SPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記 '18年05月放送分 感想

   放送20回を超えてますます快調なロック大陸漫遊記の5月の放送分の感想をまとめて掲載します。
   5月は18~21回の計4回放送がありました。
Google Play Musicで作成した5月のプレイリスト

第18回「憂鬱なときこそ暗くて美しい曲で漫遊記」

   今回のお題を選んだ理由について、草野さんが「暑いときにアツアツのチャイを飲むみたいな」と例えていました。
   相変わらず天の邪鬼なお人だと思いつつ、自分も憂鬱なときはスピッツの暗めの曲を聴いているので、まあそんなもんか、と納得しました。

オンエアリスト

オープニング
① ガーベラ/SPITZ
お題「憂鬱なときこそ暗くて美しい曲で漫遊記」
② センチメンタル/Syrup 16g
③ 小さなリンジー/田中茉裕 (G)
④ 貴方が好きな私/阿部真央
⑤ サルビアの花/もとまろ
⑥ AUTRE TEMPS/ALCEST (G)
⑦ ひかりのふるさと/青葉市子
ちょっぴりタイムマシーン
⑧ ボーイズ&ガールズ/ザ・ヒューズ (G)
 ※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。

Pick Up! ⑦青葉市子さんの曲が、とっても気になりました。途中に無音のパートがあったりしてものすごく眠くなるのですが、今回流れた曲のなかで憂鬱なときに最も聴きたくなる曲だと思いました。しかしGoogle Play Musicで配信されていなかったのが残念。

第19回「MUSIC LIFE1969年4月号で漫遊記」

   またまた新企画!音楽雑誌を一冊ピックアップして記事に書かれている楽曲を紹介するという回でした。
   ビートルズの記事が多い号だったそうですが、超有名どころは外して紹介します、と草野さんが冒頭で宣言していたのが、草野さんらしいと言えばらしいですね。
   番組の中で「古い雑誌はそれだけでタイムスリップできちゃうツール」と話されていたのが印象的でした。
   また「68~72年はロックミュージックが豊作だった。俺もあと15年早く生まれたかった」なんて語っていました。いやいや、それだと僕の青春時代にスピッツがいなかったことになっちゃうから勘弁してください。汗
   草野さんが50年前に生誕してくれてほんとよかったです。

オンエアリスト

オープニング
① スパイダー/SPITZ
お題「MUSIC LIFE1969年4月号で漫遊記」
② THOSE WERE THE DAYS/MARY HOPKIN (G)
③ キサナドゥの伝説/DAVE DEE GROUP (G)
④ HURDY GURDY MAN/DONOVAN (G)
⑤ IN-A-GADDA-DA VIDA/IRON BUTTERFLY (G)
⑥ あなたのとりこ/SYLVIE VARTAN (G)
⑦ RACE WITH THE DEVIL/THE GUN (G)
ちょっぴりタイムマシーン
⑧ 京都/ピロカルピン
 ※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。

Pick Up! ⑤アイアンバタフライの曲がヘヴィーでかっこよかったです。ただ、実際には17分もある長大な曲らしいです。オンエアされたのはラジオVer.とのことでした。さすがに17分は長すぎるなー。スピッツの曲だったら5曲は聴けちゃいそうですね。

第20回「ロックな昭和アニソンで漫遊記」(特撮もあり)

   昔のアニソンはどれも短い曲ばかりということで、今回のオンエア曲数は放送最多の12曲にのぼりました!パチパチパチパチ。おかげですごく密度の濃い1時間でした。
   アニソン特集ということで、少しは知っている曲もあるかしらと期待していましたが、蓋を開けてみると知らない曲ばかりでした。ギャートルズくらいかな、聴いたことがあったのは。
   印象的なエピソードは、「ドテラマン」の話です。上京してすぐのころに、田村さんの風呂無しアパートで、いっしょによく見ていたアニメなんですって。ユーライアヒープの回に続いてまたも出てきた、「田村さんの風呂無しアパート」!
   こんなに出てくると、お風呂どうしてたんだろうとか、二人で何やってたんだろうとか、私気になります!
   ぜひ、風呂無しアパートの話は今後も掘り下げてほしいです。笑

