ライド特集!スピッツはライド歌謡を目指してた!?

SPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記 第58回 感想

オープニングナンバー

① プール / スピッツ

”ライドで漫遊記”

② Like a Daydream/ Ride
③ Never Understand / The Jesus & Mary Chain
④ Taste / Ride
⑤ Paralysed /Ride
⑥ Cool your Boots / Ride
⑦ Charm Assault / Ride

ちょっぴりタイムマシーン

⑧ UNDER the U.K. /横道坊主

「プール」はスピッツのなかで一番ライドっぽいということで選んだそうです。
   ファンの間でもシューゲイザーな曲として人気ありますもんね。
   草野さん曰く「甘い手」「新月」もシューゲイザーに分類されるようです。

   草野さんの解説によると、ライドは1988年にオックスフォードで結成されたシューゲイザーバンドです。 轟音と耽美性、そして清涼感あふれるボーカルが特徴だそうです。
   また同時期のシューゲイザーバンドのマイ・ブラッディ・ヴァレンタインに比べるとライドは旧来のロックを守っているところが好きと言ってました。
   そしてスピッツはデビュー当時Rideを意識して自らをRide歌謡と称していたんですって!……この話は知らなかったですが、いまグーグルで検索してみたらけっこういっぱい引っかかりました。意外と有名な話なのかな。
   ちなみにシューゲイザーはノイジーな曲を靴をみながら演奏するようなスタイルの音楽を指すそうです。たしかに「プール」はそんな感じがしますね。

   ライドは解散前に4枚、再結成後に1枚アルバムを出していますが、草野さんが聴きこんだのは1st,2ndアルバムだそうです。3rd,4thアルバムは轟音と耽美性が薄れてきたため、あまり聴かなくなったのだとか。

   今回ライドを初めて聴いてみて、どの曲もメロディが美しくて音が気持ちよくて、自分はシューゲイザー好きかも、と思いました。
   ②、④、⑥は聴いていて、メロディとサウンドの良さに昇天(?)しそうでした。
   特に⑥は間奏がすごく気持ちいい!!
   なお④は「リコシェ号」とちょっと似た雰囲気があります。

   好きになれそうなバンドなので、ライドはこれから聴きこんでみようと思います。

   ちなみに草野さんが「ネッシー」と言っていたライドのアルバムジャケットが下のこれです。(リンク先はAmazonです)
Ride”Nowhere”(Amazon)

今週のネム様トーク

   途中で三男が起きてしまって聞き逃してしまったのですが、久々に田村さん家の話があったようです。例の風呂無しアパートですかね。
   初めてのラジオの電話出演の緊張を紛らわすために田村さん家で二人して缶ビール飲んで待ってたそうです。(Twitterのタイムラインの情報)
   なんだか微笑ましいエピソードですね。