これは全国区のお出かけスポットだ! ~福井県立恐竜博物館 感想

   このブログを始めてから、初の福井県進出です!
   いつも近場の石川県内ばかりですからね。隣りとはいえ県外ネタということでテンションも上がります。

   行ってきたのは勝山市にある「福井県立恐竜博物館」です。
   人から第3日曜日は入館無料ということを教えてもらったので、その日を狙って行ってきました。

金沢からどうやって行くの?

   高速の北陸道を使って海回りで行くと、高速料金が2000円弱かかるうえに、勝山が山側にあるため遠回りです。(それでも中部縦貫自動車道ができてだいぶ時間は短縮されましたが)

   僕は大野/勝山方面に行くときはたいてい157号線を使って白峰を越えていきます。こちらの方が北陸道を使うよりも20kmほど距離が短いです。
   また、白峰を越えた先には信号がないので、ペースよく進めます。
   瀬女の道の駅で軽く休憩して1時間45分ほどで着きました。
   高速代もかからないのでよほど急いでいないのであれば157号線の下道コースがおすすめです。

実際に回ったコース

1)無料休憩所
2)恐竜博物館
3)チャマゴン広場
4)ディノパーク
5)ティラノサウルス広場

   お昼休憩含めて、約5時間の滞在になりました。
   次から、各スポットを順番に見ていきます。

1)無料休憩所で昼食

   さて、現地に着いたらまずは腹ごしらえです。
   レストランもあるのですが、節約のために妻がおにぎりとお弁当を作ってくれました。

   駐車場を挟んで、博物館の反対側に無料の休憩所があります。
   テーブルと椅子がいつくかあり、お土産も売っています。
   ここで持ってきたお弁当を食べたのですが、子供たちが食事中に立ち歩いておもちゃを触りに行くので困りました。ちゃんとしつけはしているつもりなんだけどなぁ。

   現地集合で長男の友達家族と会うことになっていたのですが、まだ到着していないようだったので、とりあえず先に博物館に入ることにしました。

2)大迫力の恐竜博物館

エントランスホール

   と、と、とにかくでかい!!
   なかに入ってびっくりです。
   高台に建てられた建物の入口が3階のため、入るとすぐエスカレータで地下1階まで下ります。
   そのエスカレータから見える光景がこれです。↓↓

   どーん!円形の建物の各階が輪切りになって見えてます。広い!大きい!!
   福井、舐めてました。恐竜、侮ってました。
   ごめんなさい。と、入って3秒で降伏宣言です。まだ何も見てないのに。
   っていうか、規模の大きさに圧倒されて、わくわくが止まらない!!

地下1F

   エスカレータを降りると、まずは両壁に化石が飾られた通路に案内されます。
   その先には巨大な恐竜の化石が待っていました。

   子供そっちのけでマイペースで見ていたら、先を行く妻に「私一人で子供三人も面倒見れない」と叱られてしまいました。
   仕方ないので長男を僕が引き取ります。長男はぶつぶつ言っていましたが、「お父さんとゆっくり見た方がいいだろ」と強引に説得します。渋々うなづく長男。……わかってる、みんなお母さんがいいんだよな。涙

1F「恐竜の世界」

   階段を上ると、いきなりティラノサウルスがお出迎えしてくれます。
   こいつは動きます。それもむちゃくちゃよく動きます。
   おおおおおおおおおおおおおおお、すげーーー!!

   迫力も半端ないです。
   遠い過去からよみがえった本物のようです。

   知り合いから事前に聞いた話では、小さいお子さんがここで泣き出してしまい中に入れないこともあるようです。
   うちの子供もみんな恐がりなので不安でしたが、全員無事通過することができました。

  1F フロアの手前には恐竜の全身骨格がずらりと配置され、フロアの奥はジオラマになっています。
   ※下の写真は2階から撮影したものです。


   この展示フロアは3階までぶち抜きのドーム状になっており、上を見上げてもすごいです。天井が高い!
   巨大な草食恐竜の全身骨格や巨大人形の頭部が小さく見え、その高さに圧倒されます。


   また、奥のジオラマでは一部の恐竜の人形が動くので、本当に恐竜の時代に迷い込んだようです。ちょっぴり「のび太の恐竜」の気分を味わえます。

   妻と子供二人は先へ先へと進むので、あまり離れるわけにもいきません。
   まだまだゆっくり見たいですが、僕と長男も2階へと進みます。
   2階へはスロープを使って上ります。