オンエアリスト

オープニング
① 日曜日/SPITZ
お題「ロックな昭和アニソンで漫遊記」
② マッハバロン/すぎうらよしひろ
③ ルパン三世 その2/チャーリー・コーセー (G)
④ はじめ人間ギャートルズ/ザ・ギャートルズ (G)
⑤ ファイトだ!!ピュー太/フォアジェッツ
⑥ ハクション大魔王の歌/嶋崎由理
⑦ さすらいの太陽/スリーグレイセス
⑧ きこえるかしら/大和田りつこ
⑨ ミクロイドS/ヤング・スターズ
⑩ レオのうた/弘田三枝子 (G)
⑪ 正義の使者だぜ ドテラマン/こおろぎ‘73
ちょっぴりタイムマシーン
⑫ KILL ME STOP/カスケード (G)
 ※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。

Pick Up! ④「はじめ人間ギャートルズ」のオープニング曲のギターが意外とロックしていてかっこよかったです。歌詞もおもしろい。歌の途中に「はじめゴリラ」という単語が出てきたのがちょっと笑ってしまいました。そりゃ、はじめの人間がいるなら、はじめのゴリラもいますわね。

第21回「産業ロックで漫遊記」

   オープニング曲はtheウラシマ'Sの「正しい街」でした!
   椎名林檎さんのトリビュートアルバムのために草野さんがアコギとボーカルを担当したスペシャルバンドの歌ですね。
   初めてフルで聴きましたが、草野さんのダークな方のボーカルに合っていていい感じでした。
   そして、なんと!「正しい街」がGoogle Play Musicで配信されていました!やった!

   オープニング曲のあと、草野さんが今回のお題の「産業ロック」とは何かを話してくれました。「売れることを目的に商業主義に走ったロック。ポップなロックもどき」だそうです。ロック好きの仲間に知られるとちょっとカッコ悪いみたいな、そんな感じだったんですかね。
「当時好きだったのに言えなかった」という台詞がなんか違う意味で甘酸っぱくてよかったです。
  放送中盤で、「産業ロック」は皮肉がこめられているからいま自分が名前をつけるなら「”機能性ロック”かなぁ」と言ってフォローしていたのが、草野さんらしいと思いました。

オンエアリスト

オープニング
① 正しい街/the ウラシマ’S (G)
お題「産業ロックで漫遊記」
② ANY WAY YOU WANT IT/JOURNEY (G)
③ HEAT OF THE MOMENT/ASIA (G)
④ WORKING FOR THE WEEKEND(それ行け!ウイークエンド)/LOVERBOY (G)
⑤ IN YOUR LETTER(涙のレター)/REO SPEEDWAGON (G)
⑥ PEOPLE OF THE SOUTH WIND/KANSAS (G)
⑦ 99/TOTO (G)
ちょっぴりタイムマシーン
⑧ Y・M・J・S/Sepa
 ※曲名の後に(G)のマークのある曲はGoogle Play Music で配信されています。

Pick Up! ③の「ASIA」は草野さんが自分をPOPモードに持っていくときに聴くバンドだそうです。「魔法のコトバ」のときも「AISA」の曲を聴いていたんですって。
⑦「99」はこの曲のバックストーリにからめて、中学時代の草野さんの一目ぼれエピソードが聴けたのがよかったですね。体育祭で見かけた一つ年上で名前の知らないゼッケン16番の女の子のことを「16番ちゃん」って呼んでいたとか。草野さんに一目ぼれされるなんてうらやましい!?

   以上、5月のロック大陸漫遊記の感想でした。
   次回は6月末にまとめて感想を載せる予定です。
   それではまた。