カナダのロックバンドThree Days Grace ”OUTSIDER” 感想

   久しぶりに洋楽ロックのアルバムを買いましたので紹介します。

   買ったのは、昨年7月にゴースカ(スピッツのファンクラブイベント)で大阪に行った際に立ち寄った梅田のタワレコで試聴したThree Days Grace のアルバム ”OUTSIDER”です。
   その場でアルバムを視聴して以来ずっと気になっていたのですが、なかなか買うには至らず、年をまたいでようやく購入しました。

Three Days Grace とは

   Three Days Grace は1997年にカナダで結成されたロックバンド。活動歴はすでに20年を超えています。
   デビューアルバムが100万枚を超える大ヒットであったり、インターネットのインタビュー記事ではThree Days Grace を「カナダのオルタナティブ・ロックの盟主」と謳っていたり、人気も実力もかなりのもののようです。……洋楽に疎いので全然知りませんでしたが。
   結成時のボーカルのアダムは現在休養中で、今作のボーカルはベースのブラッドの弟マットが担当しているとのことです。もっとも、僕は今作で初めて聴いたので特に違和感はありませんでした。

 ”OUTSIDER” 感想とおすすめ

   楽曲は疾走感のあるロックというよりは、ドリルのついたブルドーザーでゴリゴリと岩場に横穴を掘って突き進んでいく感じ。重く力強いです。自分が洋楽を聴くときに求めているパワフルさに満ちています。
   破壊力ばっちり!でもメロディも綺麗。粘っこく美しく、それでいてどっしりと響きます。

   おすすめは①”RIGHT LEFT WRONG”、③”I AM AN OUTSIDER”、④”INFRA-RED”、⑥”ME AGAINST YOU”、⑧”STRAGE DAYS”、⑪”THE NEW REAL”です。どれも激しい。特に④は「Infra-red!」と叫ぶサビがかっこいいです。
   またアコギ始まりの⑤”NOTHING TO LOSE BUT YOU” や静かななかにも狂気を感じる⑦”LOVE ME OR LEAVE ME”も魅力があります。
Three Days Grace ”OUTSIDER”(Amazon)


   今作はすごく気に入りましたので、Three Days Graceの他のアルバムも集めてみようと思います。