雨のパレード ライブ “BORDERLESS” 感想 @金沢 〜ここから第2章が始まる!

   2年ぶりに雨のパレードのライブに行ってきました。
   前回のツアーは金沢に来てもらえなかったので、久しぶりに見ることができて嬉しかったです。
   そして、やっぱライブ楽しい!!

   ということで感動の冷めないうちにライブレポート書きます。
雨のパレード BORDERLESS ツアー 金沢

雨でした

   前回ライブに行ったときは晴れてたと思うのですが、今回は雨でした。
   外で開場を待つのがけっこう辛かったです。寒くはなかったですが。
   ライブが始まったら、Vo.の福永さんも「雨を降らせてしまったけれど、来てくれてありがとう」って言ってました。
   ま、雨のパレードだから、雨でも仕方ない??(野外ライブだと勘弁してほしいかもですが)

会場の様子と演奏時間

   この日のチケットはソールド・アウトで、会場は満員でした。が、ぎゅうぎゅう詰めということはなかったです。
   男女比はやや女性が多い感じでした。あと、カップルが多かったかな。
   でも僕と同じく男一人のお客さんもけっこういたので、お一人様でも大丈夫ですよ。

   演奏時間はほぼ2時間でした。
   今回のセトリは今までのなかで一番長いそうです。

いきなりMCとコール・アンド・レスポンス

   今回のライブで新鮮だったのは、1曲目の演奏が始まってすぐにVo.の福永さんがお客さんにむかって話しかけてきて、「oh oh〜」と歌うパートをコール・アンド・レスポンスで練習をしたことです。
   1曲目からライブチューンな「Summer time magic」だったのですが、最初に声を出したおかげで、すんなりとライブに入ることができたように思います。みんなBメロでシング・アロングして、サビでは体を揺らして自然にノッてました。
   こういう「いきなりMC」というのも、会場全体がリラックスできていいな〜と思いました。

ライブは最新アルバムからでなきゃ!

   ツアータイトルにもなっているアルバム「BORDERLESS」からほぼ全ての曲を歌ってくれました。
   これは歌わないだろうと思っていた「Gullfoss」も意外な形で披露してました。まさかのびっくりです。
    福永さんも「このアルバムの曲はこのツアーでしか聴けないものもあるので、目に(耳に?)焼き付けていってください」と言ってました。

   個人的には、バンドが今一番かっこいい・伝えたいと思っているものを形にしたのが最新アルバムなわけですから、ライブでは最新アルバムから多く歌ってほしいと思っています。なので、このスタイルは賛成です。
   逆に、ライブで歌わないようなアルバムなら作ってくれるなと。

   そしてどの曲もライブで聴いたら、CD以上にかっこよかったです。ノリの良い曲はよりノリノリでしたし、聴き入る曲はびりびりと肌から魂まで震わしてきてくれました。

ライブ・リアレンジがすごい

   CDとは大きくアレンジを変えてきたものがいくつもありました。

   例えば「morning」は前述の「Gullfoss」からつながっていて、神秘的な仕上がりになっていました。
「Reason of Black Color」はドラムの4つ打ちが強調されていて、テンポはそのままダンスミュージックっぽくなっていました。(こっちのアレンジの方がCD版よりも好きです)
「hwyl」は後半でぐいぐいノレる感じになっていてライブ感が増してました。(今回のアルバムのタワレコ特典になっていたアレンジと同じ)
   どれもライブならではのアレンジですごくよかったです。

   メンバーもリアレンジにこだわっているようだったので、次のライブでもいったいどんなことをしてくるのかが、楽しみです。

「Ahead Ahead」「BORDERLESS」

   この2曲はどちらもすごく盛り上がりました。

「Ahead Ahead」はイントロが流れた時点で歓声が上がりました。フロアの跳ねっぷりも他の歌の比ではなかったです。
「BORDERLESS」はイントロとサビの「oh oh〜」をみんなで歌いました。この歌はライブで聞いたら、歌詞がすごい伝わってきました。「愛した人 歩んだ道 何もかも全部間違いじゃない」
    そして、もっと大きな会場でもっとたくさんの人と合唱したら、これはきっとすごいことになるんだろうなぁ、と思いました。ぜひそういう日が来てほしいですね。

   この2曲はこれからもライブの定番曲として定着してほしいです。何回歌ってもきっと盛り上がると思いますから。

ここから第2章が始まる!

   ライブ中に福永さんが話していました。
「3人体制になり不安だったがなんとかアルバムを出すことができた」「ここから雨のパレードの第2章が始まります」「ついてきてくれ!」

   最初、ベースの是永さんが抜けたことでパワーダウンしないか心配でしたが、アルバムを聴いてライブを観る限り、福永さんが言うように雨のパレードの新しい章が始まったのだと感じました。
   これからも良い曲をいっぱい作ってください!しっかりついていきますよ!

   ただ、一つだけ、寂しかったことを。
   前回のライブであった、ベース、ドラム、ギターのセッションがすごくかっこよかったので、今回も観たかったです。次のライブのときにはまた楽器隊だけの時間も入れてほしいなー。それだけ!
片町きらら 雪吊り

おまけ 金沢GOLD CREEK について 

   今回ライブのあった会場「金沢GOLD CREEK」を僕は初めて知りました。
   場所は片町きららの裏で、長町との間のところです。ミリオンビルというビルの地下にあります。

   縦に長いホールなのでステージまでがちょっと遠く感じました。
   そのせいか、ホールの真ん中くらいの天井に30インチくらのモニターが掛けられていてステージが映るようになっていました。
   キャパはスタンディングで200人のようです。縦に長いせいかアズホールよりも狭く感じました。

   自転車で来る人がいるかわかりませんが、近くにある片町きららの駐輪所が近いです。23時まで開いてるのでよほど遅くならなければ大丈夫でしょう。