今日10/7(土)に金沢AZホールで行われたnano.RIPEのワンマンライブ「なのぼり祭り」に行ってきました!
nano.RIPEはすごい好きで、アルバムが出るたびに買っているのですが(そして、どれもいい!)、ライブに行ったのはこれが2度目です。前回は2ndアルバムのツアーのときだったと思うので、5年ぶりくらいですかね。
ライブはすっごい盛り上がって、すっごい楽しかったのですが、今年行った他3つのライブと比べて、すっごい男性率が高くて、異様なテンションで、びっくりました。しかもノリが独特で、最初ちょっと戸惑いました。
そして、5年前よりも観客が激しくなっていた気がします。前方中央では野郎どもがモッシュやってましたし。さすがにそこには混ざれませんでしたが、おかげで、弾けまくれて、すっごい楽しかったです。
また、メンバーが4人から2人になって初めて観に行ったライブでしたが、パワーダウンしているということはありませんでした。たぶん細かい雰囲気は変わっていると思うのですが、5年ぶりなのではっきりとはわかりませんでした。
セットリストは、「花咲くいろは」やアニメのタイアップ曲中心だったので、ライブのベスト版みたいな構成でした。ライブは5時に始まって7時半ごろに終わったの
で、2時間半もありましたが、あっという間でした。アンコールが2曲だと物足りないと感じたくらい。
セットリストは下の通りです。覚えきれなかったので、ひっぴさん (@hipyw) という方のTweetを参照させていただきました。
見ての通り、1曲目からいきなり「ハナノイロ」だったので大盛り上がりでした。きみコさんが最初の「なみだの……」のワンフレーズを発したと同時に、まだ暖まっていない会場がいっきに、Maxまで高まりました。会場の沸点低すぎでしょ。いや、「ハナノイロ」の温度が高すぎるのか。おおー!!って歓声が上がって、あとは一気です。いきなりクライマックスです!そしてその後もずっとそのテンションが続くという恐ろしさ。
中盤の「細胞キオク」「パトリシア」「神様」の静かだけど激しく胸を揺さぶる流れも素敵でした。「パトリシア」を歌うきみコさんの迫力が半端じゃなかった。他の曲もそうなんですが、この曲はじっくり聴く曲なので余計にそう感じました。「全身全霊」という言葉がよく似合っている。
「スノードロップ」はベースのチョッパーがかっこくよくて気持ちよかったです。チョッパーは低音が大きいライブハウスではめちゃめちゃ映えますね。
ダークなイメージの「スノードロップ」は聴きたかった曲なので聴けてよかった。ライブハウスの爆音で聴くと激しさも増して、増々ダークでした。
アンコール前の「影踏み」もよかったな。「なないろびより」もそうですが、CDで聴いていると決してライブ向けとは思えないのにライブで聴くと大盛り上がりして、ものすごく気持ちいいのが不思議です。
最後の「ハナノイロ(2回目)」は観客全員で大合唱でした。もちろん自分も。ただ、女性keyの曲を男が歌えるわけないので、きっとすっごい音を外して叫んでいたんだろうなと思うと、思い返してちょっと恥ずかしい。でもすっごく気持ちよかったです。悪いものを全部吐き出した気分。
今回も「ナンバーゼロ」を聴けなかったのが残念。好きな曲なのになぁ。あとは「月花」「リップシンク」も聴きたかったなぁ。
* * *
MCできみコさんが言っていたんですが、他のバンド仲間と話していると、北陸の観客は大人しいと。でもnano.RIPEのライブではそんなことはないと。
ーーたしかに。今年自分が行った金沢の他の2つのライブ(どちらもライブハウス)と比べても会場の一体感や盛り上がり具合が尋常ではないです。モッシュなんて他では見ないですもん。
結婚する前(10年くらい前)はクラブ(トランス系)もよく行っていたのですが、東京に比べると金沢っておとなしいんですよ。変な動きの人も少ないしちょっと物足りない。
でもnano.RIPEの金沢のライブはそんなことは全然ないです。みんな遠慮なく弾けてくれているので、自分も気にせず跳ねられて、すごく気持ちいい。
