんな日も道に迷いながらも誇りだけは忘れずにいたい」という歌詞は心に刻んで辛いときに何度も噛み締めたくなります。
唯一の不満はサビが短いことです。最後、もう一回サビを繰り返してほしかったと思うのは僕だけでしょうか。
一度はライブで聴きたい曲の一つです。
もしも聴けたらたぶん泣いてます。
とにかくサビまでが長い!Aメロ3回とBメロ2回繰り返したあとにようやく最初のサビに辿り着きます。でもこのタメにタメたあとでのサビの解放感がたまらないんですよね。徳永さんのシャウト気味の歌い方もかっこいい。魂が震えます。
2つあるサビはどちらの歌詞も素晴らしいです。特に「どんな日も道に迷いながらも誇りだけは忘れずにいたい」という歌詞は心に刻んで辛いときに何度も噛み締めたくなります。
唯一の不満はサビが短いことです。最後、もう一回サビを繰り返してほしかったと思うのは僕だけでしょうか。
一度はライブで聴きたい曲の一つです。
もしも聴けたらたぶん泣いてます。