PELICAN FANCLUBメジャーデビューミニアルバム「Boys just want to be culture」感想

   今日11月29日はペリカンファンクラブの金沢ライブの日でした。
   行きたかったけど、仕事が忙しくて行けませんでした。
   ペリカンファンクラブも対バンのパノラマパナマタウンもどちらも聴きたかったな。絶対フロアは熱かったろうなぁ。ちくしょーー!

   ということで悔しい思いも込めて、今月11月7日に発売したペリカンファンクラブのメジャーデビューミニアルバム「Boys just want to be culture」の感想を書きます。
PELICAN FANCLUB「Boys just want to be culture」(Amazon)

Boys just want to be culture

   ミニアルバムということで収録曲数は8曲と少ないですがどの曲もエネルギに溢れています。
   クールななかにも熱さがあり、アタック感のある音にガツンとやられて「バンドはやっぱこでなくっちゃ!」と心を掴まれます。

   全体の印象は、前作の「Home Electronics」がさわやかで青くさいイメージだったのに比べるとややダークです。
   前作の「深呼吸」「Night Diver」「花束」あたりの爽快な曲を想像しているとちょっと違うと感じるかもしれません。どちらかというと前作の「Black Beauty」「ダダガー・ダンダント」あたりが近いかも。

   個人的には「Home Electronics」の方が好きですが、バンドの迫力があるのは「Boys just want to be culture」の方なので、これはこれでいい。
   ミニアルバムを1年スパンでリリースしてバンドのいろいろなカラーを見せてくれると嬉しいですね。

   また、今作を聴いてあらためて思ったのですが、ボーカルのエンドウアンリさんの書く歌詞は語呂がいいです。言葉を音に乗せるのがうまい。
「幻か幻か事件か事件か幻か(Telepath Telepath)」「ノープログラム ノープロブレム(ハッキング・ハックイーン)」「アルミホイルを巻いて待っていて(アルミホイルを巻いて)」など。

   音符を叩いたら、ポンっと言葉が飛び出してきて、それを集めて音楽を作ったような。メロディと歌詞が親密にくっついていて一体感がある。だから聴いていて疲れない。とても気持ちいいです。

   おすすめは①「Telepath Telepath」、③「ハッキング・ハックイーン」、⑤「アルミホイルを巻いて」、⑧「ノン・メリー」です。

PELICAN FANCLUB MV

   独特な世界観のあるMV2曲を下に貼っておきます。ぜひ聴いてみてください。
   おすすめにはあげませんでしたが②「ハイネ」の映像がクールでかっこいいです。

①Telepath Telepath



②ハイネ



   ライブ、また金沢に来てくださいね、次は必ず行きますからーー!!
   (できれば土日が嬉しいです。。。)