男泣き!徳永英明「コンサートツアー2018 永遠の果てに」ライブBD感想

   徳永英明「コンサートツアー2018 永遠の果てに」のライブBlu-rayを鑑賞しました。

   収録内容は2018年12月2日の東京国際フォーラムのファイナルの模様になります。
   秋に徳永さんが倒れて、8公演が延期になったため、体調が不安ななかでのファイナルでした。(延期分が残っているので「ファイナル(仮)」って感じですが)

   ライブの感想は、金沢公演のものを以前に書きましたので、ここではライブBDの見どころをあげていきます。
徳永英明「コンサートツアー2018 永遠の果てに」ライブBD

7曲目 永遠の果てに

   ライブは二部制になっています。第一部(前半)はやや固い印象を受けました。いつも怪しく動く手も、今日はおとなしめですし。歌も動きもちょっと物足りなく感じました。

   そんななか、ツアータイトルにもなっている「永遠の果てに」が前半のハイライトとして魅せてくれます。
   特にCメロ以降の展開は美しい曲調とエネルギにあふれた盛り上がりとが相まって心が震えました。
   また、バックに流れている、いくつもの小さな光が空へと昇っていく映像が、「永遠の果てに」のイメージにばっちり合っていて、悠久の流れを肌で感じられるステージに仕上がっています。

11曲目 DAYS

   第二部の最初はアップテンポな曲が3曲続きます。
   この「DAYS」あたりから力が抜けて声も伸びてる。ちょっと踊ってますし。ご本人も気持ちよさそうです。

「MYSELF」でも「情熱」でもなく「DAYS」をピックアップしたのは、CD音源になっていないから。いつかスタジオアルバムに収録してくれないかなぁ。

13曲目 季節の中で

    フォークソングコーナーは松山千春さんの曲でした。
「キーが高い」「難しい」と言いながらもきれいなハイトーンで情感たっぷりに歌ってくれました。
   軽いトークを交えつつ「レイニーブルー」「どうしようもないくらい」と続きます。リラックスした良い空気のなかで歌っていて”ボーカリスト徳永英明”を存分に見せてくれています。
    次回からもこういう弾き語りのコーナーを作ってほしいですね。

アンコール2曲目 君の青

   事前に「男泣き、大合唱」ということを聞いていたので、「君の青」はBDを観る前から一番気になっていました。
   プロとしては泣いて歌えないというのはダメなのかもしれないけれど、体調不良、コンサート延期といろいろありましたから、今回は仕方ないですよね。

   それにしても会場のお客さんと合唱した「君の青」は素敵でした。
   徳永さんの歌声がとても優しい。お客さんの声も優しい。みんなの優しい思いが会場に歌になってあふれてる。
   涙をこらえている(でもこらえられていない)徳永さんを見ていたら、自分も目頭がじわっと熱くなってしまいました。

「太陽がいっぱい」「輝きながら…」セルフカバーVer. 先行配信

    さて、このライブBDの発売日に、今年の7月に発売されるセルフカバーアルバムの曲が先行配信されました。「太陽がいっぱい」と「輝きながら…」です。
   どちらもジャズアレンジでまるで別の歌のように生まれ変わっています。
   ピアノで弾き語りをしている「太陽がいっぱい」もよかったのですが、それ以上に「輝きながら」が素晴らしかったです。
   ホーンとのセッションが楽しい!
   初めて聴いたとき、こんなにジャズが似合っているなんて!!と興奮しました。

   ということで「輝きながら」のMVを下に貼っておきます。

   これは来月発売のアルバム、そして今年のツアーへの期待が高まります。