北陸・石川県でAmazonプライム「お急ぎ便」はいつ届くか?

   先日、ささいな理由からAmazonプライムに入会しました。
   Amazonプライムはビデオやミュージックなどいろいろ特典がありますが、そのなかでも一番基本的な「お急ぎ便」と「配送料無料」についてお話します。
   特に、自分と同じく北陸住まいの人は自分の住む地域で「お急ぎ便」が実際どんなものなのか気になるのではないかと思います。何かの参考になれば。




プライム会員専用商品を買いたくて

   そもそもなぜAmazonプライムに入会したか。もとからちょびっと興味があったというのもありますが、後押しになった出来事はささいなことです。

   週末に電験三種の試験が控えたある水曜日に、試験で使用する電卓(ルート計算あり、関数電卓不可)がほしくてヤマダ電機に行きました。
   お目当てのシャープ製の電卓の店舗価格は約1800円でした。念のためAmazon価格も調べてみたら約1100円でした。700円安いならAmazonで買おうと、電卓をいったんレジまで持っていった末に買う直前でやめました。

   ところがAmazonアプリでこの電卓をカートに入れようとして、それができないことに気づきました。
   よく見ると「この商品はプライム会員専用です。」と書いてあるではありませんか!
   実際には高くてよければAmazonでも買えるのですが、それではわざわざ実店舗のレジまで商品を持っていきながら買うのやめてまでAmazonで買う意味がありません。
   そこで、ポチっとAmazonプライム会員になって、会員価格で電卓を注文しました。

   会員専用価格の電卓ほしさにプライム会員になったというのが入会理由です。
   客寄せパンダにしては安すぎ!Amazonの策略にうまくハマってしまいました。
プライム会員専用商品

北陸・石川のお急ぎ便状況

   ’18年09月時点の情報になります。
   僕が住むのは石川県金沢市です。

   3回ほどお急ぎ便で注文し、そのたびにカートボタンの下に表示される翌日受け取り可能な注文時間を見てました。どうやら石川県の場合15時25分ごろが翌日配送の締め切りのようです。(この時間はもしかしたら曜日や商品によって変わることがあるかもしれません)
   また19時少し前に注文したが商品が翌日に届いたことがありました。翌日配送対応の時間でなくても間に合えば当日の間に出荷してもらえるようです。
   但し、金沢よりも更に遠い能登の方だとどうかはわかりませんが。

新刊の書籍はいつ届くか

   石川県に住んでいるとどうしても気になることがあります。漫画などの新刊の書籍はAmazonプライムではいつ届くのかです。

   石川では書店に新刊が並ぶのは発売日から一日遅れます。これは子供のころからずっと変わらない決まりです。(いつごろからかワンピースだけは遅れなくなったようですが)
   むかしは石川県が僻地で遠いから書籍が発売日に届かないのだと思っていましたが、どうもそうではないらしいです。
   書籍は当日運送されているんだけれど、県内全域で同じ日に新刊が書店に並ぶようにわざと足並みをそろえて一日遅らせれているのだとか。
   だとしたら書店を通さないAmazonの場合どうなるのでしょう?

   そこでAmazonで新刊コミックを予約注文してみました。
   試したのは先日発売された「喧嘩稼業」という格闘漫画の11巻です。値段は約600円ですがプライム会員なら配送料は無料なので、新刊一冊からでも迷わず注文しました。

   結果的に、前日発送され無事に発売日に届きました。
   念のため発売日に書店にも見に行きましたが、やはり書店には入荷されていませんでした。

   なんと、書店では一日遅れの新刊がAmazonなら発売日に手に入る!しかも家まで届けてもらえます。
   プライム会員なら配送料も無料なので、石川県に住んでいたら新刊を書店で買うよりもAmazonで注文した方が断然お得です。
   まあ自分は書店を守るためにも、普段はなるべく漫画や小説は実店舗で買うようにしますが。
   というか、書店は生き残りを本気で考えるなら、一日遅れないように努力するべきでは!?

「お急ぎ便」と「配送無料」でAmazonの使用度はどう変わるか?

   とりあえず最初の1月は無料なので、試しに3回ほど使ってみました。
   プライムの便利さを痛感したのはキャンプ用品を買ったときです。
   前日にキャンプがほぼ雨と確定したので雨対策としてキャンプ用品を追加でほしくなりました。金曜の15時20分ごろに注文して、翌日の午前中に受け取り無事にその日のキャンプに持っていけました。いやあ、助かりました。ありがたい。

   で、思ったのですが、「配送料無料」と「翌日配送」はネット注文のハードルを下げるということです。
   意外とこの2つがストッパーになってAmazon利用を控えていたんだなと気づきました。「配送料を払うのもったいない」「2000円も買うものない」「2,3日後になるなら今買うのはやめよう」など。
   Amazonと楽天をいっぱい使っているように見えて、実際には年平均したら1カ月に1,2回程度しか使用していなかったのだと知りました。
   つまりプライムにつられて月に2、3回も買い物しようものならネットショッピングの支出がグンッと増えちゃうわけですね。
   それで生活が便利になればいいのですが、無駄な買い物が増えただけだとしたらかなり危険です。

   で、危険とか言っておきながら、結局、トータルで考えて「払う意味と価値がある」と判断して、プライムの1年会員に申し込みました。
   意外とAmazoビデオの品ぞろえがよかったりして、何も買わなくても一月300円強くらいなら、損は無いかと思いました。
   元を取ろうとして買い物のし過ぎになることだけは気をつけたいですね。