雪の美術館へ ~金沢21世紀美術館[石川]

   年が明けてすぐの1月5日に、小1の長男と二人で21世紀美術館に行ってきました。
金沢21世紀美術館(市役所側)

   この日は、妻はパート、次男三男は幼稚園に行っていないため、いつも厳しく叱ってばかりの長男を外に連れ出して、二人で遊んで仲良くしたいという思いがありました。
   出かける場所は近場で、家族ではあまり行かなくて、お金がかからないところがいいです。
   そこで、最近は三男が走り回って言うことを聞かないせいでなかなか行けなくなった21世紀美術館を行き先に選びました。友の会の会員になっているので入場料は無料なんですね。(まあ、厳密には年会費を払っているのですが)

   少し前に降った雪が残っていて、美術館は雪化粧していました。ガラス張りで白い建物なので雪に囲まれていると、良い雰囲気があります。
金沢21世紀美術館(市役所側)

   春や夏には座ってお菓子やおにぎりを食べていた椅子たちも雪で冷たそうです。
雪のなかの椅子

「雲を測る人」も北陸の冬の重い曇天を下から支えているようで、辛そうでした。
雲を測る人(館内から撮影)

   雪の美術館をぐるっと半周して、兼六園側から館内に入りました。

   展覧会はいつも通り2つ催されていました。
   プールの無い側(北側)が「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー」で、プールのある側(南側)が「コレクション展2 死なない命」です。

「ジャネット~」は、どれも暗い部屋のなかで展示されていて、長男が恐がってゆっくり見て回れませんでした。唯一、箪笥の引き出しを開けるとスピーカが出てきて音が鳴る作品だけは楽しんでました。
「コレクション展2」はナウシカのメーヴェの実機(本当に飛ぶやつ)が展示されていたのが一番驚きました。長男は知らないのでぽかんとしてましたが。

   最後は、いつも通りレアンドロのプールに降りて記念撮影。
   ここは上から見ても下から見ても何度来ても楽しいですね。
プールの中から

   天井がくり抜かれて空が絵画のようなタレルの部屋にも行ってきました。
   融けた雪の雫が天井から落ちてきて、床が中央だけ四角く残して濡れてツートンカラーになっていたのが珍しかったです。というか、金沢の天気の悪さを考えると、実はこんなふうに雨で色合いが変わっているときの方が多いのかな?光を反射した床が綺麗で、空を見ずに床ばかり見ていました。
タレルの部屋の床

   昼食は家の近くのファミレスで食べて、2人旅は3時間程度で終了。

   自分と二人だけだと、長男もおとなしくて、外出中は1回も怒らなかったです。
   あれ?一人だとこんなにいい子だっけ。っていうか、俺、今日聖人じゃね?ってちょっと感動しました。
   まあ、その数時間後に兄弟3人が揃ったら、即行で雷を何発も落としたんですけどね。




お出かけ その36 金沢21世紀美術館

  • 雪の積もったときに来たのは初めてかも?ガラス張りの白い美術館には雪がよく似合っていました
  • レアンドロのプールは何度来ても楽しいです。大人も子供も笑顔
  • 雨上がりのタレルの部屋は、床が濡れて光をキラキラ反射して綺麗

地図


メモ
・長男:6歳