満開前のチューリップを見に行ってきました ~となみチューリップフェア2018 感想


   4月22日。開幕したばかりのとなみチューリップフェアに行ってきました。
   毎年チューリップが枯れ始めた5月の閉幕ぎりぎりに行っていたので、今年は時期をずらして開始早々に見に行きました。
   公式情報ではチューリップの見ごろは4月28日ごろだそうです。

駐車場はどこ?渋滞は?

   いつものんびりしいてるうちら家族にしては珍しく、この日はわりと早めの10時10分に会場の駐車場に着きました。
   自宅のある金沢を出たのは8時50分だったので、金沢から砺波の会場まで下道で1時間20分かかったことになります。359号線の山越えルートを使いました。
   渋滞はほぼ無かったです。会場直前で右折待ちに少し時間がかかったくらいです。
   まだ満開前(ピーク前)ということで空いていたんだと思います。

   会場近くになると案内看板が増えるので、それに従っていけば駐車場にたどり着けます。
   僕らが案内されたのは砺波市高道体育館のグランドでした。
   この駐車場のなかでは一番乗りだったので、会場に一番近いところに停めることができました。
   ただ、最寄りの入り口が東門(裏側)だったのが残念。
   できれば北門(正面)の駐車場がよかったですが、そちらはすでに埋まっていたのかな。それとも、来る方向によって案内される駐車場が違うとか。
   次来るときは北門側の駐車場に停めたいです。
砺波市高道体育館グランド

東門から入った場合の散策コース

   子供たちが最後までぐずらずに楽しめるか。それが外に出かけたときの僕ら家族の課題です。
   ちなみに子供の年齢は7歳、6歳、3歳(もうすぐ4歳)。全員男の子です。
   会場内の散策も子供たちがぐずらないように、並ぶところはなるべく避けて、適度に遊ばせるようにしていかないといけません。

   自分たちと同じように小さな兄弟がいる方々の参考になるように、東門から入って実際に散策したコースを書いてみました。
散策コース

   東門周辺は最後に見るようにして、入ったら脇目もふらずにメイン会場の北門側を目指しました。
   屋台のある「⑧ふるさと広場」もアスレチックのある「⑦チューリップの公園」もスルーです。メイン会場に着く前に子供たちの体力が尽きると困るので。

   次に、子供を連れて回って良かったスポットや見どころを紹介します。

となみチューリップフェア見どころ

①水上花壇

   小さな展望デッキに立つと、池の水面に浮かぶ無数の花壇を見ることができます。
   花壇がゆらゆらと動いているのがちょっと新鮮。
   むかし風の強い日に見に来たことがあって、そのときは花壇が全部集まってひとかたまりになっていました。
   待ち時間もないので、小さな子供がいてもここはおすすめです。
水上花壇

②チューリップタワー

   なんといってもここがメインです。遠くからでも見える大きなチューリップの塔。
   子供たちももちろん上りたがります。
チューリップタワー

   行くとすでに入場待ちの列ができていました。長蛇というほどではありませんでしたが、10分は待ったと思います。
   その間にぶうぶう言い出す次男。そして走り回る三男。
   もしもあと10分待ち時間が長かったらかなり悲惨な目にあったかも。

   ようやく上ったチューリップのてっぺんは、風も涼しくて、景色もよくて、子供たちは満足そう。機嫌もなおりました。
   眼下に広がるチューリップの地上絵はまだ咲いていない区画もありましたが、それでも綺麗でした。
地上絵

   下に降りて地上絵のチューリップ畑を背景に家族写真を撮り、次に進みます。

③みんなの広場

   4月にしては暑い日(予報では28度)だったので、日陰で休憩です。
   テントがある「みんなの広場」のベンチに座ってお菓子を食べてお茶を飲みます。
   東門から入ると、このあたりでコースの半分を過ぎるので、ここでお弁当にするのも良いと思います。

   噴水を囲んでいるチューリップも綺麗です。
噴水とチューリップ1

噴水とチューリップ2

「花の大谷」は順番待ちだったのでパスしました。

④SLのある公園

   野外ステージの裏に小さな公園があります。
   花もそろそろ見飽きたころということもあり、花そっちのけで遊具で遊んでました。
   歩きっぱなしも疲れるので、良い気分転換になったかも。

⑤イモ洗い

「旧中嶋家」の前の小川に小さな水車があります。そのなかに里芋が入っていて水の流れを利用して皮を剥いて泥を落としているのだそうです。
   里芋(のダミー?)が転がる「ごろんごろん」という音に風情があります。
   子供たちは珍しそうにじっと見ていました。意外と受けがよかったです。
イモ洗い

⑥五連揚水水車

   こちらは先ほどの「イモ洗い」と違って大きくて迫力があります。
   子供はあまり興味無さそうでしたが、僕は怖くなるくらい自然の力を感じて好きです。ついつい魅入ってしまいます。
   水車の前にはチューリップの花壇が並んでいます。豪快な水車を背景にすることでチューリップがより一層可愛らしく映ります。
水車とチューリップ

   奥には、チューリップに埋まった橋もありました。

⑦チューリップデザインの公園

   行きでは先を急いでスルーした公園です。
   ④の公園と違って、どの遊具にもチューリップのデザインが施されていて、いかにもチューリップフェア内の公園らしい仕様です。
   ここでかくれんぼをしたりして遊びました。
   公園好きだなぁ、みんな。
公園1

公園2

⑧富山ふるさと広場

   最初の場所に戻ってきました。
   暑い日だったので、屋台でかき氷を買って食べました。一杯300円。子供3人で900円。んー、高いけど仕方ない。暑いし。

   他にも有料の遊具(空気で膨らんだすべり台みたいなの)もあって、子供たちは遊びたがったのですが、5分で500円とか高すぎです。あきらめてもらいます。
   しかしここでハプニング。
   三男が屋台の「クジ」をしたいと言って暴れ出します。でもあれって絶対1位2位の商品なんて当たらないじゃないですか。
   ダメ、と言いますが、言うことを聞かない。大泣きです。
   この広場は目の毒ですね。最後の最後に地雷を踏んだ感じです。

⑨彩りガーデン

   泣き止まない三男を抱っこして、広場の横にあるチューリップ畑を見せてなだめます。
「この花、色がミックスだよ」とか言って興味をひかせると、泣き止んでくれました。

   ここはチューリップの数は少ないですが、品種がたくさんあって見ていて楽しいです。
   色も形も違うチューリップがいっぱい咲いていて、コンパクトにまとまっているので、おすすめです。
彩りガーデン

   東門から出たのは14時ごろ。
   おおよそ4時間の滞在でした。 

おまけ

   駐車場から東門までの間の「フラワーロード」にもチューリップが咲いてます。
   黄色いチューリップを見るとスピッツの「胸に咲いた黄色い花」が頭の中に自然と流れます。「このまま僕のそばにいてずっと~♪」、歌いたくなりますね。
胸に咲いた黄色い花?

感想とまとめ

  • 満開前でしたが、チューリップは十分見応えがあり、綺麗でした
  • 混雑具合はG.W.前ということもあり混みすぎて困るというほどではありませんでした。子供を連れていくにはこの時期がよいかもしれません
  • 散策の途中に公園で遊ぶなどして子供たちが飽きないようにして回りました
  • ふるさと広場の有料遊具とおもちゃクジは子供の目の毒です
  • おすすめスポットは「水上花壇」「チューリップタワー」そして「彩りガーデン」です
  • できれば次回は北門側に車を停めて正面から入りたいです