「スパイスとカスタード 6巻&7巻」感想 〜2年生!修学旅行!

   宇佐美真紀「スパイスとカスタード」の7巻が昨年末に発売されました。
   今回は6巻と7巻の感想をまとめて書きます。
「スパイスとカスタード 6巻&7巻」
6巻の表紙の帯の「世界でいちば〜んかわいい恋バナ」というキャッチコピーにほっこりします

6巻 後輩ができました

   新学期になり、タマとチカ君は2年生になりました。
   5巻から登場したゆづちゃん(くん?)も受験に無事合格してタマたちと同じ高校に進学し、手芸部に入ります。

   手芸部には、同じく一年生の新キャラ生天目(なばため)さんも入部します。彼女は、最初はヤンキーっぽくて悪印象ですが、手芸に関しては真面目だし、実はBL好きということで、なかなかキャラが立ってます。(読み終わってみるとけっこ好感度が高い)
   ゆづちゃん、生天目さんのおかげで、ワチャワチャした手芸部の活動が見れて、6巻は思いの外楽しめました。

    キャラが増えて世界観も広がったので、ますます楽しくなりそう。

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7巻 修学旅行編!

   7巻では北海道へ修学旅行に行きます。

   いいですね~、高校の修学旅行。年頃の男女が学校行事とはいえ、数日間ともに旅行をするわけですから、そりゃ盛り上がりますわね。観光地で写真を撮りあったり。夜は
恋バナしたり。このそわそわとした感じ、いいなー。
   僕が通っていた高専では、こういう青春っぽい感じの修学旅行はなかったので、余計にうらやましいです。


   そして、北海道の大地で、タマとチカ君(と偽カレの翼くん)の関係に進展があります。
   花火のシーン、チカ君が大事なところで漢を見せてくれます。
   ツンデレキャラがツンじゃない方を見せるときは、おお!ってなりますね。
   前にも書きましたが、チカ君は少女漫画の男性キャラにしては珍しくキャラが立っていて、見ていて面白いです。いや、面白いというのは変か。ちゃんと応援したくなります。

    この漫画はタマの天然かわいさと、チカ君のツンデレ成分で成り立っていると改めて思いました。

   翼くんは一悶着あって「これで退場かな」と思ったら、後日ちゃっかりみんなのもとに戻ってきましたね。よかった、よかった。
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次回予告!?

   巻末には「チカくんへのLOVE(すけべ心!?)が止まりません!!!」って書いてあります。
   タマ、何をやろうとしてるんだ!?

    そしてまたひと波乱ありそう。。。