SPITZ ロック大陸漫遊記 '18年06月放送 前半 感想

   6月になり日が長くなってきましたね。
   夏のスピッツ関連のイベントもいろいろ決まって、夏がすぐ近くに迫っているのが感じられます。
 
   前回からロック大陸漫遊記の感想は一月分をまとめて記事にするようにしたのですが、一月も経つとネタが古くなってしまうので、それもどうかと思い、とりあえず6月放送分は前半後半の2回に分けてみることにしました。
   今回はロック大陸漫遊記の22回、23回の感想になります。それではどうぞ!

第22回「ザ・コレクターズで漫遊記」

   アーティスト特集第2弾ということで、邦楽バンドのコレクターズの特集回でした。
   オープニング曲はコレクターズがカバーしてくれたという「ロビンソン」。おお、ここでロビンソンが来たか!

   草野さんの話によると、「18,19のころ、ブルーハーツ以外はださいと思っていたところにコレクターズが現れた」のだそうです。
   草野さんがブルーハーツに影響を受けたことは有名な話ですが、そんなに心酔していたんかい!ということにまず驚き、そのブルーハーツ並みに影響を受けていた邦楽バンドが他にもあったんかい!とまた驚きました。

   僕はコレクターズを全く知らなくて、今回初めて聴いたのですが、前回のアーティスト特集のユーライアヒープや草野さんのブルーハーツから、ハードでヘビーなものを想像したいのですが、どちらかというと、カラフルでロマンチックな歌が多かったです。
   こんな良いバンドをなんで知らなかったんだろ?って不思議になりました。

   これを機にコレクターズを普段から聴くぞー!と思ったのですが、なななななんと、いつもプレイリストを作っている「Google Play Music」で配信されていないじゃありませんか。がーーん。

第22回オンエアリスト

オープニング曲
① ロビンソン/SPITZ
お題「ザ・コレクターズで漫遊記」
② 僕はコレクター/ザ・コレクターズ
③ 虹色サーカス団/ザ・コレクターズ
④ 太陽が昇る前に/ザ・コレクターズ
⑤ LUNA/ザ・コレクターズ
⑥ 東京虫 BUGS/ザ・コレクターズ
⑦ ロマンチック プラネット/ザ・コレクターズ
ちょっぴりタイムマシーン
⑧ タイマー/フーバーオーバー
※まさかの、Google Play Music配信曲数ゼロ!

Pick Up! ③「虹色サーカス団」のオンエア後に草野さんが「このアルバムは俺の骨の一部になってる」と話していました。スピッツの一部になっているってことは、食物連鎖でスピッツファンの僕らの血肉にもなっているのかなと思ったりしました。


第23回「フランス語ソングで漫遊記」

   オープニング曲はフランス語つながりで「ジュテーム?」でした。
   先週の次回予告を聞いた時点で大方がTwitterで予想していた通りでしたね。僕は鈍いので全く思いつきませんでしたが。(^^;

   今回はフランス語の曲ということで、想像通りおしゃれな曲が多かったです。
   ただ、日本語にもいろんな歌があるようにフランス語の歌にも激しいものやワイルドなものなどいろいろあって、フランス語=美しいという単純な図式ではないということもわかりました。異文化交流ができたと言うと大袈裟ですが、そんな気持ちになれた回でした。
   そしてロックはどの国に行ってもロックなんだなと感じました。
  
   あと、草野さんがフランス語のタイトルをフランス語らしく発音しようとしてちょっとがんばっている感じがかわいらしかったです。

第23回オンエアリスト

オープニング曲
① ジュテーム?/SPITZ
お題「フランス語ソングで漫遊記」
② JE VEUX QU'IL REVIENNE/FRANCOISE HARDY (G)
③ HARLEY DAVIDSON/BRIGITTE BARDOT (G)
④ ANTISOCIAL/TRUST (G)
⑤ CYBELE'S REVERIE/STEREOLAB
⑥ J'T'EMMENE AU VENT/LOUISE ATTAQUE (G)
⑦ PERDUS CETTE NUIT/BB BRUNES (G)
⑧ JE COURS/KYO (G)
ちょっぴりタイムマシーン
⑨ 明日の行方/スマイル (G)
 ※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。

   なんと、前回配信曲数ゼロだったのに、今回はGoogle Play Musicでほぼ全曲配信あり!(スピッツ除く)
   なんなんでしょう、この当たり外れの波の激しさは(苦笑)

Pick Up! ⑤⑦⑧が好きな感じの曲でしたが、ここでは④「ANTISOCIAL/TRUST」をあげます。この曲はすごく激しくて荒ぶっていて、「え!?これがフランス語?」って既成観念を打ち破る快作でした。
   もしかしたら、英語圏の人が日本語のロックを聴いたらこんな感じに聴こえるのかなとも思いました。母音が多くてつるっとしているのに、なんか無理にハードだなって。