「花咲くいろは」から始まった縁だと思うのですが、バンドがなかなかライブに来てくれない金沢としてはすごいありがたいことですよね。毎年来てくれる上にこんなにアホみたいに盛り上がるんですから。
ただ、どの曲でもかまわず、演奏パートで「おぃ!おぃ!」って叫んでいるあれだけは、どうしても苦手。ああ、アイドルのライブってこんな感じなのかなとちょっと思ってしまいました。いや、盛り上がっているからいいんですけどね。グッ。
* * *
他にMCで印象に残っているのは、nano.RIPEを聴いているみんなは”暗い”って話でしょうか。(暗い=悪いってことではなくて。)誰もが闇を抱えていて、自分たちの歌はそれに気づかせる(引き出す?)、というようなニュアンスのことを話してました。
で、そうだなーと納得しました。孤独感とか痛みとか、きみコさんの歌詞が持つそんな闇に惹かれて、自分はnano.RIPEの歌を聴いているんだと思います。
だけど、ただ闇を引き出しているだけではなくて、美しいメロディだとか、激しいサウンドだとか、繊細な世界観だとか。nano.RIPEの歌は闇と光が絶妙なバランスで混ざりあってできている。それがたまらなく好きなんだと、今日ライブに行ってあらためて感じました。元気もいっぱいもらえましたし。
あ、あと、ボーカルのきみコさん、綺麗でした。トークも楽しいし、言葉の選び方一つ一つに繊細さが感じられたし。それでいて、男前!かっこいいです。
ギターのササキジュンさんもサポートリーダがんばってください!というのはウソで、ローテンションに見せて、ギター弾くときの顔、めちゃ決まってましたよ!
* * *
会場限定シングル「夜の太陽」買いました。これを聴きながらこの記事を書いてました。ピアノも入っていて、エモ感増し増しで、良い曲です。
nano.RIPEはすごい好きで、アルバムが出るたびに買っているのですが(そして、どれもいい!)、ライブに行ったのはこれが2度目です。前回は2ndアルバムのツアーのときだったと思うので、5年ぶりくらいですかね。
ライブはすっごい盛り上がって、すっごい楽しかったのですが、今年行った他3つのライブと比べて、すっごい男性率が高くて、異様なテンションで、びっくりました。しかもノリが独特で、最初ちょっと戸惑いました。
そして、5年前よりも観客が激しくなっていた気がします。前方中央では野郎どもがモッシュやってましたし。さすがにそこには混ざれませんでしたが、おかげで、弾けまくれて、すっごい楽しかったです。
また、メンバーが4人から2人になって初めて観に行ったライブでしたが、パワーダウンしているということはありませんでした。たぶん細かい雰囲気は変わっていると思うのですが、5年ぶりなのではっきりとはわかりませんでした。
セットリストは、「花咲くいろは」やアニメのタイアップ曲中心だったので、ライブのベスト版みたいな構成でした。ライブは5時に始まって7時半ごろに終わったの
で、2時間半もありましたが、あっという間でした。アンコールが2曲だと物足りないと感じたくらい。
セットリストは下の通りです。覚えきれなかったので、ひっぴさん (@hipyw) という方のTweetを参照させていただきました。
- ハナノイロ
- リアルワールド
- 夢路
- MC
- 絵空事
- 月影とブランコ
- こだまことだま
- MC
- 細胞キオク
- パトリシア
- 神様
- 夜の太陽
- なないろびより
- マリンスノー
- ライムツリー
- 15秒
- スノードロップ
- ノクチルカ
- サクゴエ
- 面影ワープ
- ツマビクヒトリ
- 虚虚実実
- 影踏み
- ヒーロー
- ハナノイロ(2回目)
見ての通り、1曲目からいきなり「ハナノイロ」だったので大盛り上がりでした。きみコさんが最初の「なみだの……」のワンフレーズを発したと同時に、まだ暖まっていない会場がいっきに、Maxまで高まりました。会場の沸点低すぎでしょ。いや、「ハナノイロ」の温度が高すぎるのか。おおー!!って歓声が上がって、あとは一気です。いきなりクライマックスです!そしてその後もずっとそのテンションが続くという恐ろしさ。
以下、簡単に個人的なハイライトを書きます。