2F「生命の歴史」

   2階には恐竜以外の全身骨格や化石、それから太古の森のジオラマがありました。

   巨大な亀やマンモスの全身骨格が迫力がありました。


   スピッツファンとしてはオパビニアの化石があったりしないものかと探しましたが見当たりませんでした。

ダイノラボ

   恐竜に関するクイズがあったり、アンモナイトの化石に触れたりします。
   恐竜が自分の体重の何倍かがわかる体重計が人気でした。
   ちなみに三男は800人いてもティラノサウルスに勝てませんでした。

   途中から、現地集合の友達家族とも合流し、この後は外の公園で遊びました。

3)チャマゴン広場で鬼ごっこ

   外には大小2つ公園があります。
   まず最初に行ったのは、博物館を正面に見て左手にある小さめの公園です。

   恐竜の頭部が地面から生えていたり。

   すべり台を背負った恐竜がいたり。

   子供と鬼ごっこをして走り回りました。

4)探検!ディノパーク

ディノパークのスタンプラリー

   博物館から5分ほど歩いたところに「ディノパーク」という実物サイズの恐竜が住む(?)森があります。
   入場料が一人600円(5人で3000円)もかかるのですが、せっかく遠くまで来たので、お金を払って見学してきました。まあ博物館の入館料は無料でしたしね。
   友達の両親は入口で休憩することになり、僕ら家族5人と、長男の友達兄弟2人で探検に出発!!
   説明によると、1周460mということで決して広くはないのですが、40頭を超える恐竜が住んでいるそうです。

   入ってみると、森のあちこちから恐竜の鳴き声が聞こえてきます。
   木々の茂みのなかにたくさんの恐竜がいて、しかもほとんどの恐竜が動いています。

   今にも襲いかかって来そうです。


   肉食恐竜に食べられてしまっているやつもいたり。


   博物館のなかと違って、外の森のなかに恐竜がたたずんでいるのは、臨場感と迫力があります。まるで「のび太の恐竜」の世界に入り込んだような気分を味わえます。……ってこれ、さっきも言いましたね。

   ここでハプニング!?
   100mほど進むと子供たちがスタンプラリーのスタンプを押す競争を始めだし、どんどん先に進んでいってしまいました。
   せっかく高いお金を払ったというのに、恐竜と子供が並んだ写真を一枚も撮れない!
   ちょっと待て~!!と走って追いかけますが、子供たちに追いついたころにはもうゴール前です。


   仕方がないので写真を撮るためにもう一周しました。
   子供たちも面白かったようでノリノリで2周目を回ってくれたのがせめてもの救いでした。

   写真の件を抜きにしても、見学時間が15分程度と短いため、一周だけだとお金がもったいないので、二周することをおすすします。
   非常によく出来ているので二周目することで、より細部まで楽しめると思います。

5)ティラノサウルス広場

   ディノパークの更に奥に、2つ目の公園があります。
   ここは博物館前の公園よりも大きいです。
   最後はここで遊びました。

   草食恐竜にがぶりつくティラノサウルスが大迫力です。

   ここの遊具はかなり高さがありますが、足場と足場の間隔が狭いので小さなお子さんでも落っこちることなく遊べて、見た目ほど難易度は高くありません。

   最初の公園に引き続きここでも鬼ごっこをして遊びました。(もちろん僕が鬼)

   暑かったのでいつのまにかみんな靴を脱いで水場の方に……。
   転んで服を濡らそうものなら、大目玉だぞ、とひやひやしましたが、最後まで誰も転びませんでした。ほっ。

   この公園の隣にはBBQ場があり、更にその奥には巨大なターザンロープがあります。
   みんなでターザンロープに乗って雄たけびを上げてから帰りました。

感想とまとめ

  • 博物館が入館無料の第3日曜日に行くのがおすすめ!
  • 浮いたお金で「ディノパーク」を回りましょう。見学時間が短いのが玉に瑕ですが、森に住む恐竜たちは一見の価値ありです
  • 公園も充実しているので、小さいお子さんがいても一日コースで遊べます
  • たぶん、子供よりも大人の方が博物館に興味津々だと思います。「子供そっちのけで、もっとゆっくり見たかった」、そんな感想を抱くことになるかも!?

メモ

・長男:7歳、 次男:6歳、 三男:4歳