一本調子なのになぜかメロディアスなナンバーで漫遊記 感想


第86回 一本調子なのになぜかメロディアスなナンバーで漫遊記 感想

① リコリス / スピッツ
② Witchi Tai To / John Schroeder
③ A Horse With No Name / America
④ マシマロ / 奥田民生
⑤ Half A Person / The Smiths
⑥ 二人だけの国 / あいみょん
⑦ Blogging / Wire
⑧ いきるもの / 100s

   今週のテーマはメロディ縛りで「一本調子なのになぜかメロディアスなナンバー」でした。
   あくまでメロディが一本調子ということで、詩の朗読風やラップ調は省いたということです。

   ②「Witchi Tai To」は、草野さんのなかで一本調子の曲のなかでNo.1の曲。メロディの抑揚がないことで心が安定する、と言っていました。

 ⑤「Half A Person」は、最初お経みたいと思って、なんじゃこりゃってなった曲だそうです。
……いったいどんな変な曲なんだろうと思って聴いたら、そんなにお経みたいでもなく、普通にきれいな曲という印象でした。
   これがお経に聞こえると草野さんのセンスに近づけるんですかね。

   あいみょんの「二人だけの国」も流れました。
   これはAメロが一本調子ってことかな。サビはけっこう抑揚ありますよね。
   それにしても「なんまいだー」っていう歌詞がインパクトあります。

* * *
   聴き終わってみると、一本調子だからストレートでシンプルなものもあれば、その代わりにバックの音が厚くなったり、ひねったりしていたりしたものもあったりして、プレイリストはむしろバラエティに富んでいたように思います。
   なかなか面白い放送回だったのではないでしょうか。

   ちなみに自分のなかでは「一本調子=Aメロのみ」というイメージだったので、放送前はKANさんの「愛は勝つ」のような曲が中心だとばかり思っていました。
   いずれ、「Aメロがメインの曲」特集とかしてくれても楽しそうです。

   次回はワンアーティスト特集で、なんと「BUNP OF CHIKIN」です。