金沢らしいところに赤や黄色を見に行ってきた ~兼六園&金沢城址公園[石川]

   観光地に住まわれている方は、地元の観光スポットにどれくらいの回数、行かれるものでしょうか?

   僕は北陸の金沢に住んでいます。金沢には兼六園という(たぶん)有名な観光名所があり、親に連れて行かれたり、夜桜見たり、デートしたりと、金沢で生まれ育った38年の間に、20回近くは訪れています。
   それが多いのか少ないのかはわかりませんが、1,2年に1回のペースで訪れると、毎回新しい発見があり、兼六園は金沢で好きな場所の一つです。

   一番最後に訪れたのは三男が生まれてすぐのころで、それっきりしばらく行っていませんでした。今回、紅葉を見に行こうということで、11月3日の文化の日に、2,3年ぶりに兼六園に行ってきました。

   ということで、お出かけシリーズの第33回目は、初めて、金沢らしい観光名所を紹介する回になります。
   しいのき迎賓館→ 金沢城(址)公園→ 兼六園→ 元に戻る の順で回りました。




しいのき迎賓館

  昼食を食べてから家を出て、12時ごろに、しいのき迎賓館に到着。地下駐車場に車を置いて散策を開始しました。※駐車券を総合受付の機械に通すと最初の30分が無料になります。

   紅葉を見るのが目的でしたので、迎賓館は割愛。
   ただ、迎賓館側から中央公園を見たときに並んでいた街路樹がこの日一番の紅葉スポットでした。
この日一番の紅葉

金沢城(址)公園

   本当は「金沢城公園」というのですが(今思い出しました)、自分のなかではずっと「城址公園」と呼んでいたので、「城址公園」で定着してしまいました。
「址」を入れるかどうかでひと悶着があった末、結局「城公園」になったのですが、もともとは「城址公園」だったんですよ、たしか。「城址」の方が実態にあってるし、雰囲気もあっていいと思うんですけどねぇ。

   公園へはいもり坂(今は玉泉院丸口というのかな)から上がります。結構、急ですが、子供たちも頑張って上りました。

玉泉院丸庭園

   3年前にはなかった玉泉院丸庭園が左手に広がっていました。早速、寄り道。
   庭園の立体的な造りが美しいです。ぽけーっとなってずっと見ていたい。しかし、子供たちはどんぐり拾いに夢中で興味なし。
玉泉院丸庭園

五十間長屋

   再び上り坂を進み、二の丸広場へ。
   広場の向こうには五十間長屋が見えます。白いです。前に来たときはこんなに白かったかな。
   有料ですが、中に入ることにします。
白い金沢城
   敵兵に石を落とすところがあったり、
石落とし

   復元された当時のままの急な階段を上って3階に行くと、格子と格子の間の狭い隙間から遠くの山が見えたり、
3階から

   釘を使わずに木だけで組まれた柱の模型があったり、
柱の模型

   なかなか楽しめました。
   長男が柱や屋根の模型に食いついて見ていたのが印象的でした。

三の丸広場

   大きな芝生の広場はピクニックにも最適です。春先だとレジャーシートを敷いてお弁当を食べている家族も多いです。
三の丸広場

石川門

   この石川門の前に並んで写真を撮ると金沢に来た感じが出るかも。人が多いですが、写真を撮っている人もちらほらいました。
石川門

兼六園

   石川門から来ると、桂坂口から入園することになりますが、四方から人が押し寄せてくるので、ものすごく混みます。毎回、ああやっちゃったぁと思うのですが、凝りずにまた来てしまいました。この日も、人がわんさかいて、小さい子供が3人もいると大変でした。
桂坂口

   とりあえず、近くの売店に寄って休憩も兼ねて子供たちにソフトクリームを食べさせることにします。
   ちなみに、この日(文化の日)は県内外問わず、兼六園の入場料が無料でした。ラッキー。

ソフトクリーム

   僕らは普通のバニラを頼みましたが、1000円の金箔ソフトや、その更に上を行く2000円のプラチナが売ってました。そして意外と売れている!たぶん買ってるのは観光客だと思うのですが、みんな写真を撮ってました。たしかに、写真映えしそう。あ、インスタ映えしそう。(言ってみたかっただけ)
プラチナソフトクリームののぼり

入園!!しかし、

   ソフトクリームも食べて一服して、さあこれから後半戦!!
   となるはずが、人の多さに興奮したのか子供たちが、弾けて暴れ出し、人混みの中で戦いごっこをしだす始末。どんなに叱っても言うことをききません。他の人の迷惑になるので、結局、兼六園は駆け足で半分くらい見て終わりました。がっかり。
   男の子3人だと爆弾抱えているようなもんで、毎回こんな感じです。いつになったら落ち着くのやら。
   以下、ダイジェスト。

ことじ灯籠

   冬になるとよくテレビに映る場所です。灯籠は石橋の奥にあります。この日も人がいっぱいでした。うちら家族は、子供がふざけて池に落ちるといけないので、渡るのはやめておきました。
灯籠と石橋

眺望台

   卯辰山方向の景色。本日の目的の紅葉もちらほらと見えますね。
卯辰山

霞ヶ池周辺

   上に書いた通り、子供が遊びまわって言うことを聞かないので、池を回って帰ることにしました。ほんとはもっと奥まで行きたかったんだけどなぁ。
雪吊り

霞ヶ池

   紅葉全開というわけではありませんが、園内はそれなりに赤や黄色に染まってました。

噴水

   ブラタモリでも紹介されていた、電気を使わない噴水です。
噴水

   最後は真弓坂口から21世紀美術館側に抜けて終了です。
   天気もよく、あたたかくて、いい散歩になりました。子供たちもよく歩いたと思います。おつかれさま。

まとめ

  • 体力のない長男が最後までベビーカーに乗らず歩ききったので、小学1年生になって少しは成長したかなとちょっと安心しました
  • 文化の日は兼六園が無料のようです(毎年かは不明)
  • 紅葉を見るにはちょっと早かったかな。あと1週間待った方が綺麗だったかも
  • 3歳から6歳の男の子には兼六園はまだ早い。落ち着いて見れませんでした




メモ

長男:6歳、次男:5歳、三男:3歳

地図