まずは3曲目。5年前に聴けなかった「夢路」を聴けたので、始まってわずか3曲目にして目的の半分を成し遂げた気分でした。生「夢路」よかったですよー。きみコさんの声が切なくも力強くて。この曲を聴くと、十代のころに戻ったような気分になります。中盤の「細胞キオク」「パトリシア」「神様」の静かだけど激しく胸を揺さぶる流れも素敵でした。「パトリシア」を歌うきみコさんの迫力が半端じゃなかった。他の曲もそうなんですが、この曲はじっくり聴く曲なので余計にそう感じました。「全身全霊」という言葉がよく似合っている。
「スノードロップ」はベースのチョッパーがかっこくよくて気持ちよかったです。チョッパーは低音が大きいライブハウスではめちゃめちゃ映えますね。
ダークなイメージの「スノードロップ」は聴きたかった曲なので聴けてよかった。ライブハウスの爆音で聴くと激しさも増して、増々ダークでした。
アンコール前の「影踏み」もよかったな。「なないろびより」もそうですが、CDで聴いていると決してライブ向けとは思えないのにライブで聴くと大盛り上がりして、ものすごく気持ちいいのが不思議です。
最後の「ハナノイロ(2回目)」は観客全員で大合唱でした。もちろん自分も。ただ、女性keyの曲を男が歌えるわけないので、きっとすっごい音を外して叫んでいたんだろうなと思うと、思い返してちょっと恥ずかしい。でもすっごく気持ちよかったです。悪いものを全部吐き出した気分。
今回も「ナンバーゼロ」を聴けなかったのが残念。好きな曲なのになぁ。あとは「月花」「リップシンク」も聴きたかったなぁ。
* * *
MCできみコさんが言っていたんですが、他のバンド仲間と話していると、北陸の観客は大人しいと。でもnano.RIPEのライブではそんなことはないと。
ーーたしかに。今年自分が行った金沢の他の2つのライブ(どちらもライブハウス)と比べても会場の一体感や盛り上がり具合が尋常ではないです。モッシュなんて他では見ないですもん。
結婚する前(10年くらい前)はクラブ(トランス系)もよく行っていたのですが、東京に比べると金沢っておとなしいんですよ。変な動きの人も少ないしちょっと物足りない。
でもnano.RIPEの金沢のライブはそんなことは全然ないです。みんな遠慮なく弾けてくれているので、自分も気にせず跳ねられて、すごく気持ちいい。
「花咲くいろは」から始まった縁だと思うのですが、バンドがなかなかライブに来てくれない金沢としてはすごいありがたいことですよね。毎年来てくれる上にこんなにアホみたいに盛り上がるんですから。
ただ、どの曲でもかまわず、演奏パートで「おぃ!おぃ!」って叫んでいるあれだけは、どうしても苦手。ああ、アイドルのライブってこんな感じなのかなとちょっと思ってしまいました。いや、盛り上がっているからいいんですけどね。グッ。
* * *
他にMCで印象に残っているのは、nano.RIPEを聴いているみんなは”暗い”って話でしょうか。(暗い=悪いってことではなくて。)誰もが闇を抱えていて、自分たちの歌はそれに気づかせる(引き出す?)、というようなニュアンスのことを話してました。
で、そうだなーと納得しました。孤独感とか痛みとか、きみコさんの歌詞が持つそんな闇に惹かれて、自分はnano.RIPEの歌を聴いているんだと思います。
だけど、ただ闇を引き出しているだけではなくて、美しいメロディだとか、激しいサウンドだとか、繊細な世界観だとか。nano.RIPEの歌は闇と光が絶妙なバランスで混ざりあってできている。それがたまらなく好きなんだと、今日ライブに行ってあらためて感じました。元気もいっぱいもらえましたし。
あ、あと、ボーカルのきみコさん、綺麗でした。トークも楽しいし、言葉の選び方一つ一つに繊細さが感じられたし。それでいて、男前!かっこいいです。
ギターのササキジュンさんもサポートリーダがんばってください!というのはウソで、ローテンションに見せて、ギター弾くときの顔、めちゃ決まってましたよ!
* * *
会場限定シングル「夜の太陽」買いました。これを聴きながらこの記事を書いてました。ピアノも入っていて、エモ感増し増しで、良い曲です。