さあ、6月最後の週です！今回はロック大陸漫遊記24回と25回の感想になります。
24回「宝島1986年6月号で漫遊記」は変な曲がいっぱいでした。
25回「動物バンド名で漫遊記」はストレートなバンドサウンドを楽しめました。
放送から半年経ちましたが、勢いが衰えることを知りませんね。ますます快調です！
第２４回「宝島1986年6月号で漫遊記」
第19回の「MUSIC LIFE1969年4月号で漫遊記」が草野さん的に楽しかったということで、音楽雑誌一冊をピックアップして歌を紹介する企画の第2弾。今回は「宝島1986年6月号」です。
ラジオのなかの草野さんの解説を借りると、86年はバブル景気の始まりの年。そして「宝島」は70年代80年代のサブカル代表雑誌だったそうです。
世代によっても印象が違う雑誌のようで、ヌードグラビアだったりビジネスだったり。草野さんのなかではインディーズ音楽のイメージが強いそうです。
サブカルという言葉から連想されるとおり、変てこな音楽、マニアックな音楽が今回もいっぱいでした。
草野さん、楽しそうでしたね。2回くらいZO-3を弾いて歌っていましたが、そのうちの１回はけっこう長めでしたし。
「次は124頁」という発言や、手もとの雑誌の頁をめくる音など。草野先生の学校の授業を聴いているような雰囲気がありました。
第２４回オンエアリスト
オープニング曲① あじさい通り／SPITZ
お題「宝島1986年6月号で漫遊記」
② 昆虫軍／戸川純 （G)
③ べにくじら／有頂天 （G)
④ GERONIMO／GASTUNK
⓹ うめたて／ZELDA
⑥ BROKEN GENERATION／LAUGHIN' NOSE （G)
⑦ I AM BITCH,OR NOT／キャ→
⑧ ONLY YOU／ばちかぶり
ちょっぴりタイムマシーン
⑨ 痛み／クレヨン社
※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。
Pick Up! ②「昆虫軍」のインパクトが絶大でした。クロマニヨンズに「むしむし軍歌」という歌があるのですが、それ以上の破天荒っぷりでした。好き放題歌っているというか。。。いつの時代でもすごい曲ってあるんですね。
第２５回「動物名バンドで漫遊記」
オープニング曲は動物つながりで「猫になりたい」でした。やっぱいい曲だなぁ。この切ないのとあたたかいのが同居している感じって何なんでしょうね。お題の動物の順番は、猿→兎→鷲→シマウマ→亀→牛→鼠でした。
久しぶりにオーソドックスなバンド紹介もので、自分が好きな雰囲気の曲も多かったので、聴いていてすごく楽しかったです。
イーグルスなのに有名どころの「ホテルカリフォルニア」「デスペラード」以外の曲を選んできたりして、草野さんの天邪鬼っぷりも健在でした。
また、途中で「旅行先で絵葉書をよく買います……」という内容のお便りを紹介していました。そのあと、草野さんが「シチリアに行ったときに買った絵葉書」のことを話されていました。シチリアの絵葉書！冒頭の「猫になりたい」の歌詞にもつながっていて興味深かったです。
シチリアに行って「猫になりたい」を書いたのかな？それとも空想で書いた後に、実際に訪れたのかな。ちょっと気になりました。
第２５回オンエアリスト
オープニング曲① 猫になりたい／SPITZ
お題「動物名バンドで漫遊記」
② DAYDREAM BELIEVER／THE MONKEES（G)
③ LOOKING FOR THE MAN／RABBITT（G)
④ HEARTACHE TONIGHT／THE EAGLES（G)
⑤ I DON'T LIKE IT／ZEBRA（G)
⑥ PREPARE YOUR COFFIN／TORTOISE
⑦ COME UNWOUND／THE BULLS（G)
⑧ YOU'RE IN LOVE／RATT（G)
ちょっぴりタイムマシーン
⑨ コペルニクス／スカンク
※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。
Pick Up! ⑦「COME UNWOUND」は、「雄牛」というバンド名から想像する荒々しさとは正反対に、ゆったりと雄大な一曲です。ほわああーと癒しの空間が広がります。後半のぐんぐん盛り上がる曲調も好き。これはいいです。
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さて、次回は7月突入ですね！
25回の終了間際に、夏特集をするようなことを 草野さんが言っていました。それも楽しみです。