「僕はきっと旅に出る」はスピッツの14thアルバム「小さな生き物」の13曲目に収録されています。シングル「さらさら」のカップリングが初出でした。
僕は「さらさら」がとても好きで、シングル盤の発売日を待ちわびて買ったのですが、カップリングの「僕はきっと旅に出る」もどうしてなかなかの名曲です。
独身時代は長期休みになると2泊は当たり前、長ければ1週間は自転車で旅に出たり登山に行っていたのに、結婚して子供が立て続けに生まれてからは日帰りの旅にすら出かけられない。
言葉は悪いけど育児という檻のなかにいるような気分でした。
なので、歌のなかにある「僕はきっと旅に出る 今はまだ難しいけど」という歌詞にちょっとだけ希望をもらっていました。
今はまだ難しいけど子供たちが大きくなって手が離れたらまた旅に出かけよう、みたいな。
間違いなく歌のテーマと育児は関係ないので、僕の勝手なシンクロではあるんですけども。
余談ですが、この歌の翌年に三男が生まれて今もてんてこ舞いなので、まだ旅には出られてません。笑
例えば……、
「僕はきっと~」のAメロ:
「指の汚れが落ちなくて 長いこと水で洗ったり
朝の日射しを避けながら 裏道選んで歩いたり」
「春の歌」のAメロ:
「重い足でぬかるむ道を来た
トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた」
「平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく」
並列に書かれてある歌詞の感じがどことなく似ていませんか。(そうでもない?)
そのためか、僕のなかでは「春の歌」と「僕はきっと~」は主人公が同じように感じられます。
「春の歌」で、長い苦悩の末に愛と希望をみつけた青年が、数年経ちふとまた旅に出たくなり、今の平穏な生活の外に抜け出そうと想像の翼を広げ始めるーー「春の歌」の10年後のストーリ、みたいな。
……まあ、細かく読むと整合性が取れていないのは認めます。
ただ、現実世界でも「春の歌」から「僕はきっと~」まで10年弱(8年)は時間が流れているので、個人的な心情としてはなんとなく合ってるんですよね。
2つの歌をつなげると、生きているといろんなことがあるし、時間も流れていくけど、綺麗なものや希望はなくならなくて、山と谷を繰り返しながら続いていく。そんな気持ちになります。うまく言えませんが。
好きな歌詞はいっぱいあるのですが、やっぱり旅をしていたときの気持ちを思い出させてくれる歌詞に僕は惹かれます。
「未知の歌や匂いや不思議な景色探しに」
「地図にも無い島へ何を持っていこうかと」
「心地良い風を受けて青い翼広げながら」
「初夏の虫のように刹那の命はずませ」
いいですよね~。肌に感じるものがキラキラしてる。
一人旅に行きたくなります。
上の子二人も小学校に入ったので、今年は少しは時間取れないかなぁ。
新しい年も始まりましたし、新しく計画を立ててみたい。
自転車なら能登半島一周。
登山なら久しぶりに北アルプスに行きたい。
槍穂縦走をまだ一度もしたことがないんですよね。数年ぶりの登山でいきなりは厳しいだろうけど、少しずつ勘と体力を取り戻して挑戦したいなぁ。
新しい不思議な景色を自分の目で見てみたいです。
僕は「さらさら」がとても好きで、シングル盤の発売日を待ちわびて買ったのですが、カップリングの「僕はきっと旅に出る」もどうしてなかなかの名曲です。
育児とか旅とか
「さらさら」が発売された2013年は長男次男の育児にてんてこ舞いしていた時期でした。独身時代は長期休みになると2泊は当たり前、長ければ1週間は自転車で旅に出たり登山に行っていたのに、結婚して子供が立て続けに生まれてからは日帰りの旅にすら出かけられない。
言葉は悪いけど育児という檻のなかにいるような気分でした。
なので、歌のなかにある「僕はきっと旅に出る 今はまだ難しいけど」という歌詞にちょっとだけ希望をもらっていました。
今はまだ難しいけど子供たちが大きくなって手が離れたらまた旅に出かけよう、みたいな。
間違いなく歌のテーマと育児は関係ないので、僕の勝手なシンクロではあるんですけども。
余談ですが、この歌の翌年に三男が生まれて今もてんてこ舞いなので、まだ旅には出られてません。笑
春の歌 × 旅に出る
「僕はきっと旅に出る」はどことなくですが、「春の歌」と構成が似ている気がします。例えば……、
「僕はきっと~」のAメロ:
「指の汚れが落ちなくて 長いこと水で洗ったり
朝の日射しを避けながら 裏道選んで歩いたり」
「春の歌」のAメロ:
「重い足でぬかるむ道を来た
トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた」
「平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく」
並列に書かれてある歌詞の感じがどことなく似ていませんか。(そうでもない?)
そのためか、僕のなかでは「春の歌」と「僕はきっと~」は主人公が同じように感じられます。
「春の歌」で、長い苦悩の末に愛と希望をみつけた青年が、数年経ちふとまた旅に出たくなり、今の平穏な生活の外に抜け出そうと想像の翼を広げ始めるーー「春の歌」の10年後のストーリ、みたいな。
……まあ、細かく読むと整合性が取れていないのは認めます。
ただ、現実世界でも「春の歌」から「僕はきっと~」まで10年弱(8年)は時間が流れているので、個人的な心情としてはなんとなく合ってるんですよね。
2つの歌をつなげると、生きているといろんなことがあるし、時間も流れていくけど、綺麗なものや希望はなくならなくて、山と谷を繰り返しながら続いていく。そんな気持ちになります。うまく言えませんが。
不思議な景色探しに
「僕はきっと~」はメロディも綺麗ですが、歌詞も素敵です。好きな歌詞はいっぱいあるのですが、やっぱり旅をしていたときの気持ちを思い出させてくれる歌詞に僕は惹かれます。
「未知の歌や匂いや不思議な景色探しに」
「地図にも無い島へ何を持っていこうかと」
「心地良い風を受けて青い翼広げながら」
「初夏の虫のように刹那の命はずませ」
いいですよね~。肌に感じるものがキラキラしてる。
一人旅に行きたくなります。
上の子二人も小学校に入ったので、今年は少しは時間取れないかなぁ。
新しい年も始まりましたし、新しく計画を立ててみたい。
自転車なら能登半島一周。
登山なら久しぶりに北アルプスに行きたい。
槍穂縦走をまだ一度もしたことがないんですよね。数年ぶりの登山でいきなりは厳しいだろうけど、少しずつ勘と体力を取り戻して挑戦したいなぁ。
新しい不思議な景色を自分の目で見てみたいです。