ロック大陸漫遊記 第108回 感想
スピッツメンバーで漫遊記の最終回はキーボードのクジヒロコさんでしたテーマは、【スピッツメンバーで漫遊記・2020初春】 ~クジヒロコ編:このギターカッティングがスゲー!で漫遊記~です。
オンエアリスト
① ヤマブキ / スピッツ② Favourite Shirts (Boy meets Girl) / Hair Cut One Hundred
③ She Does It Right / Dr. Feelgood
④ The Cutter / Echo & The Bunnymen
⑤ Creep / Radiohead
⑥ Sludge / dip
⑦ Foxhole / Television
⑧ 悪の華 / BUCK-TICK
漫遊感想
クージーさんは、草野さん曰く「優秀なロックオタクであらせられる」そうです。
あらせられるって。(^_^;)クージーさんは話を回すのがうまくて会話のテンポもよく、草野さんのテンションも高かったですね。他のメンバー回とはまた違う感じで楽しそうでした。
さて、今回のテーマは「ギターカッティングすごい曲」です。
キーボードのクージーさんからまさかこんなテーマが出てこようとは。
草野さんもこの発想はなかったと言ってました。
以下、二人のコメントや、僕の感想を箇条書します。
(マ:草野さん、ク:クージーさん)
② Favourite Shirts (Boy meets Girl) / Hair Cut One Hundred:
ク「シンプルに同じカッティングをしている」
マ「カッティングが気持ちいい。カッティングはギターの醍醐味の一つ」
④ The Cutter / Echo & The Bunnymen:
ク「(ギターが)休んで休んで、ここできたーー!!」
マ「(このバンドは)ギターというイメージが薄い」
ク「ストリングスもいいが、ギターがかっこいい」
⑤ Creep / Radiohead:
ク「ガガッと入ってくるギターを聴いてほしい」
レディオヘッドは僕も好きでよく聴いていました。ロク漫で流れたのは初めてではないでしょうか。
この曲は1stアルバム「パブロ・ハニー」に収録されています。僕は初期よりも、キッドA以降派だったので、そこまで聴き込んでいなかったのですが、久しぶりにCreepを聴くと、耽美的なような破滅的なようなメロディとサウンドがいいなーと思いました。
そうそう、曲が終わったあとにクージーさんが「ガガッ」と再度言うのですが、その後に草野さんがボソッと「レディー・ガガ」って言ったのがちょっと面白かったです。
少し恥ずかしそうな声で、でも言わずにはいられなかったんでしょうね、きっと。
⑥ Sludge / dip:
dipはかつてクージーさんがサポートとして参加していたバンドです。
このギターは今回紹介された曲の中でも特にかっこよかったです。
⑦ Foxhole / Television:
ク「2本のギターのからみに注目」
* * *
今回はギターのカッティングに焦点を当てた特集ということで、どれも小気味いい曲ばかりでした。クージーさんの選曲もどれも好きな感じで、楽しかったです。
ところで、クージーさんがスピッツのサポートに入ってから22年目になるそうです。
22年前ってフェイクファーのころですかね。長〜い。今となってはもうほぼ正規メンバーのようなポジションですよね。
クージーさん以外のスピッツのキーボードはもう考えられないので、このままずっと5人で続けていってほしいです。
最後にクージーさんが今年の抱負を語ってました。
「まずはスピッツのツアーを無事に!」
……ということで、夏の福井のライブ楽しみにしてます!!